調査データ
2023年6月5日
化粧品を初めて利用する際にセルフAI診断を参考にする人の63.3%がおすすめされた商品をその場で購入した経験あり
利用経験のあるセルフAI診断サービスは「肌パシャ」「KOSE HADA mite」「肌id」
MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、15歳~69歳の男女5,000人を対象に2023年4月17日~4月19日の期間で「化粧品のEC購入とセルフAI診断に関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
【調査結果サマリー】
■ 初めて使う化粧品、各ジャンルのEC購入経験は、「スキンケア」が54.4%、「ベースメイク」が52.6%
EC購入の理由はいずれの商品も「店舗よりも安く手に入るから」が最多
■ 初めて使う化粧品をEC購入経験がある人の77.5%が失敗経験あり
失敗経験の割合が多いのは「ベースメイク」が73.5%
失敗の内容は「期待していた使用感ではなかった」
■ セルフAI診断の認知は50.8%、利用経験は10.3%、ともに「肌質診断」が最多
今後の利用意向は51.3%で、「骨格診断」が38.8%で最多
■ 化粧品を初めて利用する際に参考にする情報の上位は「クチコミ」「SNS」「ブランドのサイト」
セルフAI診断を参考にする人の63.3%がおすすめされた商品をその場で購入した経験あり
■ 利用経験のあるセルフAI診断サービス上位は「肌パシャ」「KOSE HADA mite」「肌id」
調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。
初めて使う化粧品、各ジャンルのEC購入経験は、「スキンケア」が54.4%、「ベースメイク」が52.6%
EC購入の理由はいずれの商品も「店舗よりも安く手に入るから」が最多
15歳~69歳の男女5,000人のうち化粧品を購入すると回答した3,435人を対象に、初めて利用する化粧品のEC購入について聞いたところ、「購入する」と回答したのは「スキンケア(n=3,346)」が54.4%と最も多く、次いで「ベースメイク(n=2,757)」が52.6%、「チーク(n=2,388)」が52.3%となった。
続いて、初めて利用する化粧品をECで購入すると回答した1,915人を対象に、ECで購入する理由について聞いたところ(複数回答可)、いずれの商品も「店舗よりも安く手に入るから」「時間を気にせず選べるから」「クチコミを確認したいから」が上位3位に入ることが分かった。
初めて使う化粧品をEC購入経験がある人の77.5%が失敗経験あり
失敗経験の割合が多いのは「ベースメイク」が73.5%
失敗の内容は「期待していた使用感ではなかった」
初めて利用する化粧品をEC購入すると回答した1,915人を対象に、購入失敗経験について聞いたところ、「失敗した経験がある」と回答したのは77.5%となった。これを項目別でみると、ベースメイク(n=1,555)が73.5%と最も多く、次いでリップメイク(n=1,529)が73.1%、スキンケア(n=1,877)が70.9%となった。
続いて、初めて利用する化粧品のEC購入で失敗した経験があると回答した1,485人を対象に、失敗した内容について聞いたところ(複数回答可)、最も失敗経験の割合が多かったベースメイク(n=1,143)は「期待していた使用感ではなかった」が31.1%と最も多く、次いで「自分の肌に合わない色を選んでしまった」が29.2%、「自分の肌質に合わなかった」が28.3%となった。
セルフAI診断の認知は50.8%、利用経験は10.3%、ともに「肌質診断」が最多
今後の利用意向は51.3%で、「骨格診断」が38.8%で最多
15歳~69歳の男女5,000人を対象に、何かしらのセルフAI診断の認知~利用意向について聞いたところ、認知は50.8%となり、「利用したことがある」と回答した利用経験は10.3%となった。認知者の「利用したことはないが、今後利用してみたい」と未認知者の「今後利用してみたい」を合わせた利用意向は51.3%となった。
これを項目別でみると、認知が最も多いのは「肌質診断」で33.8%、利用経験が最も多いのは「肌質診断」で7.3%、利用意向が最も多いのは「骨格診断」で38.8%となった。
化粧品を初めて利用する際に参考にする情報の上位は「クチコミ」「SNS」「ブランドのサイト」
セルフAI診断を参考にする人の63.3%がおすすめされた商品をその場で購入した経験あり
初めて利用する化粧品をECで購入すると回答した3,435人を対象に、新型コロナウイルス流行後に参考にする情報について聞いたところ(複数回答可)、「クチコミ」が17.7%と最も多く、次いで「SNSの投稿」が12.6%、「ブランド・メーカーのWEBサイト」が12.0%となった。
次に、初めて利用する化粧品の購入においてセルフAI診断サービスを参考にすると回答した245人を対象に、セルフAI診断サービスでおすすめされた商品をその場で購入した経験について聞いたところ、「経験がある」と回答したのは63.3%となった。
利用経験のあるセルフAI診断サービス上位は「肌パシャ」「KOSE HADA mite」「肌id」
セルフAI診断サービスを利用したことがあると回答した516人を対象に、利用経験のあるセルフAI診断サービスについて聞いたところ(複数回答可)、「肌パシャ」が26.7%と最も多く、次いで「KOSE HADA mite(ハダミテ)」が16.1%、「肌id」が14.5%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。
■ データのダウンロードで以下の情報も見られます
- 本ページ内のグラフ
- 回答者の属性情報(性別・年代など)
- 購入の際、価格が高くても質にこだわるか ※項目別
- セルフAI診断サービスを利用した理由
- 新型コロナウイルス流行前後の参考にする情報の変化 ※時期別
- マスク着用判断基準変更後に購買意欲が上がった商品・・・など
調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。
■ 調査のローデータを販売しております
販売商品:化粧品のEC購入とセルフAI診断に関する調査
納品物 :調査票・ローデータ・GT表
販売金額:50,000円+消費税5,000円
入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)
■ 調査概要
調査期間:2023年4月17日~4月19日
有効回答:5,000人 ※人口構成比に合わせて回収
調査方法:インターネット調査
調査対象:15歳~69歳の男女
設問数 :10問
■ 調査全設問項目
Q1 あなたは、スキンケア用品や化粧品の購入の際、価格が高くても質がいいものを選びますか?あてはまるものをそれぞれ教えてください。
Q2 あなたは初めて利用するスキンケア用品や化粧品を購入する際にECサイトを利用していますか?初めての利用するスキンケア用品や化粧品でもECサイトで購入する方は、ECサイトを利用する理由として、あてはまるものをそれぞれすべて教えてください。
Q3 あなたは、化粧品やスキンケア用品を購入した際に失敗した経験はありますか?失敗した経験がある方はどんな失敗をしたか、あなたにあてはまるものをそれぞれすべて教えてください。
Q4 セルフAI診断について、あなたにあてはまるものをそれぞれ教えてください。
Q5 セルフAI診断を「今後利用したいと思わない」と回答した方に伺います。あなたが、セルフAI診断を今後利用したくない理由を、できるだけ詳しくそれぞれ教えてください。
Q6 セルフAI診断を「利用したことがある」と回答した方に伺います。あなたがセルフAI診断を利用した理由としてあてはまるものをすべて教えてください。
Q7 あなたが化粧品やスキンケア商品を初めて利用する際に参考にする情報は新型コロナウイルス流行前後で変わりましたか?新型コロナウイルス流行前、流行後において参考にする情報としてあてはまるものをすべて教えてください。
Q8 セルフAI診断やバーチャルメイクを参考にすると回答した方に伺います。あなたがセルフAI診断やバーチャルメイクを利用した際に、サイトやアプリでおすすめされた商品を購入したことがありますか?
Q9 セルフAI診断を「利用したことがある」と回答した方に伺います。あなたが利用したことのあるサイト・アプリをすべて教えてください。またその中で直近で利用したサイト・アプリを1つだけ教えてください。
Q10 2023年3月13日以降、マスク着用について個人で判断できるようになりました。それによりあなたの購入意欲が上がった商品はありますか?あてはまるものをすべて教えてください。
上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
≪本調査レポートのご利用について≫
MMD研究所にて無償公開しているWEBサイト内の文書、及びその内容についての無断転載等は原則としてご遠慮頂いております。
データの利用または引用の可否はその内容によりますので、まずは掲載範囲、用途・目的、メディアなどを記載してメールにご連絡ください。
追って担当者よりご連絡いたします。著作物の二次利用に関しては、以下の条件にすべてあてはまる場合、個別の許諾なしにこれをみとめます。
- 営利を目的としないこと
- それによって経済的な利益を得ることがないこと
※販促に利用されたい企業様はお問い合わせください。
MMDLabo株式会社
通信・端末・決済などモバイルやIT分野のマーケティングレポートでは国内最大規模の調査機関です。
2006年9月より運営しているMMD研究所では、700件以上の調査データを通じてモバイルユーザーの消費行動や実態を発信しています。
モバイルインターネットで生まれる新しい体験を調査・分析し、価値ある情報を発信することでモバイルインターネット業界の発展に貢献します。
MMD研究所(MMDケンキュウジョ)