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調査データ

2023年8月30日

NISAの認知は79.7%、現在利用は24.8%
口座開設経験のあるネット証券は、「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」
2024年から始まる新NISAの認知は53.4%、内容理解は21.2%

MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女5,000人を対象に2023年8月8日~8月10日の期間で「NISAに関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。

【調査結果サマリー】

■ NISAの認知は79.7%、現在利用は24.8%
  利用経験のあるNISAは「一般NISA」が54.9%、「つみたてNISA」が48.0%
  現在利用のNISAは「一般NISA」が50.1%、「つみたてNISA」が47.8%
■ NISA利用経験者がネット証券で口座開設した理由は「手数料が無料・安い」「口座開設が簡単」「クレジットカード積立ができる」「アプリで確認できる」
  口座開設経験のあるネット証券は、「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」
■ NISA利用検討者がネット証券で口座開設したい理由は「口座開設が簡単」「投資信託の手数料が無料・安い」「アプリで確認できる」
  NISA口座開設意向のあるネット証券は、「楽天証券」「SBI証券」「SBIネオトレード証券」
■ 2024年から始まる新NISAの認知は53.4%、内容理解は21.2%
  現行NISA未利用者の新NISA利用検討は23.5%
  未検討者の利用したくない理由は、「余裕資産がない」「知識がない」「難しそう」

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NISAの認知は79.7%、現在利用は24.8%
利用経験のあるNISAは「一般NISA」が54.9%、「つみたてNISA」が48.0%
現在利用のNISAは「一般NISA」が50.1%、「つみたてNISA」が47.8%

18歳~69歳の男女5,000人を対象に、NISA(少額投資非課税制度)について聞いたところ、認知は79.7%、現在利用は24.8%となった。

これを性年代別で見ると、認知が最も高いのは男性60代(n=473)が89.2%、現在利用が最も高いのは、男性30代(n=453)が32.7%となった。

次に、NISA利用経験者1,420人を対象に、利用経験のあるNISAと現在利用しているNISAの種類について聞いたところ(複数回答可)、利用経験のあるNISA(n=1,420)は「一般NISA」が54.9%、「つみたてNISA」が48.0%、「ジュニアNISA(自身の投資枠)」が0.4%となった。現在利用しているNISA(n=1,242)は「一般NISA」が50.1%、「つみたてNISA」が47.8%、「ジュニアNISA(自身の投資枠)」が0.1%となった。

 

NISA利用経験者がネット証券で口座開設した理由は「手数料が無料・安い」「口座開設が簡単」「クレジットカード積立ができる」「アプリで確認できる」
口座開設経験のあるネット証券は、「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」

NISA口座所有者1,507人を対象に、NISA口座を開設した金融機関について聞いたところ(複数回答可)、「ネット証券」が44.9%と最も多く、次いで「店舗型証券」が12.0%、「メガバンク」が10.6%となった。
NISA現在利用者1,242人を対象に、現在利用しているNISA口座を開設した金融機関について聞いたところ、「ネット証券」が48.3%と最も多く、次いで「店舗型証券」が10.2%、「メガバンク」が9.0%となった。

次に、ネット証券でNISA口座を開設した677人を対象に、ネット証券でNISA口座を開設した理由について聞いたところ(複数回答可)、「投資信託の手数料が無料・安いから」が35.6%と最も多く、次いで「口座開設が簡単だから」が27.6%、「クレジットカード積立ができるから」と「アプリで確認できるから」が19.6%となった。

次に、ネット証券でNISA口座開設経験者677人を対象に、NISA口座を開設したことがあるネット証券について聞いたところ(複数回答可)、「楽天証券」が47.1%と最も多く、次いで「SBI証券」が39.6%、「マネックス証券」が10.3%となった。
NISA現在利用者600人を対象に、現在利用しているNISA口座を開設したネット証券について聞いたところ、「楽天証券」が41.0%と最も多く、次いで「SBI証券」が35.3%、「マネックス証券」が6.7%となった。

 

NISA利用検討者がネット証券で口座開設したい理由は「口座開設が簡単」「投資信託の手数料が無料・安い」「アプリで確認できる」
NISA口座開設意向のあるネット証券は、「楽天証券」「SBI証券」「SBIネオトレード証券」

NISA利用検討者841人を対象に、NISA口座を開設したい金融機関について聞いたところ、「ネット証券」が21.0%と最も多く、次いで「メガバンク」が10.7%、「地方銀行」が5.8%となった。

次に、ネット証券でNISA口座の開設を検討している177人を対象に、ネット証券で口座開設したい理由について聞いたところ(複数回答可)、「口座開設が簡単だから」が41.2%と最も多く、次いで「投資信託の手数料が無料・安いから」が30.5%、「アプリで確認できるから」が24.9%となった。

続いて、NISA口座を開設したいネット証券について聞いたところ、「楽天証券」が40.7%と最も多く、次いで「SBI証券」が28.8%、「SBIネオトレード証券」が4.5%となった。

 

2024年から始まる新NISAの認知は53.4%、内容理解は21.2%
現行NISA未利用者の新NISA利用検討は23.5%
未検討者の利用したくない理由は、「余裕資産がない」「知識がない」「難しそう」

18歳~69歳の男女5,000人を対象に、2024年1月から導入される新NISAの認知について聞いたところ、認知は53.4%、内容理解は21.2%となった。

次に、現行NISA未利用者3,580人を対象に、新NISAの利用検討について聞いたところ、NISAを利用した投資の開始を検討していると回答したのは23.5%となった。(「決めている」「具体的に検討している」「具体的には検討していないが迷っている」の合算割合

次に、NISAを利用した投資の開始を検討していない2,739人を対象に、利用しない理由について聞いたところ(複数回答可)、「余裕資産がないから」が30.3%と最も多く、次いで「NISAや投資について自分の知識がないから」が21.7%、「難しそうだから」が21.6%となった。

 

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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  • NISA現在利用者の年間に投資している額
  • NISA利用検討者の新NISAで利用したい投資枠・・・など

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販売商品:NISAに関する調査
納品物 :調査票・ローデータ・GT表
販売金額:50,000円+消費税5,000円
入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)

■ 調査概要

調査期間:2023年8月8日~8月10日
有効回答:5,000人 ※人口構成比に合わせて回収
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳~69歳の男女
設問数  :15問

■ 調査全設問項目

Q1 あなたの個人年収と世帯年収を教えてください。
Q2 あなたはNISA(少額投資非課税制度)について知っていますか?またNISAを利用した投資経験がありますか?あなたに当てはまるものを1つだけ教えてください。※ジュニアNISAでの口座内の資産を管理・運用する代理人(運用管理者)は含まず、自分自身のNISA口座の投資経験の有無でお答えください。
Q3 NISAを利用した投資経験があると回答した方に伺います。あなたが利用経験のある、または現在利用しているNISAの種類について当てはまるものをそれぞれすべて教えてください。※家族名義のものは含まず、自分名義のNISA口座についてお答えください。
Q4 NISA制度においては抜本的拡充・恒久化を目的として見直しが図られ、2024年1月から新しいNISAが導入されます。新NISAでは、非課税保有期間の無期限化、口座開設期間の恒久化(無期限化)、つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能、年間投資枠の拡大などがポイントとしてあげられます。新NISAについて、あなたに当てはまるものを教えてください。※上記の新NISAに関する説明を読む前の状態でお答えください。 
Q5 下記の図をみてあなたはNISAを利用した投資を開始したいと思いますか?あなたに当てはまるものを教えてください。
Q6 NISAを利用した投資の開始を決めている・検討している・迷っていると回答した方に伺います。あなたが検討しているNISAの利用開始時期として当てはまるものを1つ教えてください。
Q7 NISAを利用した投資の経験がある方、またはNISAを利用した投資の開始を決めている・検討している・迷っていると回答した方に伺います。新NISAが開始した際にあなたが利用したい投資枠について教えてください。
Q8 NISAを利用したことがあると回答した方に伺います。あなたがNISA口座を開設したことがある金融機関として当てはまるものをすべて教えてください。また、現在利用している方は現在利用しているNISA口座を開設した金融機関として当てはまるものを1つだけ教えてください。※子ども・孫のためなどに開設したジュニアNISAは除き、ご自身の口座のみに関してお答えください。NISAの利用開始を検討している方に伺います。あなたがNISA口座を開設したい金融機関として当てはまるものを1つだけ教えてください。
Q9 現在NISAを利用していると回答した方に伺います。あなたが現在利用しているNISAで年間に投資している額について教えてください。また新NISAが開始したら年間に投資したい額について教えてください。※子ども・孫のためなどに開設したジュニアNISAは除き、ご自身の口座のみに関してお答えください。NISAの利用開始を検討している方に伺います。あなたが今後利用したいNISAで年間に投資したい額について教えてください。
Q10 NISA口座をネット証券で開設した、開設したいと考えている方に伺います。あなたがネット証券で口座を開設した、開設したい理由として当てはまるものをすべて教えてください。
Q11 NISA口座をネット証券で開設した経験がある方に伺います。あなたが口座開設したことがあるネット証券をすべて教えてください。現在利用している方は、現在利用しているネット証券として当てはまるものを1つだけ教えてください。ネット証券でNISAの利用開始を検討している方に伺います。あなたが利用したいネット証券として当てはまるものを1つだけ教えてください。
Q12 一般NISAを現在利用していると回答した方に伺います。あなたが取引している金融商品として当てはまるものをすべて教えてください。
Q13 NISAの開始を検討していない方に伺います。あなたがNISAを利用した投資を開始しない理由として当てはまるものをすべて教えてください。
Q14 ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)とは、0~17歳の未成年でも小額投資できる制度です。原則18歳になるまでは払い出しが不可能で18歳未満で利益確定したいときには、途中解約という形で過去にさかのぼって利益分に課税されます。2024年からジュニアNISAは廃止され、新規の投資はできませんが、それまでに積み立てた分を非課税で運用し続けることができるようになり、途中解約しても非課税のまま利益が確定できます。あなたはジュニアNISAが2023年で廃止となることを知っていましたか?
Q15 あなたはNISAを利用した投資の他に金融商品の投資を行っていますか?あなたに当てはまるものをすべて教えてください。

上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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MMDLabo株式会社

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