コラム
2022年6月15日
定性調査の進め方③~定性調査の活用法~
目次
■ 前回のまとめ
■ 定性調査の結果をマーケティング施策に活かす
■ 定性調査の結果の活用法(応用編)
■ おわりに
前回のまとめ
前回のコラムでは、定性調査が適している場面についてお話しました。
今回は定性調査の結果の活用方法についてお話していきます。
定性調査・定量調査どちらも同様ですが、調査データの活用は調査の目的とネクストステップを明確にしておき、活用方法を考えていく必要があります。
MMDLaboでは調査をしてその結果をお伝えして終わりではなく、調査データを活用し様々な方法でお客様のマーケティング施策をサポートすることが可能です。
今回は定性調査の結果を具体的にどのように施策に生かしていくか、MMDLaboでご提供できる定性調査の結果の活用方法はどのようなものがあるかについてお話していきます。
また、定性調査の結果の活用方法解説資料もご用意しております。
定性調査をご検討中の方や、定性調査の結果を活かして様々な方向性でマーケティング施策に活用していきたい、とお考えの方はぜひダウンロードしてご覧ください。
※今回は定性調査の結果の活用方法解説資料をPDFでご用意しています。
調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。
定性調査の結果をマーケティング施策に活かす
定性調査が行われる背景は企業によって様々だと思いますが、前回のコラムでお話したとおり、主に定性調査が適している場面は下記2つのパターンになります。
何を知りたいか/ネクストステップとしてどんなことをしたいかによって、定性調査の結果をどのように活かすかも異なってきます。
例えば、新商品の開発をしたいがユーザー理解が足りないために定性調査を行った場合は、今回の調査で明らかになったユーザー像からペルソナ※作成に活用するケースもあるでしょうし、定性調査で得られた仮説を今度は定量調査で量的に検証する…ということも考えられます。
※ペルソナ…商品やサービス利用者の人物像のこと。ターゲットは「実在する“集団”」だが、ペルソナは「実在しなくても良い“個人”」を指す。ペルソナは個人のため、趣味や嗜好・行動パターンなど、1人に対して心理部分まで細かく設定する。
既存サービスの改善策を探るために定性調査を行った場合は、インタビューで明らかになったユーザーの不満点を踏まえ、改善に向けて社内で動く必要があります。
また、こちらも先程と同様、もう少し調査対象者数を増やして定量的に判断するためにWEBアンケートを行うケースもあるのではと思います。
定性調査でも定量調査でも同じですが、「調査結果をどのように生かすか」は最初の企画段階をしっかりまとめておくことで、活用したいネクストステップを踏まえた調査設計が可能になります。また、「調査をしたのは良いけど、どうやって活用しよう…」というように調査を無駄にすることを防ぐことができます。
調査企画については、「初めてのリサーチ②~現状の課題・知りたいことを整理するには~」でお話しております。
ここは調査を行う上で非常に重要な点になるので、ぜひご覧ください。
定性調査の結果の活用法(応用編)
ここまで定性調査の結果の活用方法についてお話してきましたが、MMDLaboではインタビューを活用した下記のような取り組みをご提案することも可能です。
詳しい内容は本コラムのダウンロード資料から確認できますので、ぜひダウンロードしてご覧ください。
ユーザーボイスコンテンツ
WEBサイトや配布冊子で掲載されるお客様の声をまとめたコンテンツの作成をお手伝いします。
ユーザーの声を通してサービスの利益・便益を伝えるだけではなく、ユーザーの生の意見をコンテンツ化することで、それを見た消費者に共感が生まれ「自分ゴト」として商品やサービスの利用シーンを想像してもらえます。
また、ユーザーの声で説得力を高め、認知獲得から購入までの後押しを含めたマーケティング施策に活用できます。
<具体的な活用場所>
- テレビCM、デジタル広告を見て関心を持った人のWEBサイト訪問時の受け皿として活用
- 冊子化し、店舗にて配布
ホワイトペーパー、冊子作成
取得したユーザーの声を冊子化して活用いただくことも可能です。
調査結果を冊子化する需要は様々ですが、活用方法によってマーケティング施策に活かしていくことができます。
ホワイトペーパーを作成する需要(ニーズ)について、4つほど例を挙げてみました。
このような資料を1つ作成しておくと様々なシーンで使うことが可能になります。
今回は定性調査の活用方法についてお話してきました。
次回のコラムでは定性調査の分析方法とまとめ方についてお話していきます。お楽しみに!
定性調査の進め方
- 第1回:定性調査とは
- 第2回:定性調査が適している場面とは
- 第3回:定性調査の活用法
- 第4回:定性調査の分析方法
今後もMMDLaboでは、調査に関するコラムをリリースしていきますのでぜひご覧ください。
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★コラムに関してだけではなく、MMD研究所の調査リリースやセミナー開催のご案内もしております。
おわりに
MMDLaboでは、調査が初めてというお客様から定期的に調査を行われているお客様まで、様々なお客様より調査のご依頼をいただいております。
調査を行うに至った背景やお悩みをヒアリングし、お客様の課題やご予算に沿った調査手法、内容をご提案しております。
お見積もり、ご相談は無料で承っております。
調査のご相談、ご依頼がございましたらお気軽に下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。
※今回は定性調査の結果の活用方法解説資料をPDFでご用意しています。
調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。
上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
≪本調査レポートのご利用について≫
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MMD研究所(編集部員)