スマートフォン、タブレットを中心とした消費者動向や市場調査を無料で公開

リサーチのご相談

調査データ

2025年3月28日

給与デジタル払いの認知は61.9%、現在利用は2.8%
経済圏と連携している場合の利用意向は21.1%
利用意向者のメイン経済圏は「楽天経済圏」が31.4%、「PayPay経済圏」が24.1%

MMDLabo株式会社(東京都中央区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女20,000人を対象に2025年2月27日~3月3日の期間で「給与デジタル払いとポイント経済圏に関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
※本リリースでは、アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。

【調査結果サマリー】

■ 給与デジタル払いの認知度は61.9%、現在利用は2.8%
■ 給与デジタル払い利用意向者が思う給与デジタル払いで魅力の上位は「銀行ATMに通う頻度が減る」「連携する決済アプリのポイント還元がある」「金銭管理がしやすくなる」
■ 経済圏と連携している場合の給与デジタル払いの利用意向は21.1%
  給与デジタル払い利用意向者がメイン利用している経済圏は「楽天経済圏」が31.4%でトップ、次いで「PayPay経済圏」が24.1%
■ 給与デジタル払いで給料を受け取ったら利用したいことの上位は「利用後にポイントを貯めたい」「日常的な買い物に使いたい」「公共料金や税金の支払いに使いたい」
  経済圏別のトップの項目は楽天経済圏、ドコモ経済圏、Vポイント経済圏、au経済圏は「利用後にポイントを貯めたい」、PayPay経済圏、イオン経済圏は「日常的な買い物に使いたい」

調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。

データをダウンロードする

給与デジタル払いの認知度は61.9%、現在利用は2.8%

18歳~69歳の男女20,000人を対象に、給与デジタル払いの利用状況について聞いたところ、「現在利用している」が2.8%、「過去に利用したことはあるが、現在は利用していない」が2.0%と利用経験は4.8%となった。

ファネル構造で「認知」~「現在利用」を見ると、「認知」は61.9%、「内容理解」は30.3%、「利用経験」は4.8%、「現在利用」は2.8%となった。

 

給与デジタル払い利用意向者が思う給与デジタル払いで魅力の上位は「銀行ATMに通う頻度が減る」「連携する決済アプリのポイント還元がある」「金銭管理がしやすくなる」

給与デジタル払いを現在利用していないと回答した19,450人を対象に、給与デジタル払いの利用意向について聞いたところ、「給与デジタル払いをメインにするぐらい利用したい」が1.5%、「少額だけなら利用したい」が6.5%、「自由に決済アプリを指定できるなら利用したい」が8.4%、「興味はあるけど、あまり利用したいと思わない」が22.3%と合わせて38.7%が興味を示した。

続いて、給与デジタル払いに利用意向を示した3,184人を対象に、給与デジタル払いで魅力的と思うものを聞いたところ(複数回答可)、「銀行ATMに通う頻度が減る」が33.1%と最も多く、次いで「連携する決済アプリのポイント還元がある」が26.9%、「金銭管理がしやすくなる」が21.4%となった。

 

経済圏と連携している場合の給与デジタル払いの利用意向は21.1%
給与デジタル払い利用意向者がメイン利用している経済圏は「楽天経済圏」が31.4%でトップ、次いで「PayPay経済圏」が24.1%

18歳~69歳の男女20,000人を対象に、給与デジタル払いが経済圏と連携している場合の給与デジタル払いの利用意向を聞いたところ、「とても利用したい」が4.8%、「やや利用したい」が16.3%と合わせて21.1%が利用意向を示した。

次に、給与デジタル払いを利用したいと回答した4,215人を対象に、メイン利用している経済圏を聞いたところ、「楽天経済圏」が31.4%と最も多く、次いで「PayPay経済圏」が24.1%、「ドコモ経済圏」が14.0%となった。

 

給与デジタル払いで給料を受け取ったら利用したいことの上位は「利用後にポイントを貯めたい」「日常的な買い物に使いたい」「公共料金や税金の支払いに使いたい」
経済圏別のトップの項目は楽天経済圏、ドコモ経済圏、Vポイント経済圏、au経済圏は「利用後にポイントを貯めたい」、PayPay経済圏、イオン経済圏は「日常的な買い物に使いたい」

給与デジタル払いに興味があると回答した7,521人を対象に、給与デジタル払いで給料を受け取った後にしたいことを聞いたところ(複数回答可)、「利用後にポイントを貯めたい」が42.8%と最も多く、次いで「日常的な買い物に使いたい」が41.8%、「公共料金や税金の支払いに使いたい」が23.7%となった。

これを最も意識しているポイント経済圏別で見ると、トップの項目は楽天経済圏(n=2,243)、ドコモ経済圏(n=1,021)、Vポイント経済圏(n=551)、au経済圏(n=509)は「利用後にポイントを貯めたい」、PayPay経済圏(n=1,563)、イオン経済圏(n=416)は「日常的な買い物に使いたい」となった。

 

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。

■ データのダウンロードで以下の情報も見られます

  • 本ページ内のグラフ
  • 回答者の属性情報(性別・年代)

調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。

データをダウンロードする

■ 調査のローデータを販売しております

販売商品:給与デジタル払いとポイント経済圏に関する調査
納品物 :GT表、調査票、ローデータ
販売金額:300,000円+消費税30,000円
入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)

■ 調査概要

「給与デジタル払いとポイント経済圏に関する調査」
調査期間:2025年2月27日~3月3日
有効回答:20,000人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳~69歳の男女
設問数  :12問

■ 調査全設問項目

Q1 あなたのメインの職業としてあてはまるものをひとつ教えてください。また、副業を行っている方はその雇用形態としてあてはまるものをすべて教えてください。
Q2 あなたが普段利用している支払い方法と最も利用している支払い方法をそれぞれ教えてください。
Q3 あなたは、以下の経済圏を意識してサービスを利用、選択することがありますか?
Q4 あなたが意識していると回答した経済圏のうち、最も意識している経済圏をひとつ教えてください。
Q5 給与デジタル払いについてあなたにあてはまるものをひとつ教えてください。
Q6 給与デジタル払いを「○○○」と回答した方に伺います。あなたは給与デジタル払いについてどう思いますか?最もあてはまるものをひとつ教えてください。
Q7 給与デジタル払いを「○○○」と回答した方に伺います。あなたが給与デジタル払いを利用したい理由をすべて教えてください。
Q8 給与デジタル払いを「○○○」と回答した方に伺います。あなたが給与デジタル払いで魅力的と思うものをすべて教えてください。
Q9 給与デジタル払いを「○○○」と回答した方に伺います。あなたが給与デジタル払いを利用したくない理由をすべて教えてください。
Q10 あなたは給与デジタル払いについて関心はどれぐらいありますか?
Q11 給与デジタル払いが経済圏と連携している場合、今後も給与デジタル払いを利用したいと思いますか?給与デジタル払いが経済圏と連携している場合、どの程度給与デジタル払いを利用したいと思いますか?
Q12 給与デジタル払いで給料を受け取ったら、あなたはどのように利用したいですか?あてはまるものをすべて教えてください。

※「○○○」はメイン利用しているポイント経済圏を表示。

上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

≪本調査レポートのご利用について≫
MMD研究所にて無償公開しているWEBサイト内の文書、及びその内容についての無断転載等は原則としてご遠慮頂いております。
データの利用または引用の可否はその内容によりますので、まずは掲載範囲、用途・目的、メディアなどを記載してメールにご連絡ください。
追って担当者よりご連絡いたします。著作物の二次利用に関しては、以下の条件にすべてあてはまる場合、個別の許諾なしにこれをみとめます。

  • 営利を目的としないこと
  • それによって経済的な利益を得ることがないこと

※販促に利用されたい企業様はお問い合わせください。 

MMDLabo株式会社

通信・端末・決済などモバイルやIT分野のマーケティングレポートでは国内最大規模の調査機関です。
2006年9月より運営しているMMD研究所では、700件以上の調査データを通じてモバイルユーザーの消費行動や実態を発信しています。モバイルインターネットで生まれる新しい体験を調査・分析し、価値ある情報を発信することでモバイルインターネット業界の発展に貢献します。

会員登録をすると、
調査結果の詳しいファイルを
ダウンロードできます。