調査データ
2025年6月10日
WEBサイト担当者の4割以上がWEBサイトの表示速度に不満
37.4%がWEBサイトの表示速度を改善項目として認識
既に取り組んでいる改善内容は「セキュリティ強化」「ページ情報の充実」「WEBサイトデザインやUI改善」
MMDLabo株式会社(東京都中央区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、LP表示速度改善ツール「LandingHub」を提供する株式会社TeN(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:廣瀬 由典)と共同で20歳~69歳のWEBサイト担当者500人を対象に、2025年5月14日~5月16日の期間で「WEBサイト表示速度に関する担当者の意識調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
【調査結果サマリー】
■ WEBサイト担当者の37.4%がWEBサイトの表示速度を改善項目として認識
■ 84.6%が担当しているWEBサイトで改善に取り組んでいるものがあると回答
既に取り組んでいる改善項目上位は「セキュリティや信頼性の強化」「商品ページの情報充実」「WEBサイトデザインやUIの改善」
■ WEBサイト担当者の42.0%が担当しているWEBサイトの表示速度に不満を感じている
表示速度の改善に取り組んでいない理由の上位は「表示速度の改善による効果が見えづらい」「効果的な手段・方法が分からない」「社内に知見や人材がいない」
■ WEBサイトの表示速度の改善に取り組んでいる目的の上位は「顧客体験の向上」「ブランドイメージの向上」「離脱率の改善」
調査概要や調査項目が分かる資料を
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下記よりダウンロードください。

WEBサイト担当者の37.4%がWEBサイトの表示速度を改善項目として認識
WEBサイト担当者500人を対象に、WEB担当によるWEBサイトの表示速度について「改善項目として捉えているもの」「費用やリソースを使って取り組みたいもの」「最も重要性の高いもの」と3段階にわけて調査した。
意識していると回答したのは「改善項目として捉えているもの」が37.4%、「費用やリソースを使って取り組みたいもの」が21.2%、「最も重要性の高いもの」が5.0%となった。
84.6%が担当しているWEBサイトで改善に取り組んでいるものがあると回答
既に取り組んでいる改善項目上位は「セキュリティや信頼性の強化」「商品ページの情報充実」「WEBサイトデザインやUIの改善」
担当しているWEBサイトで改善項目を認識していると回答した474人を対象に、担当しているWEBサイトの改善状況を聞いたところ、「取り組んでいるものがある」と回答した人が84.6%となった。
次に、取り組んでいるものがあると回答した401人を対象に、担当しているWEBサイトの改善項目を聞いたところ(複数回答可)、「セキュリティや信頼性の強化」が37.7%と最も多く、次いで「商品ページの情報充実」が34.9%、「WEBサイトデザインやUIの改善」が34.7%となった。
WEBサイト担当者の42.0%が担当しているWEBサイトの表示速度に不満を感じている
表示速度の改善に取り組んでいない理由の上位は「表示速度の改善による効果が見えづらい」「効果的な手段・方法が分からない」「社内に知見や人材がいない」
WEBサイト担当者500人を対象に、担当しているWEBサイトで表示速度に不満を感じた経験を聞いたところ、「不満を感じたことがある」が42.0%と最も多く、次いで「不満を感じたことはない」が35.6%、「どちらともいえない」が22.4%となった。
次に、WEBサイトの表示速度を改善項目として捉えているが、改善に取り組んでいないと回答した49人を対象に、WEBサイトの表示速度の改善に取り組んでいない理由を聞いたところ(複数回答可)、「表示速度の改善による効果が見えづらい」が34.7%と最も多く、次いで「効果的な手段・方法が分からない」と「社内に知見や人材がいない」が30.6%となった。
WEBサイトの表示速度の改善に取り組んでいる目的の上位は「顧客体験の向上」「ブランドイメージの向上」「離脱率の改善」
WEBサイトの表示速度の改善に優先的に取り組んでいると回答した138人を対象に、WEBサイトの表示速度の改善に取り組んでいる目的を聞いたところ(複数回答可)、「顧客体験の向上」と「ブランドイメージの向上」が51.4%と最も多く、次いで「離脱率の改善」が44.2%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※全設問のデータ、回答者の属性は会員登録後にダウンロードが可能です。
■ データのダウンロードで以下の情報も見られます
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■ 調査概要
「WEBサイト表示速度に関する担当者の意識調査」
調査期間:2025年5月14日~5月16日
有効回答:500人
調査方法:インターネット調査
調査対象:WEBサイト担当者
設問数 :9問
■ 調査全設問項目
Q1 あなたが担当しているWEBサイトにおいて、改善項目として捉えているものを全てお知らせください。そのうち、費用やリソースを使って取り組みたいもの、最も重要性の高いものをお知らせください。
Q2 前問で改善項目として選択いただいたものについて、当てはまるものをそれぞれお知らせください。
Q3 あなたが担当しているWEBサイトについて、離脱に繋がっていると考えているものを全てお知らせください。
Q4 あなたが担当しているWEBサイトについて、表示速度に不満を感じたことはありますか。最も当てはまるものをひとつお知らせください。
Q5 「サイトの表示速度」を改善項目として捉えているが、改善に取り組んでいない、明確に取り組む予定がないと回答した方にお伺いします。あなたが「サイトの表示速度」の改善に取り組んでいない理由として、当てはまるものを全てお知らせください。
Q6 あなたが「サイトの表示速度」の改善に取り組んでいる目的として、当てはまるものを全てお知らせください。/あなたが「サイトの表示速度」の改善で得られる効果として考えているものを全てお知らせください。
Q7 あなたが担当しているWEBサイトについて、当てはまるものをそれぞれお知らせください。
Q8 あなたが担当しているWEBサイトの「表示速度」について、どのような状況であれば費用やリソースをかけて取り組みたいと思いますか。当てはまるものを全てお知らせください。
Q9 あなたが担当しているWEBサイトで、表示速度の改善に使っている方法やツールはありますか。ご自由にご記載ください。
【LandingHubについて】
LP表示速度改善ツール「LandingHub」を提供する株式会社TeNは、WEBマーケティングを中心に、自社プロダクトやサービスを生み出し、そこで培った経験や技術を用いて「新しい誰かと新しい何か」を創造し続ける会社です。
自社の事業拡大や時代の流れに合わせ、商品やサービスを持つ「メーカー」として、またそれらに伴い販促物を制作する「プロダクション」としてあらゆるプロダクトを作り続けています。幅広い経験とテクノロジーを活かし、常に時代に即した新しいソリューションを提供しています。
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MMDLabo株式会社
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セノオ アキコ(セノオ アキコ)
MMD研究所 編集部員