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調査データ

2023年7月21日

スーパーアプリの認知度は23.4%、利用意向は42.1%
男女ともに10代の利用意向が高い傾向
毎日利用しているアプリの個数は「10個以上」が22.2%

MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、15歳~69歳の男女7,000人を対象に2023年6月29日~6月30日の期間で「スーパーアプリに関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
※「スーパーアプリ」とは、ひとつのアプリ内で様々なジャンルの機能(SNS、スマホ決済、EC、保険の申し込み、公共料金の支払い、投資やローン申請、フードデリバリー、シェアカーやシェアサイクルの利用、タクシーやその他交通予約など)を利用できるサービスのこととして説明文と参考画像を表示した上で回答を得ています。

【調査結果サマリー】

■ スーパーアプリの認知度は23.4%、利用意向は42.1%
  男女ともに10代の利用意向が高い傾向
■ スーパーアプリで利用したい機能上位は「ポイント管理・運用」「クーポン」「キャッシュレス決済」
■ スーパーアプリを利用したい理由上位は「ポイントを貯めやすい」「たくさんのアプリをインストール/使い分けしなくて済む」
■ 毎日利用しているアプリ、「10個以上」が22.2%、「5個」が18.2%、「1個」が14.0%
■ 普段利用しているアプリ/アプリ内機能の種類上位、毎日利用は「SNS」「ニュース」「天気」
  週1回利用は「キャッシュレス決済」「ショッピング」「天気」
  月1回利用は「ショッピング」「ネットバンキング」「クレジットカード管理」

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スーパーアプリの認知度は23.4%、利用意向は42.1%
男女ともに10代の利用意向が高い傾向

15歳~69歳の男女7,000人を対象に、スーパーアプリの概要を説明し認知と利用意向について聞いたところ、「内容について知っていて、利用したい」が14.5%、「内容について知っているが、利用したいと思わない」が9.0%、「内容について知らなかったが、利用したい」が27.6%、「スーパーアプリの内容について知らず、利用したいと思わない」が49.0%となった。認知度は合わせて23.4%、利用意向は合わせて42.1%となった。

これを性年代別にみると、認知度は男性20代(n=558)が33.9%と最も高く、次いで男性30代(n=597)が32.7%、男性40代(n=755)が31.1%となった。

続いて、利用意向は女性10代(n=230)が52.2%と最も高く、次いで男性10代(n=242)が50.4%、男性30代(n=597)/男性40代(n=755)が46.1%となった。

 

スーパーアプリで利用したい機能上位は「ポイント管理・運用」「クーポン」「キャッシュレス決済」

スーパーアプリを利用したいと回答した2,946人を対象に、スーパーアプリで利用したい機能を聞いたところ(複数回答可)、「ポイント管理・運用」が49.1%と最も多く、次いで「クーポン」が44.9%、「店頭・オンラインでのキャッシュレス決済」が40.0%となった。

 

スーパーアプリを利用したい理由上位は「ポイントを貯めやすい」「たくさんのアプリをインストール/使い分けしなくて済む」

スーパーアプリを利用したいと回答した2,946人を対象に、スーパーアプリを利用したい理由を聞いたところ(複数回答可)、「ポイントを貯めやすいと思う」が45.6%と最も多く、次いで「たくさんのアプリをインストールしなくて済む」が43.1%、「たくさんのアプリを使い分けなくて済む」が42.1%となった。

 

毎日利用しているアプリ、「10個以上」が22.2%、「5個」が18.2%、「1個」が14.0%

15歳~69歳の男女7,000人のうち、スマートフォンを所有している6,473人を対象に、毎日利用しているアプリの個数を聞いたところ、「10個以上」と回答した人は22.2%、「7個」~「9個」と回答した人は合わせて6.9%、「4個」~「6個」と回答した人は合わせて30.9%、「1個」~「3個」と回答した人は合わせて34.1%、「毎日利用しているアプリはない」と回答した人は5.9%となった。

これを年代別にみると、「10個以上」が最も多いのは30代(n=1,093)で25.3%、「7個」~「9個」が最も多いのは10代(n=428)で10.7%、「4個」~「6個」が最も多いのは10代(n=428)で36.7%、「1個」~「3個」が最も多いのは60代(n=1,165)で37.4%となった。

 

普段利用しているアプリ/アプリ内機能の種類上位、毎日利用は「SNS」「ニュース」「天気」
週1回利用は「キャッシュレス決済」「ショッピング」「天気」
月1回利用は「ショッピング」「ネットバンキング」「クレジットカード管理」

毎日利用しているアプリがあると回答した6,093人を対象に、毎日利用しているアプリ/アプリ内機能の種類を聞いたところ(複数回答可)、「SNS」が62.2%と最も多く、次いで「ニュース」が43.5%、「天気」が40.6%となった。
スマートフォンを所有していると回答した6,473人を対象に、週1回は利用しているアプリ/アプリ内機能の種類を聞いたところ(複数回答可)、「店頭・オンラインでのキャッシュレス決済」が最も多く18.2%、次いで「ショッピング」が13.0%、「天気」が11.8%となった。
続いて、月1回は利用しているアプリ/アプリ内機能の種類を聞いたところ(複数回答可)、「ショッピング」が16.7%と最も多く、次いで「ネットバンキング」が14.3%、「クレジットカード管理」が11.0%となった。

 

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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販売商品:スーパーアプリに関する調査
納品物 :GT表、調査票、ローデータ
販売金額:50,000円+消費税5,000円
入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)

■ 調査概要

調査期間:2023年6月29日~6月30日
有効回答:7,000人 ※人口構成比に合わせて回収
調査方法:インターネット調査
調査対象:15歳~69歳の男女
設問数  :7問

■ 調査全設問項目

Q1 あなたが所有しているデバイスをすべて教えてください。
Q2 あなたが現在メインで利用しているスマートフォンを契約している通信会社をひとつ教えてください。
Q3 あなたがスマートフォンで利用しているアプリのうち、毎日利用しているものの個数を教えてください。
Q4 あなたが以下の頻度で普段利用しているアプリ、またはアプリ内のサービスのジャンルをすべて教えてください。※「週1回」は「毎日」で選んだもの以外から、「月1回」は「毎日」「週1回」で選んだもの以外からお選びください。
Q5 現在、「スーパーアプリ」と呼ばれる、ひとつのアプリ内で様々なジャンルの機能(SNS、スマホ決済、EC、保険の申し込み、公共料金の支払い、投資やローン申請、フードデリバリー、シェアカーやシェアサイクルの利用、タクシーやその他交通予約など)を利用できるサービスが新興国を中心に普及しています。スーパーアプリ内のサービスはひとつのプラットフォーム上で展開されるため、いずれかの機能を利用する際にアカウントを作成し、決済方法の登録をすることで、複数回登録することなくアプリ内の幅広いサービスを利用することができます。例:WeChat(中国)、Grab(シンガポール)など日本ではPayPayやLINEなどがそれに近しいサービスとなっていますが、これについて、あなたにあてはまるものをひとつ教えてください。
Q6 スーパーアプリを利用したいと回答した方にお伺いします。あなたはスーパーアプリでどのような機能を利用したいと思いますか?あてはまるものをすべて教えてください。
Q7 スーパーアプリを利用したいと回答した方にお伺いします。あなたがスーパーアプリを利用したいと思う理由をすべて教えてください。

上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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