コラム
2022年11月16日
MMDLaboで実施しているインタビュー調査の特徴~社内モデレーター対談~
目次
■ はじめに
■ MMDLabo社内モデレーターのご紹介
■ 社内モデレーターから見る、MMDLaboのインタビュー調査の特徴とは?
■ インタビュー調査で心がけていることは?
■ MMDLaboならではのインタビュー調査の強みとは?
■ おわりに
はじめに
以前のコラムでは、定性調査の種類や適している場面、活用法などについてお話しました。
今回は実際にMMDLaboでインタビュー調査を担当している社内モデレーター3名に、対談形式でMMDLaboで行っているインタビュー調査の特徴、インタビュー調査を行う際に心がけていること、MMDLaboならではの強みなどについて話を聞いてみました。
また、本コラムでは、MMDLaboの会社概要、以前の定性調査に関するコラムで配布していた資料をひとつにまとめたものをご用意しております。定性調査をご検討中の方や、MMDLaboのサービス内容をより詳しく見てみたいという方はぜひダウンロードしてご覧ください。
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MMDLabo社内モデレーターのご紹介
MMDLaboで行っているインタビュー調査の特徴をお話していく前に、まずはMMDLaboの社内モデレーターをご紹介します。
1. 30代、M
担当したことのある業界:端末メーカー、通信事業者、動画配信事業者、アプリ開発事業者など
インタビューの際心がけていること:調査を実施する際は、対象となるサービス・商品を使ってみて、自分自身がユーザーになることから始めます。
ユーザーとして使ってみて出てくる仮説を大切にしながら、調査の進行の仕方、内容を決めていきます。
また、明るくテンポよく話して、楽しい雰囲気の中でホンネを聞き出せるよう心がけています!
2. 20代、T
担当したことのある業界:通信事業者、音楽コンテンツ事業者、食材宅配サービス事業者、モバイルゲーム・サービス事業者など
インタビューの際心がけていること:クライアント様の現在の課題、課題に対して調査で明らかにしなければならないことなど、準備段階からしっかりとコミュニケーションを取り進行します。
調査目的を明確にしたうえで、インタビューでお話を詳しく聞いていくべき対象者を丁寧に選定します。
インタビューでは、調査目的に沿いながらもご参加くださった対象者の方に寄り添いながら会話をするように意識しています!
3. 20代、K
担当したことのある業界:通信事業者、決済事業者、音楽コンテンツ・端末事業者、娯楽サービスなど
インタビューの際心がけていること:クライアント様の課題や目的をしっかり理解し、認識にずれがないように調査の準備を行います。インタビューでは、クライアント様の課題や目的を念頭に置きつつ、対象者の方と同じ一生活者としての視点を忘れないように会話しています!インタビューに参加してくださる対象者の方が色々と話したくなるような雰囲気を心がけています。
社内モデレーターから見る、MMDLaboのインタビュー調査の特徴とは?
本日は色々とMMDLaboのインタビュー調査についてお伺いしたいと思います。まず、皆さんが思うMMDLaboのインタビュー調査の特徴はどんなものがありますか?
モデレーターM:やはり一番分かりやすいのは、モデレーターの年齢が若いということではないでしょうか。今メインでインタビュー調査を担当している社内モデレーターは20代~30代のリサーチャーなので、弊社でよくご依頼をいただくスマートフォン、決済関連などの最新技術にも一生活者としてリアルタイムで触れていることが多いです。クライアント様の事業理解ももちろんですが、対象者の方と同じ目線、熱量でインタビューができることはひとつの特徴かなと思います。
モデレーターK:確かに、モデレーターの年齢が若いというのは特徴だと思います。ただ、若い=経験がない、ということにならないよう、社内では定期的に勉強会の実施や外部研修への参加を行っています。モデレーターとして話の深掘り、話しやすい雰囲気づくりなどのスキル向上、インタビュー後に行う分析の強化を目的として日々取り組んでいます。
モデレーターT:また、私たち社内モデレーターは普段定量調査の調査設計、実査、レポート作成も行っています。モデレーターを専業とされている方に比べると年間の実施件数は少なくなってしまいますが、定量調査・定性調査どちらにも対応することができます。普段から実査のみに携わるのではなく調査企画の段階からレポーティングまで行っているため、インタビュー内容の分析、レポーティングまで見据えたインタビューが可能です。企画書の作成から対象者選定のための調査票作成、インタビューの進行表作成、対象者の方の選定などを同じ担当者が一貫して行えることも大きな特徴かと思います。
モデレーターM:そうですね。MMDLaboでは定量調査と定性調査を組み合わせたご提案を行うことも多いのですが、同じ担当者がどちらの調査も続けて担当できるので、クライアント様の情報に精通した状態で進められるというのは大きなメリットかなと思います。
インタビュー調査で心がけていることは?
皆さんがインタビュー調査を行う際に心がけていることを教えてください。
モデレーターT:まずは対象者となる方がリラックスして話せるように、笑顔や相槌には気を遣っています。対象者の方が進んで話したくなるような雰囲気づくりは重要かなと思いますね。
モデレーターM:色々とテクニックはありますが、例えばオウム返し※や、対象者の方のお話の流れを遮らないよう「ありがとうございます。」などの区切り言葉は使わないようする、モデレーターの発言量は全体の2割以下に留めて対象者の方からお話を引き出すなど、短い時間の中でも打ち解けてたくさんお話いただけるようにしています。
※オウム返し…相手の発言をそのまま繰り返すことで親近感を与える効果があるテクニック
モデレーターK:先ほどもお話した勉強会などで、テクニックや事例を学んで話しやすい雰囲気づくりに役立てています。
モデレーターT:少し違う観点ですが、クライアント様が定性調査で解決したい課題や検証したいことを明らかにできる調査設計にするために、事前に調査後のレポートアウトプットのイメージをお伝えするほか、リクルート調査票、インタビューの進行表をご説明する際も都度解説を加えて、調査目的がずれていくことがないようクライアント様との頻繁なコミュニケーションを心がけています。特徴でもお伝えした「同じ担当者が一貫して取り組んでいること」の強みかなと思います。
MMDLaboならではのインタビュー調査の強みとは?
皆さん日々インタビュー調査のために色々と工夫、スキル向上に取り組まれているのですね。
では次に、MMDLaboならではのインタビュー調査の強みを教えてください。
モデレーターK:やはりスマートフォンやデジタルに関しての知識量、情報量があるので、弊社の知見も含め調査企画を立てていくことができることが強みかなと思います。MMD研究所でも調査結果を発表していますが、社内の雰囲気としても常に最新の情報をキャッチアップする動きが活発です。
モデレーターT:そうですね。やはり専門性といったところは強みかと思います。また、先ほどからも出ている「同じ担当者が一貫して担当する」というところも強みです。工程ごとで担当者が分かれないので、クライアント様とのコミュニケーションも円滑に進みやすいと思います。特にインタビュー調査では、企画からインタビュー実査、実査の振り返り、レポーティングまで全て同じ担当者が行いますので、実査後のアフターフォローも含めてご安心いただけると思います。
モデレーターK:アフターフォローで行くと、MMDLaboでは定性調査の活用法として、コンテンツ企画・制作もご提案しています。
モデレーターM:MMD研究所の発信力を使った共同調査や勉強会などのご提案も含め、幅広く施策もご提案できるのは強みですよね。
今回はMMDLaboでインタビュー調査を担当している社内モデレーター3名に、MMDLaboの強みやインタビュー調査で心がけていることを聞いてみました。
今後も本コラムではMMDLaboのリサーチについてご紹介していきますので、お楽しみに!
おわりに
MMDLaboでは、調査が初めてというお客様から定期的に調査を行われているお客様まで、様々なお客様より調査のご依頼をいただいております。
調査を行うに至った背景やお悩みをヒアリングし、お客様の課題やご予算に沿った調査手法、内容をご提案させていただきます。
お見積もり、ご相談は無料で承っております。
調査のご相談、ご依頼がございましたらお気軽に下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。
※今回はMMDLaboの会社概要と以前連載していた定性調査コラムの全4回分の資料を1つにまとめた資料をPDFでご用意しています。
調査概要や調査項目が分かる資料を
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下記よりダウンロードください。
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MMD研究所(編集部員)