調査データ
2025年1月24日
スマホに関してトラブルや困りごとの経験があるシニアは72.4%
困りごとやトラブルがあった際の相談先は「同居している家族」「通信会社のカスタマーサポート」
MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、予備調査では60歳~79歳の男女10,000人、本調査ではスマートフォンを持つシニア1,200人を対象に2024年12月11日~12月13日の期間で「2024年シニアのスマートフォンのセキュリティに関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
※本リリースでは、アンケート調査により回収されたサンプルを予備調査でスマートフォンを持っていると回答したシニアの構成比に合わせるために、本調査のみウエイトバック集計しています。
【調査結果サマリー】
■ スマートフォンでの詐欺被害にあう可能性に関して心配に感じているシニアは61.2%
■ 覚えのない電話/メール/SMSを受けたことがある人は84.4%
経験が多いのは電話で73.2%
■ スマートフォンに関してトラブルや困りごとの経験があるシニアは72.4%
困りごとやトラブルは「機能を使いこなせていない」「怪しいメッセージやリンクを受け取った」
相談先は「同居している家族」「通信会社のカスタマーサポート」
■ スマートフォンのセキュリティ対策をしているシニアは64.2%、意識しているが対策していないのは24.6%
行っている対策は「怪しいメッセージやリンクを開かないようにしている」「非通知や知らない電話番号には出ないことにしている」
調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。

スマートフォンでの詐欺被害にあう可能性に関して心配に感じているシニアは61.2%
60歳~79歳の男女10,000人のうち通信会社を契約している8,912人を対象に、スマートフォンを用いた詐欺被害に遭う可能性について聞いたところ、「非常に心配している」が12.1%、「ある程度心配している」が49.1%と合わせて61.2%が心配していると回答した。
覚えのない電話/メール/SMSを受けたことがある人は84.4%
経験が多いのは電話で73.2%
予備調査から抽出したスマートフォンを持つシニア1,200人を対象に、スマートフォン利用において身に覚えのない連絡をうけた経験について聞いたところ、「受け取ったことがある」が84.4%となった。
これを各項目別でみると、「受け取ったことがある」は電話が73.2%と最も多く、次いでメールが73.1%、SMSが63.2%となった。
スマートフォンに関してトラブルや困りごとの経験があるシニアは72.4%
困りごとやトラブルは「機能を使いこなせていない」「怪しいメッセージやリンクを受け取った」
相談先は「同居している家族」「通信会社のカスタマーサポート」
スマートフォンを持つシニア1,200人を対象に、スマートフォンに関するトラブルや困りごとの経験について聞いたところ、「トラブルや困りごとを経験したことがある」は72.4%となった。
次に、スマートフォンに関するトラブルや困りごとを経験したことがある868人を対象に、経験したトラブルや困りごとを聞いたところ(複数回答可)、「機能を使いこなせていない」が43.9%と最も多く、次いで「怪しいメッセージやリンクを受け取った」が32.6%、「バッテリーがすぐ減った」が32.4%となった。
続いて、スマートフォンを利用していて困った際、誰に相談するか聞いたところ(複数回答可)、「同居している家族」が31.9%と最も多く、次いで「通信会社のカスタマーサポート」が27.9%、「同居していない家族」が21.6%となった。
スマートフォンのセキュリティ対策をしているシニアは64.2%、意識しているが対策していないのは24.6%
行っている対策は「怪しいメッセージやリンクを開かないようにしている」「非通知や知らない電話番号には出ないことにしている」
スマートフォンを持つシニア1,200人を対象に、スマートフォンを利用する際のセキュリティや防犯について聞いたところ、「ある程度意識しており、自分で設定や対策を行っている」が42.6%、「ある程度意識しており、家族や知人に相談して設定や対策を行っている」が21.6%と合わせて対策を行っていると回答したのは64.2%となった。「ある程度意識しているが、具体的な対策はしていない」は24.6%となった。
続いて、実際に対策している770人を対象に、実際に行っているスマートフォンのセキュリティや防犯対策について実際に行っている対策を聞いたところ(複数回答可)、「怪しいメッセージやリンクを開かないようにしている」が74.2%と最も多く、次いで「非通知や知らない電話番号には出ないことにしている」が69.7%、「詐欺電話や不正請求に注意している」が56.3%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。
■ データのダウンロードで以下の情報も見られます
- 本ページ内のグラフ
- 回答者の属性情報
調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。

■ 調査のローデータを販売しております
販売商品:2024年シニアのスマートフォンのセキュリティに関する調査
納品物 :<予備調査>調査票・ローデータ・GT表
<本調査>調査票・ローデータ・GT表
販売金額:300,000円+消費税30,000円
入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)
■ 調査概要
調査期間:2024年12月11日~12月13日
有効回答:<予備調査>10,000人 ※人口構成比に合わせて回収<本調査>1,200人 ※予備調査でスマートフォンを持っていると回答したシニアの構成比に合わせてウエイトバックを実施
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>60歳~79歳の男女<本調査>スマートフォンを持つシニア
設問数 :<予備調査>11問<本調査>9問
■ 調査全設問項目
<予備調査>
SC1 あなたが現在メインで利用しているスマートフォン端末の機種として、当てはまるものをひとつ教えてください。
SC2 あなたがメインで利用しているスマートフォンで利用している通信会社を教えてください。
SC3 あなたが「SC2回答選択肢表示」を契約した理由として、当てはまるものを全て教えてください。
SC4 家族の中で、あなたと同じ通信会社を利用している人はいますか?最も当てはまるものを教えてください。
SC5 あなたが現在メインで利用している「SC2回答選択肢表示」を契約した場所として、当てはまるものをひとつ教えてください。
SC6 あなたが現在メインで利用している「SC2回答選択肢表示」に関して、契約しているプランのデータ容量と、直近で利用している月間のデータ容量として、当てはまるものをそれぞれ教えてください。
SC7 あなたが現在メインで利用している「SC2回答選択肢表示」に毎月支払っている通信料金を教えてください。
SC8 あなたがスマートフォンを利用して行っていることとして、当てはまるものを全て教えてください。
SC9 あなたは現在契約中の通信会社から、他の通信会社へ乗り換えることを検討していますか?検討している場合は、下記に当てはまるものをそれぞれ教えてください。
SC10 スマートフォンの契約や利用にあたって、どの程度他者のサポートを受けていますか?あなたに最も当てはまるものをひとつ教えてください。
SC11 あなたは、スマートフォンを用いた詐欺被害に遭う可能性について、どのように感じていますか?最も当てはまるものをひとつ教えてください。
<本調査>
Q1 下記の内容について、あなたがスマートフォンで利用している頻度を教えてください。
Q2 スマートフォンの契約や利用にあたって、他者のサポートを受けている人にお伺いします。あなたは現在、他者のサポートを受けずにスマートフォンを利用できますか?最も当てはまるものをひとつ教えてください。
Q3 先ほどスマートフォンで「利用している」を選択いただいた内容について、あなたが他者のサポートを受けないと利用できないものを全て教えてください。
Q4 先ほど「他者のサポートを受けないと利用できない」と回答いただいた内容について、あなたが1人で使いこなせるようになりたいものを全て教えてください。
Q5 スマートフォンの利用において、あなたに当てはまるものをそれぞれ教えてください。
Q6 あなたはスマートフォンを利用する際のセキュリティや防犯について、どの程度意識していますか?最も当てはまるものをひとつ教えてください。
Q7 あなたがスマートフォンのセキュリティや防犯対策について、実際に行っていることを全て教えてください。
Q8 あなたはスマートフォンに関するトラブルや困りごとを経験したことはありますか?当てはまるものを全て教えてください。
Q9 あなたはスマートフォンを利用していて困った際、誰に相談しますか?当てはまるものを全て教えてください。
上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
≪本調査レポートのご利用について≫
MMD研究所にて無償公開しているWEBサイト内の文書、及びその内容についての無断転載等は原則としてご遠慮頂いております。
データの利用または引用の可否はその内容によりますので、まずは掲載範囲、用途・目的、メディアなどを記載してメールにご連絡ください。
追って担当者よりご連絡いたします。著作物の二次利用に関しては、以下の条件にすべてあてはまる場合、個別の許諾なしにこれをみとめます。
- 営利を目的としないこと
- それによって経済的な利益を得ることがないこと
※販促に利用されたい企業様はお問い合わせください。
MMDLabo株式会社
通信・端末・決済などモバイルやIT分野のマーケティングレポートでは国内最大規模の調査機関です。
2006年9月より運営しているMMD研究所では、700件以上の調査データを通じてモバイルユーザーの消費行動や実態を発信しています。
モバイルインターネットで生まれる新しい体験を調査・分析し、価値ある情報を発信することでモバイルインターネット業界の発展に貢献します。
堀部 真作(ホリベ シンサク)