調査データ
2018年11月28日
無料のデジタルコンテンツが有料化した場合、83.2%が「他の無料のコンテンツを探す」 フリマアプリやネットオークションを使ってお金を稼いだ経験があるのは17.8%、 そのうち、11.1%が「1か月に10,000円以上稼いだことがある」と回答
【調査結果サマリー】
■ 無料で利用しているデジタルコンテンツが有料化した場合、83.2%が「他の無料のコンテンツを探す」
■ フリマアプリやネットオークションを使ってお金を稼いだ経験があるのは17.8%
そのうち、11.1%が「1か月に10,000円以上稼いだことがある」と回答
■ 有料デジタルコンテンツの購入、14.0%が経験あり
■ 有料デジタルコンテンツ購入時の決済方法で最も多いのは、
「iTunesカードやGoogle Playギフトカード」で69.6%
■ 課金状況を親が認知していると回答したのは73.1%、26.9%が「親は知らない」と回答
課金に対するルールが決まっている家庭は26.4%、上限課金額は「決まっていない」が最多
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■ 無料で利用しているデジタルコンテンツが有料化した場合、83.2%が「他の無料のコンテンツを探す」
スマートフォンを所有する12歳~18歳の中学生、高校生の男女6,950人を対象に、無料で利用しているアプリやサービスについて聞いたところ(複数回答可)、利用上位3つは「SNSやLINE」が91.8%、「カメラ、画像加工」が86.3%、「音楽」が82.1%となった。
これを性別・学生区分別に見てみると、男子中学生(n=927)と男子校高校生(n=525)は「ゲーム」の利用がもっとも高く、女子中学生(n=2,904)と女子高校生(n=2,594)は「SNSやLINE」の利用がもっとも高かった。
さらに、現在無料で利用しているデジタルコンテンツが有料化したらどうするか聞いたところ、83.2%の中高生が「他の無料のコンテンツを探す」と回答し、13.9%の中高生が「有料になっても値段や内容によっては利用を検討する」と回答した。「その他」の自由回答では、『そのアプリを消す(14歳・女子中学生)』『親に相談する(16歳・男子高校生)』『払える値段なら利用するが払えない値段なら利用しない(17歳・女子高校生)』『そのアプリを低評価する(15歳・男子中学生)』という意見があがっていた。(※自由回答一部抜粋)
■ フリマアプリやネットオークションを使ってお金を稼いだ経験があるのは17.8%
そのうち、11.1%が「1か月に10,000円以上稼いだことがある」と回答
フリマアプリやネットオークション等で商品を販売してお金を稼いだ経験があるか聞いたところ、17.8%が「ある」と回答した。稼いだことがあると回答した1,239人に対して、1か月に稼いだ最高金額を聞くと、もっとも多かったのは「1,000円未満」で36.6%、項目中でもっとも大きい金額である「10,000円以上」は11.1%という結果になった。
■ 有料デジタルコンテンツの購入、14.0%が経験あり
AmazonのギフトコードやLINEのポイント交換などを除いた、電子マネーや現金で有料デジタルコンテンツを購入したことがあるか聞いたところ、購入経験が「ある」と回答したのは14.0%、「ない」と回答したのは86.0%となった。
■ 有料デジタルコンテンツ購入時の決済方法で最も多いのは、
「iTunesカードやGoogle Playギフトカード」で69.6%
有料デジタルコンテンツの購入経験者(n=975)に、購入時の決済方法を聞いたところ(複数回答可)、最も多かったのは「iTunesカードやGoogle Playギフトカード」で69.6%、次いで「キャリア決済」が21.3%、「自分自身のプリペイドカード」が18.5%となった。
これを性別・学生区分別に聞くと、「iTunesカードやGoogle Play ギフトカード」は男子の利用のほうが高く、「キャリア決済」と「親のクレジットカード」は女子の利用のほうが高い結果となった。
■ 課金状況を親が認知していると回答したのは73.1%、26.9%が「親は知らない」と回答
課金に対するルールが決まっている家庭は26.4%、上限課金額は「決まっていない」が最多
有料デジタルコンテンツの購入経験者(n=975)に有料デジタルコンテンツの課金に対して、自分の親がそれを知っているか聞いたところ、「知っている」と回答したのは73.1%、「知らない」と回答したのは26.9%となった。
続いて、課金に対する家庭内ルールが決まっているか聞くと、「決まっている」と回答したのは26.4%、「決まっていない」と回答したのは73.6%だった。ルールが決まっていると回答した257人にルールで決まっている上限課金額を聞くと、「金額は決まっていない」という回答が30.4%で最多となり、次いで「500円未満」が19.5%、「500円~1,000円未満」が19.1%という結果になった。
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■調査概要
「2018年11月 中高生のデジタルコンテンツの利用と消費調査」
・ 調査期間:2018年8月9日~2018年8月25日
・ 有効回答:6,950人
・ 調査方法:インターネット調査
・ 調査対象:12歳から18歳のスマートフォンを所有する中学生、高校生の男女
・ 設問数 :17問
■調査全設問項目
・ あなたが現在利用しているスマートフォンをお選び下さい。
・ あなたが現在利用しているiPhoneをお選び下さい。
・ あなたが現在利用しているAndroidのシリーズをお選び下さい。
・ あなたが無料で利用しているサービス・アプリをすべてお選びください。
・ 現在利用している無料のデジタルコンテンツが有料になったらあなたはどうしますか?最も近いものをお選び下さい。
・ あなたはフリマアプリやネットオークションなどを利用して、お金を稼いだことはありますか?
・ 「フリマアプリなどを使ってお金を稼いだことがある」と回答した方にお伺いします。何を出品したか教えてください。
・ あなたがフリマアプリで1か月に稼いだ金額の、最高金額を教えてください。
・ スマートフォンを利用して、有料のダウンロードやデジタルコンテンツの購入をしたことがありますか?
・ あなたが有料デジタルコンテンツの課金や購入の際に利用した方法をお選びください。
・ あなたのデジタルコンテンツへの課金状況を保護者の方は知っていますか?
・ あなたの家庭ではスマートフォン内の課金について、金額などについてルールが決まっていますか?
・ あなたの家庭のルールで決まっている、課金の上限金額を教えてください。
・ 今までにアプリやコンテンツに使った1か月での最高金額はいくらくらいですか?
・ あなたが直近半年以内で課金したジャンルを教えてください。
・ スマートフォンを利用していて、直近半年以内に月額制や定額制で利用しているサービスやアプリのジャンルをすべてお選びください。
・ スマートフォンを利用していて、直近半年以内に単発課金(ガチャや電子書籍の一冊購入など)をしたことのあるサービスやアプリのジャンルをすべてお選びください。
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