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調査データ

2023年6月30日

MNPワンストップ方式の認知度は13.9%
MNPワンストップ方式で乗り換えたいサービス上位は「楽天モバイル」「ahamo」「UQmobile」
従来方式の契約での不満点は「MNP予約番号の発行が面倒」「手数料がかかった」「契約手続きが長い」

MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女25,000人を対象に2023年6月8日~6月12日の期間で「MNPワンストップ方式に関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
※本リリースでは、アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。

【調査結果サマリー】

■ MNPワンストップ方式の認知度は13.9%
■ 従来方式の契約で不満を感じたことがあるのは67.5%
  不満上位は「MNP予約番号の発行が面倒」「手数料がかかった」「契約手続きが長い」
■ 乗り換え検討者の34.2%がMNPワンストップ方式を利用して乗り換えを検討
  MNPワンストップ方式で乗り換え検討している人が乗り換えたいサービスは「楽天モバイル」「ahamo」「UQ mobile」
■ 乗り換え検討者の49.6%がMNPワンストップ方式の手続きを店頭でも実施してほしいと回答
  うち、75.9%が店頭でMNPワンストップ方式の契約できるようになれば店頭での乗り換え検討

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MNPワンストップ方式の認知度は13.9%

18歳~69歳の男女25,000人を対象に、MNP予約番号を取得する必要がないMNPワンストップ方式の認知について聞いたところ、「ワンストップ方式のMNPが始まったことを知っていた」と回答したのは13.9%となった。

 

従来方式の契約で不満を感じたことがあるのは67.5%
不満上位は「MNP予約番号の発行が面倒」「手数料がかかった」「契約手続きが長い」

従来のMNP方式で乗り換えたことがある7,451人を対象に、契約の際に何らかの不満を感じたかどうかを聞いたところ、「不満があった」と回答したのは67.5%となった。

続いて、従来のMNP方式で乗り換えた際に「不満があった」と回答した5,028人を対象に、不満に思った内容について聞いたところ(複数回答可)、「MNP予約番号の発行が面倒だった」が48.7%と最も多く、次いで「転出手数料・契約事務手数料などがかかった」が39.2%、「契約手続きが長かった」が30.0%となった。

 

乗り換え検討者の34.2%がMNPワンストップ方式を利用して乗り換えを検討
MNPワンストップ方式で乗り換え検討している人が乗り換えたいサービスは「楽天モバイル」「ahamo」「UQ mobile」

メインで利用している通信サービスからの乗り換えを検討している5,938人を対象に、乗り換え検討者が利用したい乗り換え方法について聞いたところ、「MNPワンストップ方式」は34.2%、「従来のMNP方式」は11.3%、「MNP以外の方法」は7.0%となった。

続いて、現在利用している通信サービスから乗り換えを検討しており、かつMNPワンストップ方式を利用したいと回答した1,717人が検討している乗り換え先を確認したところ(複数回答可)、「楽天モバイル」が33.7%と最も多く、次いで「ahamo」が30.1%、「UQ mobile」が24.4%となった。

 

乗り換え検討者の49.6%がMNPワンストップ方式の手続きを店頭でも実施してほしいと回答
うち、75.9%が店頭でMNPワンストップ方式の契約できるようになれば店頭での乗り換え検討

メインで利用している通信サービスからの乗り換えを検討している5,938人を対象に、MNPワンストップ方式での乗り換えが店頭でできるようになってほしいか聞いたところ、希望があるのは49.6%となった。(「そう思う」と「ややそう思う」の合算割合)

次に、MNPワンストップ方式での乗り換えが店頭でできるようになってほしいと回答した2,947人を対象に、店頭でMNPワンストップ方式の契約ができるようになったら店頭で乗り換えるか聞いたところ、乗り換え意向があるのは75.9%となった。(「そう思う」と「ややそう思う」の合算割合)

 

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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■ 調査のローデータを販売しております

販売商品:MNPワンストップ方式に関する調査
納品物 :<予備調査>調査票・ローデータ・GT表
     <本調査>調査票・ローデータ・GT表
販売金額:300,000円+消費税30,000円
入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)
※本リリースはスクリーニングの結果ですが、販売データには本調査のデータが含まれております。

■ 調査概要

調査期間:2023年6月8日~6月12日
有効回答:25,000人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳~69歳の男女
設問数 :13問

■ 調査全設問項目

Q1 あなたが現在利用しているスマートフォンを契約している通信会社として当てはまるものを、メイン利用とサブ利用のスマートフォンでそれぞれひとつお選びください。
Q2 あなたが現在利用している通信会社を契約した時期として、当てはまるものをひとつお選びください。
Q3 あなたは現在利用している通信会社から、他の通信会社へ乗り換え、または同一通信会社内でサービスの変更を検討していますか?
Q4 現在利用している通信会社から、他の通信会社へ乗り換え、または同一通信会社内でサービスの変更を検討している方にお伺いします。あなたが乗り換えを検討している通信会社・サービスとして、当てはまるものをすべて教えてください。
Q5 6/1から提供開始した「Rakuten最強プラン」について、あなたに当てはまるものを教えてください。
Q6 メイン回線もしくはサブ回線で楽天モバイルを継続して利用すると回答された方に伺います。あなたはRakuten最強プランの発表を受けて継続利用意向が変わりましたか?継続利用意向への影響についてあてはまるものをひとつだけ教えてください。/メイン回線もしくはサブ回線で楽天モバイルへの乗り換えを検討していると回答された方に伺います。あなたはRakuten最強プランの発表を受けて乗り換えたいと思いますか?乗り換え意向への影響についてあてはまるものをひとつだけ教えてください。
Q7 楽天モバイルを継続して契約するもしくは楽天モバイルに乗り換えを検討していると回答した方にお伺いします。あなたが楽天モバイルを継続して契約する理由または楽天モバイルに乗り換えを検討している理由としてあてはまるものをすべて教えてください。
Q8 現在「楽天モバイル」を契約していると回答した方に伺います。楽天モバイルは6月1日から「Rakuten最強プラン」に変わりましたが、「Rakuten最強プラン」の提供が開始されるまでに楽天モバイルに対して感じていた不満があればすべて教えてください。
Q9 あなたは、MNPを実施する際のフローが簡略化されるワンストップ方式が始まったことを知っていましたか?
Q10 現在利用している通信会社から、他の通信会社へ乗り換えを検討している方にお伺いします。あなたが乗り換える際、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用した乗り換えを検討していますか?乗り換えをする際は、MNPワンストップ方式と従来のMNP方式(ツーストップ方式)どちらで乗り換えたいか教えてください。
Q11 あなたは5/23以前(「MNPワンストップ方式」開始前)に、従来の方式によるMNPを使って通信会社の乗り換えを行ったことがありますか?ある方は、契約の工程で不満に感じた点として当てはまるものをすべて教えてください。
Q12 現在通信会社の乗り換えを検討されている方にお伺いします。現在「MNPワンストップ方式」は公式オンラインの契約でしか利用できず、店頭では行えません。店頭でも「MNPワンストップ方式」で乗り換えられるようになればいいと思いますか?
Q13 先ほど、店頭でも「MNPワンストップ方式」で乗り換えられるようになればいいと思うと回答した方にお伺いします。店頭でも「MNPワンストップ方式」で乗り換えられるようになったら、店頭で乗り換え契約を行うと思いますか?

上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

≪本調査レポートのご利用について≫
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  • 営利を目的としないこと
  • それによって経済的な利益を得ることがないこと

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