調査データ
2019年12月11日
2019年のシニアのスマートフォン利用者は68.5% 利用契約通信会社は「格安SIM」が18.9%と2018年に比べ2.8ポイント増加
2012年から行っているシニア調査を元に、携帯電話利用者を対象にスマートフォンとフィーチャーフォンの利用割合を集計して推移をまとめました。
【調査結果サマリー】
■ 2019年のスマートフォンの利用者は68.5%、フィーチャーフォンの利用者は31.5%
スマートフォン利用者は2018年と比べ7.0ポイント増加
■ 2019年の利用通信会社は「3キャリア」が81.0%、「格安SIM」が18.9%
2016年と比べ「3キャリア」が11.3ポイント減少、「格安SIM」が11.2ポイント増加
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■ 2019年のスマートフォンの利用者は68.5%、フィーチャーフォンの利用者は31.5%
スマートフォン利用者は2018年と比べ7.0ポイント増加
携帯電話を所有している60歳~79歳の男女を対象に、シニア向けスマートフォンを含むスマートフォンの利用割合について、2012年から行っているシニア調査を元に2019年までの推移を集計した。※1
スマートフォン利用者は2018年(n=5,246)の61.5%と2019年(n=5,835)の68.5%と比べ、7.0ポイント増加。
2012年(n=769)の12.7%と比べると55.8ポイント増加となった。※2
続いて、シニア向けフィーチャーフォンを含むフィーチャーフォンの利用者の割合を見てみると、2018年(n=5,246)の38.5%、2019年(n=5,835)の31.5%と比べ、7.0ポイント減少。
2012年(n=769)の87.3%と比べると55.8ポイント減少となった。※2
■ 2019年の利用通信会社は「3キャリア」が81.0%、「格安SIM」が18.9%
2016年と比べ「3キャリア」が11.3ポイント減少、「格安SIM」が11.2ポイント増加
携帯電話を所有している60歳~79歳の男女(2台持ちを含む)を対象に、利用している契約通信会社の推移を集計した。
「docomo」は2019年(n=5,900)が37.3%、2016年(n=4,130)が42.7%と5.4ポイント減少、「au」は2019年が26.8%、2016年が29.3%と2.5ポイント減少、「SoftBank」は2019年が16.9%、2016年が20.3%と3.4ポイント減少、「格安SIM」は2019年が18.9%、2016年が7.7%と11.2ポイント増加となった。
※本調査レポートは過去の調査から携帯電話を所有している対象者を抜き出し、スマートフォンとフィーチャーフォンの割合を以下の通り再集計したものになります。
※1.過去調査の一部は50~59歳を含んでいるため、本推移は比較のために60歳未満を切り捨てて集計
※2.2018年、2019年調査は複数回答で利用しているモバイルデバイスについて聞いているため、スマートフォン利用・フィーチャーフォン利用の推移は、比較のためにスマートフォンとフィーチャーフォンの2台持ちをしている対象者は除外して集計
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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■調査概要
「シニアのモバイル利用推移調査(2012年~2019年)」
・ 調査方法:インターネット調査
・ 調査対象:携帯電話を所有している、60歳~79歳の男女
・ 集計対象調査:
2012年「シニア層のスマートフォンの利用及び、購入意向に関する意識調査」
2013年「シニア層のスマートフォンの利用及び、購入意向に関する意識調査」
2014年「2014年シニア層のスマートフォンに関する調査」
2015年「2015年シニア世代の携帯電話端末に関する調査」
2016年「シニアのスマートフォン、タブレットの所有に関する調査」
2017年「2017年シニアのスマートフォン利用に関する調査」
2018年「2018年10月 シニアのスマートフォン、 生活に対する意識調査」
2019年「2019年10月シニアのスマートフォン、PC利用に関する調査」
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菊池 彩乃(キクチ アヤノ)