スマートフォン、タブレットを中心とした消費者動向や市場調査を無料で公開

リサーチのご相談

調査データ

2023年3月6日

スマートフォンで写真撮影したデータの保存
「スマートフォン本体」が88.8%、保存平均枚数は1411.8枚

MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、フォトイメージングに関する情報を発信する、日本フォトイメージング協会(東京都調布市、会長:森永昭彦)と共同で、予備調査では全国の15歳~69歳の男女2,000人、本調査ではスマートフォンで月2~3回以上写真撮影をする全国の15歳~69歳の男女800人を対象に2023年2月2日~2月6日の期間で「2023年スマートフォンでの写真撮影、プリントに関するユーザー調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。

【調査結果サマリー】

■ 写真撮影できる端末の所有
  上位は「スマートフォン(Androidなど)」「スマートフォン(iPhone)」「コンパクトデジカメ」
■ スマートフォンで写真撮影したデータの保存、「スマートフォン本体」が88.8%
  保存平均枚数は1411.8枚
■ スマートフォンで撮影した写真、「プリント経験がある」は46.9%
■ フォトブックの利用率は16.1%
  フォトブックの興味および購入意向を最も示しているのは30代で43.4%
■ クラウド保存サービスの利用経験は48.3%、活用方法は「バックアップ用として保存」
■ スマートフォンの容量オーバーを防ぐための写真や動画の整理経験は60.0%
  整理方法の上位は「必要性が低くなったデータを削除」「データ容量がたくさん収まる場所に移す」

調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。

データをダウンロードする

写真撮影できる端末の所有
上位は「スマートフォン(Androidなど)」「スマートフォン(iPhone)」「コンパクトデジカメ」

全国の15歳~69歳の男女2,000人に写真撮影できる端末の所有について聞いたところ(複数回答可)、「スマートフォン(Androidなど)」が50.8%と最も多く、次いで「スマートフォン(iPhone)」が49.7%、「コンパクトデジタルカメラ」が34.7%となった。

続いて、週に1回以上の写真撮影について端末別に聞いたところ、「撮影する」と回答したのは、スマートフォン(iPhone)(n=993)が74.9%、スマートフォン(Androidなど)(n=1,015)が58.6%、タブレット(n=559)が38.3%となった。

 

スマートフォンで写真撮影したデータの保存、「スマートフォン本体」が88.8%
保存平均枚数は1411.8枚

スマートフォンで月2~3回以上写真撮影をしていると回答した1,470人を対象に、スマートフォンで撮影した写真や動画の保存方法について聞いたところ(複数回答可)、最も多かった回答は「スマートフォン本体」が88.8%と最も多く、次いで「クラウド」が33.9%、「microSDカード」が29.9%となった。

続いて、スマートフォンで撮影した写真や動画の保存枚数を聞いたところ、平均枚数が最も多かったのは「PC本体/外付けハードディスク」(n=418)が2308.3枚で最も多く、次いで「クラウド」(n=498)が2133.4枚、「スマートフォン本体」(n=1,306)が1411.8枚となった。

 

スマートフォンで撮影した写真、「プリント経験がある」は46.9%

スマートフォンで月2~3回以上写真撮影をしていると回答した1,470人を対象に、スマートフォンで撮影した写真について聞いたところ、「プリントしたことがある」が46.9%、「プリントしたことがない」が39.8%となった。
2021年から比較しても「プリントしたことがある」は2021年(n=1,717)が48.6%、2022年(n=1,459)が48.5%と横ばいになった。

スマートフォンで撮影した写真のプリント経験があると回答した690人を対象に、スマートフォンで撮影した写真のプリント方法について聞いたところ(複数回答可)、「自宅のプリンター」が41.7%と最も多く、次いで「コンビニの複合機プリンター」が28.0%、「写真店・家電量販店などのセルフプリント機」が16.7%となった。

 

フォトブックの利用率は16.1%
フォトブックの興味および購入意向を最も示しているのは30代で43.4%

スマートフォンで月2~3回以上写真撮影をする全国の15歳~69歳の男女800人を対象に、フォトブックについて聞いたところ、「利用したことがある」が16.1%、「利用したことがない」が83.9%となった。

続いて、フォトブックの購入意向を聞いたところ、35.9%が興味および購入意向を示していることがわかった。
これを年代別で見ると、興味および購入意向が最も高かったのは30代(n=152)で43.4%、次いで60代(n=119)が40.3%、20代(n=123)が38.2%となった。

 

クラウド保存サービスの利用経験は48.3%、活用方法は「バックアップ用として保存」

スマートフォンで月2~3回以上写真撮影をする全国の15歳~69歳の男女800人に、写真や動画のクラウド保存サービスを利用したことがあるか聞いたところ、「利用したことがある」が48.3%、「利用したことがない」が51.8%となった。

続いて、写真や動画のクラウド保存サービスを1年以内に利用している270人を対象に、クラウドに保存した写真や動画の活用方法を聞いたところ(複数回答可)、「バックアップ用として保存している」が31.1%と最も多く、次いで「家族や友人・知人と画像を共有している」が16.7%、「プリントしている」が8.1%となった。

 

スマートフォンの容量オーバーを防ぐための写真や動画の整理経験は60.0%
整理方法の上位は「必要性が低くなったデータを削除」「データ容量がたくさん収まる場所に移す」

スマートフォンで月2~3回以上写真撮影をする全国の15歳~69歳の男女800人を対象に、保存した写真や動画が増え、スマートフォンの内部容量が一杯になってしまうことを防ぐために写真や動画を整理しているかを聞いたところ、整理経験がある(「頻繁に整理している」と「たまに思いついた時に整理している」の合算割合)は60.0%となり、「整理しない」が40.0%となった。

次に、写真や動画を整理していると回答した480人を対象に、整理方法を聞いたところ(複数回答可)、「必要性が低くなったデータを削除する」が59.6%と最も多く、次いで「データ容量がたくさん収まる場所に移す」が35.6%、「似た画像の中から条件が良いデータのみ残す」が30.0%となった。

 

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。

■ データのダウンロードで以下の情報も見られます

  • 本ページ内のグラフ
  • 回答者の属性情報(性別・年代など)
  • 写真を共有する方法(端末別)
  • スマートフォン内に保存している写真が消滅してしまった経験と消失に対する意識・・・など

調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。

データをダウンロードする

■ 調査概要

調査期間:2023年2月2日~2月6日
有効回答:<予備調査>2,000人 ※人口構成比に合わせて回収 <本調査>800人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>全国の15歳~69歳の男女
     <本調査>スマートフォンで月2~3回以上写真撮影をする全国の15歳~69歳の男女
設問数  :<予備調査>14問<本調査>18問

■ 調査全設問項目

<予備調査>
SC1 あなたが写真撮影にこの1年間で利用したデバイスと頻度をそれぞれ教えてください。
SC2 あなたが写真撮影に利用するデバイスで、よく撮影するシーンや被写体を全て教えてください。
SC3 あなたは撮影した写真をインターネット上に投稿したり、人に共有しますか?共有する方は、撮影に利用するデバイスでの共有方法を全て教えてください。
SC4 あなたは、スマートフォンで撮影した写真や動画をどこに保存していますか?保存先と、そこに保存している枚数を全てご記入ください。※10,000枚以上保存している人は10,001とご記入ください。
SC5 あなたは、スマートフォン内の写真を管理するのにストレスを感じますか?当てはまるものを全て教えてください。
SC6 あなたは、スマートフォン内に保存している写真が消滅してしまった経験がありますか?消滅してしまった経験がある方は、当てはまるものを全て教えてください。
SC7 写真が消滅してしまった経験がないと回答した方にお伺いします。あなたに当てはまるものを教えてください。
SC8 「スマートフォンで写真を撮影する」と回答した方にお伺いします。スマートフォンで撮影した写真をプリントすることに関して、あなたに当てはまるものを教えてください。
SC9 「SC8回答選択肢表示」と回答した方にお伺いします。あなたが1回にプリントする平均的な枚数に関して教えてください。※今はプリントしていないがプリントの経験はある方は、当時プリントしていた平均的な枚数についてお答えください。
SC10 「SC8回答選択肢表示」と回答した方にお伺いします。あなたがプリントする頻度で最も近いものを教えてください。※今はプリントしていないがプリントの経験はある方は、当時プリントしていた頻度についてお答えください。
SC11 あなたがスマートフォンで撮影した写真をプリント(写真入り年賀状に使うためのプリントは除く)する場所や方法を全て教えてください。※今はプリントしていないがプリントの経験はある方は、当時プリントしていた場所や方法についてお答えください。
SC12 スマートフォンで撮影した写真を「SC8回答選択肢表示」と回答した方にお伺いします。あなたが写真をプリントする/したいと思う理由を全て教えてください。
SC13 あなたがスマートフォンで撮影した写真を、自宅のプリンターでプリントする理由として当てはまるものを全て教えてください。
SC14 人にプレゼントするため、と回答した方にお伺いします。あなたはどのようなタイミングでプレゼントするために写真をプリントした/したいですか?全て教えてください。

<本調査>
Q1 あなたはフォトブックを知っていますか?※フォトブックとはスマートフォンやデジタルカメラの写真を使ってスマートフォンやPC、お店の受付機からオリジナルの写真集・アルバムを作成し購入できるサービスです。
Q2 前問でフォトブックを購入したことがあると回答した方にお伺いします。あなたがフォトブックを購入した目的について、当てはまるものを全て教えてください。
Q3 あなたは2023年の新年のあいさつをどのように行いましたか?新年のあいさつに利用したものを全て教えてください。
Q4 年賀状を出したと回答した方にお伺いします。あなたは年賀状の印刷をどのような場所でしましたか?またはご自身で作られましたか?
Q5 あなたは下記のようなサービスがあれば利用してみたいと思いますか?利用してみたいと思うサービスを全て教えてください。
Q6 あなたは、スマートフォンで撮影した写真や動画をどのようにして保存していますか?最も当てはまるものをひとつだけ教えてください。
Q7 あなたは保存した写真や動画が増えてしまい、スマートフォンの内部容量が一杯になってしまうことを防ぐために写真や動画を整理していますか?
Q8 前問で「Q7回答選択肢表示」と回答した方にお伺いします。あなたが保存した写真や動画の整理方法として当てはまるものを全て教えてください。
Q9 スマートフォンで撮影した写真のプリントを今後はしない/これからもしない、と回答した方にお伺いします。あなたが写真をプリントしない理由を全て教えてください。
Q10 画像や動画のクラウド保存サービスについて、あなたに最も当てはまるものをひとつ教えてください。※スマートフォンで撮影した画像に限らず、他端末で撮影した画像も含めて当てはまるものをお答えください。
Q11 あなたがクラウド保存サービスを現在利用していない理由について、当てはまるものを全て教えてください。
Q12 画像や動画のクラウド保存サービスについて「Q10回答選択肢表示」と回答した方にお伺いします。クラウド保存サービスでは、画像の永久保存、日付や場所、顔認識等での画像整理、家族や知人に画像の共有などができます。あなたはこのようなサービスに興味はありますか?最も当てはまるものをひとつ教えてください。
Q13 前問で興味はあるが、利用しようとは思わないと回答した方にお伺いします。あなたは下記のようなサービスがあればクラウド保存サービスを利用したいと思いますか?利用したいと思う方は、あなたが受けたいと思うサービスとして当てはまるものを全て教えてください。
Q14 あなたはクラウドに保存した画像をどのように活用していますか?当てはまるものを全て教えてください。※ここ1年以内に活用したものを教えてください。
Q15 前問で保存したクラウドの画像を活用していると回答した方にお伺いします。あなたがクラウドの画像をどれくらいの頻度で活用しているかを教えてください。
Q16 現在、クラウド保存サービスを利用している方にお伺いします。あなたが利用しているサービスについて当てはまるものをそれぞれ教えてください。※他のサービスとの併用、または特典として利用しており、下記のクラウド保存サービス自体には利用料金を支払っていない場合については「無料プラン(期間限定含む)で利用しているサービス」をお選びください。
Q17 前問で無料のクラウドサービスを利用していると回答した方にお伺いします。あなたが利用しているサービスが有料になっても利用し続けますか?
Q18 あなたがクラウド保存サービスに感じる価値について、当てはまるものを全て教えてください。

上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

≪本調査レポートのご利用について≫
MMD研究所にて無償公開しているWEBサイト内の文書、及びその内容についての無断転載等は原則としてご遠慮頂いております。
データの利用または引用の可否はその内容によりますので、まずは掲載範囲、用途・目的、メディアなどを記載してメールにご連絡ください。
追って担当者よりご連絡いたします。著作物の二次利用に関しては、以下の条件にすべてあてはまる場合、個別の許諾なしにこれをみとめます。

  • 営利を目的としないこと
  • それによって経済的な利益を得ることがないこと

※販促に利用されたい企業様はお問い合わせください。

MMDLabo株式会社

通信・端末・決済などモバイルやIT分野のマーケティングレポートでは国内最大規模の調査機関です。
2006年9月より運営しているMMD研究所では、700件以上の調査データを通じてモバイルユーザーの消費行動や実態を発信しています。

モバイルインターネットで生まれる新しい体験を調査・分析し、価値ある情報を発信することでモバイルインターネット業界の発展に貢献します。

会員登録をすると、
調査結果の詳しいファイルを
ダウンロードできます。