調査データ
2023年7月11日
QRコード決済でメインの「チャージ/連携方法」が使えなくなったら他サービスに乗り換える人は30.4%
乗り換え先の上位は「楽天ペイ」が32.1%、「PayPay」が24.9%、「d払い」が15.1%
MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、予備調査では18歳~69歳の男女10,000人、本調査ではQRコード決済4サービスのメイン利用者2,000人※を対象に2023年6月23日~6月26日の期間で「QRコード決済サービスのチャージ/連携方法に関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
※PayPay(n=500)、楽天ペイ(n=500)、d払い(n=500)、au PAY(n=500)
【調査結果サマリー】
■ QRコード決済へのチャージ/連携方法は「クレジットカード連携」「ATMチャージ」「銀行口座チャージ」
■ メイン利用のQRコード決済で最も利用しているチャージ/連携方法が使えなくなったら「他のサービスに乗り換える」が30.4%、「QRコード決済自体の利用をやめる」が26.9%
乗り換え先の上位は「楽天ペイ」が32.1%、「PayPay」が24.9%、「d払い」が15.1%
■ メイン利用のQRコード決済と同じ企業が発行しているクレジットカードを紐付けている割合はPayPayが46.9%、楽天ペイが68.4%、d払いが79.8%、au PAYが55.8%
■ メイン利用のQRコード決済と同じ企業が発行しているクレジットカードを紐付けている理由は4サービスともに「よりポイントが貯まるから」
別の企業のカードを紐付けている理由はPayPay、楽天ペイ、au PAYが「クレジットカードのポイントを貯めているから」、d払いが「普段利用しているクレジットカードだから」
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QRコード決済へのチャージ/連携方法は「クレジットカード連携」「ATMチャージ」「銀行口座チャージ」
18歳~69歳の男女10,000人のうち、QRコード決済を利用している6,733人※(中国のQRコード決済サービス、その他は除く)を対象に、メイン利用しているQRコード決済で最も利用しているチャージ方法や連携方法を聞いたところ、「クレジットカードとの連携」が23.2%と最も多く、次いで「ATMでの現金チャージ」が16.7%、「銀行口座からのチャージ」が14.5%となった。
※該当サービスは、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイ、LINE Pay、FamiPay、AEON Pay、Amazon Pay、ゆうちょPayです。(最も利用するQRコードで上位から記載。)
これを利用上位4サービス別で見ると、それぞれ最多のチャージ/連携方法は、PayPay(n=3,019)が「ATMでの現金チャージ(25.8%)」、楽天ペイ(n=1,259)が「クレジットカードとの連携(44.3%)」、d払い(n=1,198)が「クレジットカードとの連携(43.7%)」、au PAY(n=872)が「クレジットカードからのチャージ(29.7%)」となり、サービス別でチャージ/連携方法が異なる結果となった。
メイン利用のQRコード決済で最も利用しているチャージ/連携方法が使えなくなったら「他のサービスに乗り換える」が30.4%、「QRコード決済自体の利用をやめる」が26.9%
乗り換え先の上位は「楽天ペイ」が32.1%、「PayPay」が24.9%、「d払い」が15.1%
QRコード決済を利用している6,766人を対象に、現在利用しているメインのチャージ/連携方法が利用できなくなったら、メイン利用のQRコード決済の利用をやめるか聞いたところ、「他のQRコード決済に乗り換える(メイン利用をやめる)」が30.4%、「QRコード決済自体の利用をやめる」が26.9%となった。
次に、他のQRコード決済に乗り換えると回答した2,056人を対象に、乗り換え検討先を聞いたところ(複数回答可)、「楽天ペイ」が32.1%と最も多く、次いで「PayPay」が24.9%、「d払い」が15.1%となった。
メイン利用のQRコード決済と同じ企業が発行しているクレジットカードを紐付けている割合はPayPayが46.9%、楽天ペイが68.4%、d払いが79.8%、au PAYが55.8%
QRコード決済4サービスのメイン利用者かつメインのチャージ/連携方法がクレジットカードの人を対象に、QRコード決済に紐付けているクレジットカードの種類を聞いたところ、「QRコード決済と同じ企業が発行しているクレジットカード」を紐付けている割合は、PayPay(n=113)が46.9%、楽天ペイ(n=373)が68.4%、d払い(n=208)が79.8%、au PAY(n=154)が55.8%となった。
※同じ企業が発行しているクレジットカードとは、「PayPay」がPayPayカード、PayPayカード ゴールド、「楽天ペイ」が楽天カード、楽天カード(ゴールド、プレミアム)、「d払い」がdカード、dカード GOLD、「au PAY」がau PAY カード、au PAY ゴールドカードを対象としています。
メイン利用のQRコード決済と同じ企業が発行しているクレジットカードを紐付けている理由は4サービスともに「よりポイントが貯まるから」
別の企業のカードを紐付けている理由はPayPay、楽天ペイ、au PAYが「クレジットカードのポイントを貯めているから」、d払いが「普段利用しているクレジットカードだから」
QRコード決済4サービスのメイン利用者かつQRコード決済と同じ企業が発行しているクレジットカードを紐付けている人を対象に、QRコード決済と同じ企業が発行しているクレジットカードを紐付けている理由を聞いたところ(複数回答可)、4サービスともに「よりポイントが貯まるから」が最も多く、次いでPayPay(n=53)とd払い(n=166)は「同一会社でまとめたいから」、楽天ペイ(n=255)とau PAY(n=86)は「普段利用しているクレジットカードだから」となった。
次に、QRコード決済4サービスのメイン利用者かつ利用しているQRコード決済とは別の企業が発行しているクレジットカードを紐付けている人を対象に、QRコード決済とは別の企業が発行しているクレジットカードを紐付けている理由を聞いたところ(複数回答可)、PayPay(n=46)、楽天ペイ(n=110)、au PAY(n=63)は「クレジットカードのポイントを貯めているから」、d払い(n=32)は「普段利用しているクレジットカードだから」が最も多く、次いでPayPay(n=46)、楽天ペイ(n=110)、au PAY(n=63)は「普段利用しているクレジットカードだから」、d払い(n=32)は「クレジットカードのポイントを貯めているから」となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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販売商品:QRコード決済サービスのチャージ/連携方法に関する調査
納品物 :<予備調査>調査票・ローデータ・GT表
<本調査>調査票・ローデータ・GT表
販売金額:200,000円+消費税20,000円
入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)
■ 調査概要
調査期間:2023年6月23日~6月26日
有効回答:<予備調査>10,000人 ※人口構成比に合わせて回収
<本調査>2,000人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>18歳~69歳の男女
<本調査>QRコード決済4サービスのメイン利用者 ※PayPay(n=500)、楽天ペイ(n=500)、d払い(n=500)、au PAY(n=500)
設問数 :<予備調査>8問<本調査>9問
■ 調査全設問項目
<予備調査>
SC1 あなたが現在利用しているスマートフォンをすべて教えてください。
SC2 あなたが現在利用しているスマートフォンの通信会社を教えてください。
SC3 あなたが普段お買い物をする時、どのような方法で支払っていますか?普段利用している支払い方法をすべて教えてください。
SC4 あなたが現在利用しているクレジットカードをすべて教えてください。またその中で最も利用するクレジットカードに関しても教えてください。
SC5 あなたがスマートフォンで現在利用しているQR・バーコード決済サービスをすべて教えてください。またその中で最も利用するQR・バーコード決済サービスに関しても教えてください。
SC6 あなたが現在「SC5回答選択肢表示」で利用しているメインの登録支払い方法・チャージ方法をひとつ教えてください。
SC7 あなたが現在「SC5回答選択肢表示」で利用しているメインの登録支払い方法・チャージ方法が利用できなくなったら、あなたは「SC5回答選択肢表示」の利用をやめますか?
SC8 あなたが現在「SC5回答選択肢表示」で利用しているメインの登録支払い方法・チャージ方法が利用できなくなったら、他のQR・バーコード決済サービスに乗り換えると回答した方にお伺いします。あなたが乗り換えたいと考えているQR・バーコード決済サービスをすべて教えてください。
<本調査>
Q1 あなたが楽天ペイに連携させている、またはチャージするために登録しているクレジットカードは、どのクレジットカードですか?現在登録しているものをひとつ教えてください。
Q2 あなたがPayPayに連携させている、またはチャージするために登録しているクレジットカードは、どのクレジットカードですか?現在登録しているものをひとつ教えてください。
Q3 あなたがd払いに連携させている、またはチャージするために登録しているクレジットカードは、どのクレジットカードですか?現在登録しているものをひとつ教えてください。
Q4 あなたがau PAYに連携させている、またはチャージするために登録しているクレジットカードは、どのクレジットカードですか?現在登録しているものをひとつ教えてください。
Q5 利用しているQR・バーコード決済サービスと関連するクレジットカードを利用している方にお伺いします。あなたが楽天ペイに「Q1回答選択肢表示」を登録する理由をすべて教えてください。/あなたがPayPayに「Q2回答選択肢表示」を登録する理由をすべて教えてください。/あなたがd払いに「Q3回答選択肢表示」を登録する理由をすべて教えてください。/あなたがau PAYに「Q4回答選択肢表示」を登録する理由をすべて教えてください。
Q6 利用しているQR・バーコード決済サービスと関連しないクレジットカードを利用している方にお伺いします。あなたが楽天ペイに楽天カード、楽天カード(ゴールド、プレミアム)以外のクレジットカードを登録する理由をすべて教えてください。/あなたがPayPayにPayPayカード、PayPayカード ゴールド以外のクレジットカードを登録する理由をすべて教えてください。/あなたがd払いにdカード、dカード GOLD以外のクレジットカードを登録する理由をすべて教えてください。/あなたがau PAYにau PAY カード、au PAY ゴールドカード以外のクレジットカードを登録する理由をすべて教えてください。
Q7 あなたは「SC5回答選択肢表示」から他のQR・バーコード決済サービスへの移行を検討していますか?
Q8 他のQR・バーコード決済サービスへの移行を検討している方にお伺いします。あなたが今後、メインで利用したいと思うQRコード決済を教えてください。
Q9 あなたが前問で「SC5回答選択肢表示」を選んだ理由をすべて教えてください。
上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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MMDLabo株式会社
通信・端末・決済などモバイルやIT分野のマーケティングレポートでは国内最大規模の調査機関です。
2006年9月より運営しているMMD研究所では、700件以上の調査データを通じてモバイルユーザーの消費行動や実態を発信しています。
モバイルインターネットで生まれる新しい体験を調査・分析し、価値ある情報を発信することでモバイルインターネット業界の発展に貢献します。
伊藤 南美(イトウ ミナミ)