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調査データ

2022年8月24日

高校生の自分名義の銀行口座所持率は61.7%
自分でお金を管理している高校生は約半数、そのうち29.3%が「財布の中身のみで残高を確認している」
国際ブランドのデビットカードを15歳以上から利用することができることの認知率、高校生は20.0%、高校生の親は16.9%

MMD研究所はビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下Visa)と共同で、第1弾として、「高等学校の金融教育必修化に関する意識調査(高校生と親のお金に対する意識)」を実施いたしました。予備調査では15歳~69歳の全国の男女50,000人、本調査では高校生481人、高校生の親1,000人の計1,481人を対象に2022年6月24日~6月28日の期間で実施いたしました。
※本リリースでは、アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック集計しています。

学習指導要領の改訂により、2022年4月から高校で金融教育が行われることになりました。成年年齢引下げも伴い18歳から金融に関する様々な契約を行えるようになり、金融教育の重要性はますます高まっています。

第2弾では、高校生とその親、高校教師に金融教育に関する現状と課題を聴取した「高等学校の金融教育必修化に関する意識調査(高校生と親と教師の意識)」を発表します。第1弾の調査結果は以下のとおりです。

【調査結果サマリー】

■ 直近1年間の高校生とその親の現金とキャッシュレスの利用比率
  高校生:現金のみ47.3%、キャッシュレスのみ12.0%、併用利用は40.6%
  高校生の親:現金のみ10.0%、キャッシュレスのみ21.2%、併用利用は68.8%
■ 自身でお金を管理している高校生は50.1%、そのうち29.3%が「財布の中身のみで残高を確認している」
  お金の管理で意識していることは「お金を貯めるために節約を意識している」が23.1%
■ 高校生の自分名義の銀行口座所有率は61.7%
■ 国際ブランドのデビットカードを15歳もしくは16歳以上から利用することができることの認知率
  高校生は20.0%、高校生の親は16.9%
  高校生の利用意向は32.8%、高校生の親の子どもに利用させたい意向は15.6%

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直近1年間の高校生とその親の現金とキャッシュレスの利用比率
高校生:現金のみ47.3%、キャッシュレスのみ12.0%、併用利用は40.6%
高校生の親:現金のみ10.0%、キャッシュレスのみ21.2%、併用利用は68.8%

高校生1,534人と高校生の親2,503人を対象に、直近1年間で利用している支払方法を聞いたところ(複数回答可)、高校生(n=1,534)は「現金」が88.0%と最も多く、次いで「QRコード(バーコード)決済」が31.9%、「カード型の電子マネー」が23.0%となった。高校生の親(n=2,503)は「現金」が78.8%と最も多く、次いで「クレジットカード」が73.1%、「QRコード(バーコード)決済」が53.0%となった。

続いて、直近1年間における現金とキャッシュレスの利用比率をみると、高校生(n=1,534)は「現金のみ利用」が47.3%、「現金とキャッシュレスの併用利用」が40.6%、「キャッシュレスのみ利用」が12.0%となった。高校生の親(n=2,503)は「現金のみ利用」が10.0%、「現金とキャッシュレスの併用利用」が68.8%、「キャッシュレスのみ利用」が21.2%となった。

 

自身でお金を管理している高校生は50.1%、そのうち29.3%が「財布の中身のみで残高を確認している」
お金の管理で意識していることは「お金を貯めるために節約を意識している」が23.1%

高校生1,534人を対象に、高校生の自身によるお金の管理の実施について聞いたところ、「管理している」が50.1%となった。
続いて、お金の管理をしていると回答した高校生769人を対象に、自身で行うお金の管理方法について聞いたところ(複数回答可)、「財布の中身のみで残高を確認している」が29.3%と最も多く、次いで「銀行口座の残高をアプリで確認して管理している」が21.7%、「紙媒体(家計簿・お小遣い帳など)で管理している」が20.2%となった。

次に、予備調査から高校生481人を抽出し、お金の管理で意識していることについて聞いたところ(複数回答可)、「お金を貯めるために節約を意識している」が23.1%と最も多く、次いで「お金を使う時は計画的に使うようにしている」が22.9%、「将来必要となるお金について、考えるようにしている」が20.2%となった。

 

高校生の自分名義の銀行口座所有率は61.7%

高校生1,534人を対象に、自分名義の銀行口座の所有について聞いたところ、「所有している」のは61.7%となった。

 

国際ブランドのデビットカードを15歳もしくは16歳以上から利用することができることの認知率
高校生は20.0%、高校生の親は16.9%
高校生の利用意向は32.8%、高校生の親の子どもに利用させたい意向は15.6%

予備調査から高校生481人と高校生の親1,000人を抽出し、国際ブランド(Visa、JCB、Mastercardなど)がついているデビットカードを15歳もしくは16歳以上から利用することができることの認知について聞いたところ、認知率は高校生(n=481)が20.0%、高校生の親(n=1,000)が16.9%となった。

続いて、デビットカード未利用の高校生475人とデビットカード未利用の高校生の親906人を対象に、国際ブランドのデビットカードの利用意向(高校生に対しては自分自身が利用したいか、親に対しては高校生の子どもに利用させたいか)について聞いたところ、高校生(n=475)の利用意向は32.8%(「利用したい」「やや利用したい」の合算割合)で、高校生の親(n=906)は15.6%(「利用させたい」「やや利用させたい」の合算割合)となった。

 

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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■ 調査概要

調査期間:2022年6月24日~6月28日
有効回答:<予備調査>50,000人<本調査>1,481人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>15歳~69歳の全国の男女
     <本調査>高校生、高校生の親
     ※高校生(n=481)、高校生の親(n=1,000)
設問数  :<予備調査>14問<本調査>24問

■ 調査全設問項目

<予備調査>
SC1 あなたのお子様の年齢として当てはまるものを全てお選びください。
SC2 あなたがここ1年間で利用している支払い方法として、当てはまるものを全てお選びください。/あなたご自身と、あなたのお子様がここ1年間で利用している支払い方法として、当てはまるものをそれぞれ全てお選びください。
SC3 あなたはデビットカードについて知っていますか?
SC4 あなたは国際ブランドマークが付いているデビットカードを持っていますか?お持ちの方は、カードに付いている国際ブランドマークとして当てはまるものを全てお選びください。
SC5 あなたは国際ブランドマークが付いているデビットカードを、利用していますか?
利用している方は、ここ1年間での平均的な利用頻度をお選びください。
SC6 あなたは銀行口座を所有していますか?当てはまるものを全てお選びください。
SC7 あなたはここ1年間ATMで、どのくらいの頻度で口座から現金を引き出していますか?
SC8 あなたが現在行っているお金の管理方法として、当てはまるものを全てお選びください。
SC9 あなたが現在行っているお金の管理方法は、それぞれどのくらいの頻度で実施していますか?
SC10 あなたが現在行っているお金の管理を始めたきっかけとして、当てはまるものをそれぞれ全てお選びください。
SC11 あなたが「キャッシュレス決済」に対して持つイメージとして、当てはまるものを全てお選びください。
SC12 「お金」について、あなたの価値観や意識に当てはまるものを全てお選びください。
SC13 2022年4月より成年年齢が20歳から18歳に引き下げが行われました。それに伴い、金融サービスに関して変化した下記項目についてあなたは知っていますか?
SC14 2022年4月より高校生に対する金融教育が義務化されたことを、あなたは知っていますか?

<本調査>
Q1 あなたは金融に関する下記項目に関して、どの程度理解していますか?
Q2 あなたが金融に関する知識として今後理解していきたいと思うものを全てお選びください。
Q3 あなたが金融に関する知識や情報を入手しているものとして、当てはまるものを全てお選びください。
Q4 2022年4月より義務化された金融に関する教育(金融教育)の内容について、あなたは理解していますか?
Q5 あなたは金融教育を重要と感じていますか?/高校生のお子様についてお答えください。あなたのお子様に対して、金融教育を受けさせることは重要と感じていますか?
Q6 あなたは家族から金融教育や指導を受けたことがありますか?
Q7 2022年4月より金融教育が義務化されたことにより、あなたが不安または不満に感じていることはありますか?当てはまるものを全てお選びください。
Q8 あなたが金融教育に求めることとして、当てはまるものを全てお選びください。
Q9 あなたが「お金の管理」で意識していることとして、当てはまるものを全て教えてください。
Q10 あなたが節約の意識をし始めたきっかけとして当てはまるものを全てお選びください。
Q11 あなたは具体的にどのような節約をしていますか?当てはまるものを全てお選びください。
Q12 あなたが商品・サービスを購入または利用する際、信頼している情報源として当てはまるものを全てお選びください。
Q13 あなたが商品・サービスを知ってから購入または利用に至るきっかけとなるものとして、当てはまるものを全てお選びください。
Q14 高校生のお子様についてお答えください。あなたのお子様が金融に関する知識をより付けるためには、どのようなところで教育が行われるべきだと思いますか?当てはまるものを全てお選びください。
Q15 高校生のお子様についてお答えください。学校でのお子様に対する金融教育に関して、あなたが不安や不満に感じていることはありますか?当てはまるものを全てお選びください。
Q16 高校生のお子様についてお答えください。学校でのお子様に対する金融教育に関して、あなたが求めていることとして当てはまるものを全てお選びください。
Q17 高校生のお子様についてお答えください。あなたは家庭内でお子様に対し、金融教育や指導を実施していますか?
Q18 高校生のお子様についてお答えください。お子様に対して、あなたが金融教育や指導を実施しようと思ったきっかけとして当てはまるものを全てお選びください。
Q19 高校生のお子様についてお答えください。お子様に対する家庭内の金融教育に関して、あなたが悩んでいることとして当てはまるものを全てお選びください。
Q20 高校生のお子様についてお答えください。
お子様に対して家庭内で金融教育を実施するにあたり、あなたがお子様に求めることとして当てはまるものを全てお選びください。
Q21 あなたがお金の使い方や、管理方法で不安に感じていることを教えてください。些細なことで構いませんのでご記載ください。/高校生のお子様についてお答えください。あなたがお子様に対して、お金の使い方や管理方法で悩んでいること、または不安に感じていることがあれば教えてください。些細なことで構いませんのでご記載ください。
Q22 あなたは下記のような国際ブランドマークが付いているデビットカードの特徴を知り、今後デビットカードを利用したいと思いますか?/高校生のお子様についてお答えください。あなたは下記のような国際ブランドマークが付いているデビットカードの特徴を知り、今後お子様にデビットカードを利用させたいと思いますか?
Q23 あなたは国際ブランドマークが付いているデビットカードは、高校生(15歳もしくは16歳以上)から利用することができることを知っていましたか?
Q24 先ほど国際ブランドマークが付いているデビットカードを「Q22回答選択肢表示」と回答した方にお伺いします。あなたは国際ブランドマークが付いているデビットカードのどのようなところに魅力を感じていますか?当てはまるものを全てお選びください。/高校生のお子様についてお答えください。あなたのお子様にとって、国際ブランドマークが付いているデビットカードのどのようなところに魅力を感じていますか?当てはまるものを全てお選びください。

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