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リサーチのご相談

コラム

2022年2月15日

初めてのリサーチ②~現状の課題・知りたいことを整理するには~

目次

■ 前回のまとめ
■ 調査を始める前の準備
■ オリエンテーションシートの活用
■ おわりに

 

前回のまとめ

前回のコラムでは、調査の種類や大まかな進め方をお話しました。
調査を実施する前には、適切な調査手法の選択や知りたいことの整理が非常に重要になってきます。

今回のコラムでは、調査を実施するとなった場合に前もって準備しておくべき内容をまとめていきます。
何に困っているのか、何を解決したいのかをあらかじめ整理することにより、調査で知りたいことを並べるだけではなく、マーケティング課題から仮説を構築し、仮説を検証できる調査に落とし込んでいくステップを踏むことができます。仮説がなく突き進む調査よりも、有益な結果の取得・分析をすることができます。

今回はMMDLaboがクライアント様にお送りしているオリエンテーションシート(サンプル付き)もご用意しております。
調査をお考えの方、現状の課題の整理をしたい方はダウンロードいただき、ぜひご覧ください。

※今回はオリエンテーションシート(サンプル付き)の資料をPDFでご用意しています。

調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。

データをダウンロードする

調査を始める前の準備

前回のコラムでもお話しましたが、MMDLaboでは「調査の準備」をとても大切にしています。
ここでは主に「調査の準備」で具体的に何をしているのかについて、簡単にお話します。

上記を整理していく中で重要なのが「調査を実施すること」そのものが目的にならないようにすることです。
調査はあくまでも課題を解決するための一つの手段・材料であり、「調査の実施」=「課題の解決」というわけではありません。
なぜ調査をしようと思ったのか、調査をしてどのように活用していきたいのか、まずは整理をしてみましょう。

 

オリエンテーションシートの活用

MMDLaboに調査をご相談いただいた際、まずは、オリエンテーションシートをご記載いただいております。

オリエンテーションシートでは、「調査を行う背景」「最終的に達成したいこと」「調査結果の活用方法」など大きく3つの項目、細かく分けると10項目をご記載いただいております。

調査を行う背景、現在のマーケティングフェーズにおける課題、調査の活用方法を整理し、オリエンテーションシートに記載をすることで改めて情報を整理できるだけでなく、他部署などの関係者へ「なぜ調査をするのか」「どのような内容で調査を行うのか」を共有する際にも便利です。

オリエンテーションシートは調査を企画する上で重要なものです。オリエンテーションシートご記載後、お打ち合わせの時間を設け、オリエンテーションシートをもとに、お客様の課題の深堀りを弊社リサーチャーから行います。

時にはリサーチャー目線で、時には一般消費者目線でご質問をすることで、お客様の新たな気づきや仮説につながるようなミーティングとなるよう、心がけております。
私たちがよい調査を企画できるときは、お客様のマーケティング課題を正しく理解できている場合です。

そのため、MMDLaboではオリエンテーションミーティングの時間を大切にしております。
お客様の課題とMMDLaboの認識の齟齬をなくすために、下記ポイントについては、特にしっかりと認識のすり合わせを行います。

両者が「認識にずれがない」「調査を行う目的や最終的に求めているものが分かった」という段階になるようオリエンテーションミーティングでは、ディスカッションを行ってまいります。

次回はオリエンテーション後にMMDLaboで作成する調査の根幹、調査企画書についてお話していきます。お楽しみに!

 

おわりに

MMDLaboでは、調査が初めてというお客様から定期的に調査を行われているお客様まで様々なお客様より調査のご依頼をいただいております。
調査を行うに至った背景やお悩みをヒアリングし、お客様の課題やご予算に沿った調査手法、内容をご提案させていただきます。
お見積もり、ご相談は無料で承っております。
調査のご相談、ご依頼がございましたらお気軽に下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。

※今回はオリエンテーションシート(サンプル付き)の資料をPDFでご用意しています。

調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。

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上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

≪本調査レポートのご利用について≫
MMD研究所にて無償公開しているWEBサイト内の文書、及びその内容についての無断転載等は原則としてご遠慮頂いております。
データの利用または引用の可否はその内容によりますので、まずは掲載範囲、用途・目的、メディアなどを記載してメールにご連絡ください。
追って担当者よりご連絡いたします。著作物の二次利用に関しては、以下の条件にすべてあてはまる場合、個別の許諾なしにこれをみとめます。

  • 営利を目的としないこと
  • それによって経済的な利益を得ることがないこと

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