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調査データ

2023年7月13日

マイナンバーカード現在の所有率は73.8%、使用用途は「マイナポイント申請」「本人確認書類」「各種証明書コンビニ取得」
「マイナ保険証」一体化、賛成は24.6%

MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、予備調査では18歳~69歳の男女5,000人、本調査ではマイナンバーカード所有者364人を対象に2023年6月22日~6月26日の期間で「2023年マイナンバーカードに関する実態調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。

【調査結果サマリー】

■ マイナンバーカードの現在の所有率は73.8%、返納は1.1%
  使用用途の上位は「マイナポイント申請」「本人確認書類」「各種証明書をコンビニで取得」
■ スマホ用電子証明書搭載サービスの認知度は46.2%、利用意向は41.8%
  認知度も利用意向も男性20代が最多
■ 「マイナ保険証」一体化、賛成は24.9%
■ マイナンバーに関するトラブル経験は6.6%

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マイナンバーカードの現在の所有率は73.8%、返納は1.1%
使用用途の上位は「マイナポイント申請」「本人確認書類」「各種証明書をコンビニで取得」

18歳~69歳の男女5,000人を対象に、マイナンバーカードの所有について聞いたところ、「マイナンバーカードを持っている」が73.8%となり、「マイナンバーカードを持っていないが、現在申請中である」が3.3%、「マイナンバーカードを持っていたが返納した」が1.1%、「マイナンバーカードを持っておらず、申請も行っていない」が13.4%となった。
この結果からマイナンバーカードを申請したことがある割合(「現在所有」「現在申請中」「返納」の合計割合)は78.2%であることがわかった。

予備調査から抽出した、マイナンバーカードを所有する364人を対象に、マイナンバーカードの使用用途を聞いたところ(複数回答可)、「マイナポイント申請」が53.0%と最も多く、次いで「本人確認書類(身分証明書)として使用」が26.1%、「住民票、印鑑証明書などの各種証明書をコンビニで取得」が25.3%となった。

 

スマホ用電子証明書搭載サービスの認知度は46.2%、利用意向は41.8%
認知度も利用意向も男性20代が最多

18歳~69歳の男女5,000人を対象に、スマホ用電子証明書搭載サービスについて聞いたところ、認知(「知っており、内容を理解している」と「言葉を聞いたことがあるが、内容は知らない」の合算割合)は46.2%となり、内容理解は17.8%となった。これを性年代別で見ると、認知度が高かったのは男性20代(n=415)で56.6%、次いで男性40代(n=562)が51.1%、男性10代(n=75)が50.7%となった。

次に、スマホ用電子証明書搭載サービスについて説明したうえで、利用意向を聞いたところ、「利用したい」が14.1%、「やや利用したい」が27.7%とあわせて41.8%が利用意向を示した。これを性年代別で見ると、利用意向が高かったのは男性20代(n=415)で58.1%、次いで男性10代(n=75)が56.0%、男性30代(n=444)が49.1%となった。

 

「マイナ保険証」一体化、賛成は24.9%

18歳~69歳の男女5,000人を対象に、現在の健康保険証を廃止し、「マイナ保険証」に一体化することについて聞いたところ、「賛成」が11.1%、「やや賛成」が13.7%とあわせて24.9%が賛成と回答した。

 

マイナンバーに関するトラブル経験は6.6%

予備調査から抽出した、マイナンバーカードを所有する364人を対象に、マイナンバーに関するトラブル経験について聞いたところ、「トラブルを経験したことがある」が6.6%、「トラブルは経験したことがない」が89.3%だった。
トラブル経験者24人を対象に経験したトラブルを聞いたところ、「機器のトラブル(読み取れないなど)」が11人、「該当者なしと表示された」が6人、「別人の情報が紐付けられていた、他の人の記録が閲覧可能になっていた」が5人だった。

 

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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  • マイナンバーカードの所有率 ※性年代別
  • マイナンバーカードを取得した時期
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販売商品:2023年マイナンバーカードに関する実態調査
納品物 :GT表、調査票、ローデータ
販売金額:50,000円+消費税5,000円
入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)

■ 調査概要

調査期間:2023年6月22日~6月26日
有効回答:<予備調査>5,000人 ※人口構成比に合わせて回収<本調査>364人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>18歳~69歳の男女<本調査>マイナンバーカード所有者
設問数  :<予備調査>5問<本調査>6問

■ 調査全設問項目

<予備調査>
SC1 あなたが利用しているスマートフォンをすべて教えてください。また、利用しているスマートフォンのうちメインで利用しているスマートフォンを教えてください。
SC2 あなたはマイナンバーカードを持っていますか?※通知カードはマイナンバーカードには含みません。
SC3 「スマホ用電子証明書搭載サービス」という言葉を知っていますか?あなたの状態にあてはまるものを教えてください。
SC4 スマホ用電子証明書搭載サービスとは、マイナンバーカードを携帯していなくてもスマートフォン一つでマイナポータルへのログインや各種行政手続などをいつでもどこでも実施できます。スマートフォンについている生体認証機能を活用し、本人確認を可能にすることで、簡単な認証やパスワード忘れの防止による利便性があります。あなたは「スマホ用電子証明書搭載サービス」を利用してみたいと思いますか?※現在、スマホ用電子証明書はAndroidかつ一定条件を満たしたスマートフォンでのみ利用できますが、現在利用しているスマートフォンに関わらず、利用意向を教えてください。
SC5 先日岸田首相が、2024年秋に現行の健康保険証を廃止してマイナ保険証に一体化する政府方針を示しました。あなたは現在の健康保険証を廃止し、「マイナ保険証」に一体化することに賛成ですか?

<本調査>
Q1 マイナンバーカードを持っていると回答した方にお伺いします。あなたがマイナンバーカードを取得した時期を教えてください。
Q2 マイナンバーカードを持っていると回答した方にお伺いします。あなたがマイナンバーカードを申請した方法を教えてください。
Q3 マイナンバーカードを持っていると回答した方にお伺いします。あなたがマイナンバーカード取得後に、実施した内容を教えてください。
Q4 あなたがマイナンバーカードを作った理由であてはまるものをすべて教えてください。
Q5 あなたはマイナンバーカードをどんなことで利用しましたか。あてはまるものをすべて教えてください。
Q6 あなたはマイナンバーに関するトラブルを経験したことがありますか?あてはまるものをすべて教えてください。

上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

≪本調査レポートのご利用について≫
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