調査データ
2014年3月6日
47都道府県主要都市のダウンロード平均スピードが速いのは?iPhoneはSoftBankが最速 、AndroidはSoftBank、docomoで接戦
【 調査結果サマリー(※一部抜粋) 】
■ 47都道府県主要都市のダウンロード平均スピードが速いのは
iPhoneはSoftBankが最速、AndroidはSoftBank、docomoで接戦
・47都道府県340箇所のダウンロード平均スピード
‐iPhone :SoftBankが27.59Mbps、docomoが23.55Mbps、auが20.79Mbps
‐Android :SoftBankが27.80Mbps、docomoが27.55Mbps、auが22.67Mbps
■ ダウンロード平均スピードが20Mbps以上の調査スポット数
・iPhone
‐docomo :175/340箇所(51.5%)
‐au :161/340箇所(47.4%)
‐SoftBank :246/340箇所(72.4%)
・Android
‐docomo :218/340箇所(64.1%)
‐au :170/340箇所(50.0%)
‐SoftBank :244/340箇所(71.8%)
今回は、2013年12月に行った札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7都市140箇所に40府県200箇所加え47都道府県340箇所にて、docomo、au、SoftBankのiPhone5s並びに、3社の*Android端末を使用し、通信速度テストを実施しました。調査スポットは調査都道府県における主要都市の駅・ランドマークをランダムに抽出しました。計測は「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを利用し、10時~19時の時間帯に同条件下で各端末3回計測を行い、平均値を記録しました。尚、調査は主要都市の中心部を調査したため、調査スポットのLTE化率は100%でした。
*docomo:Xperia(TM) Z1 f SO-02F、au:isai LGL22、SoftBank:AQUOS PHONE Xx 302SH
■ iPhone5s 47都道府県主要都市のダウンロード平均スピードが速いのはSoftBank
SoftBankが27.59Mbps、docomoが23.55Mbps、auが20.79Mbps
■ iPhone5s全340箇所のダウンロード平均スピードが20Mbps以上の調査スポット数は
SoftBankが246箇所(72.4%)、docomoが175箇所(51.5%)、auが161箇所(47.4%)
調査結果は表の通り、まずiPhone5sについて各携帯キャリアのダウンロード平均スピードは、47都道府県平均でSoftBankが27.59Mbps、docomoが23.55Mbps、auが20.79Mbpsで、SoftBank版のiPhone5sが最速の結果となった。
今回の調査スポットにおけるiPhone5sの最速値は、docomoが山梨県「山梨大学(甲府キャンパス)」の67.10Mbps、auが神奈川県「横浜中華街 朝陽門」」の61.43Mbps、SoftBankが群馬県「JR前橋駅 南口」の68.65Mbpsだった。
次に全調査スポットのダウンロード平均スピードの結果を10Mbpsごとに6段階に区分けし、通信速度の分布を見てみると、20Mbps以上のダウンロード平均スピードが出た調査スポット数は、340箇所中SoftBankが最も多く246箇所で72.4%、次いでdocomoが175箇所で51.5%、auが161箇所47.4%となった。携帯キャリア毎に分布をみていくと、docomo、auは「10Mbps以上20Mbps未満」の調査スポットが最も多く、docomo、auともに138箇所40.6%となった。SoftBankで最も割合が高かったのは「20Mbps以上30Mbps未満」で33.8%だった。
■ Android 47都道府県主要都市のダウンロード平均スピードはSoftBankとdocomoが接戦
SoftBankが27.80Mbps、docomoが27.55Mbps、auが22.67Mbps
■ Android全340箇所のダウンロード平均スピードが20Mbps以上の調査スポット数は
SoftBankが244箇所(71.8%)、docomoが218箇所(64.1%)、auが170箇所(50.0%)
Android端末について各携帯キャリアのダウンロード平均スピードは、47都道府県平均でSoftBankのAQUOS PHONE Xx 302SHが最も速く27.80Mbps、僅差でdocomoのXperia(TM) Z1 f SO-02Fが27.55Mbps、そしてauのisai LGL22が22.67Mbpsとなり、SoftBank、docomoで接戦の結果となった。
Android端末の調査スポットにおける最速値は、docomoが福岡県「福岡天神・大丸パサージュ広場」の88.37Mbps、auが山形県「JR米沢駅 改札」の72.14Mbps、SoftBankが山梨県「山梨大学(甲府キャンパス)」の63.17Mbpsだった。
Android端末も同様に全調査スポットのダウンロード平均スピードを6段階に区分けし、通信速度の分布を見てみると、20Mbps以上のダウンロード平均スピードが出た調査スポット数は、SoftBankが最多で340箇所中244箇所の71.8%、次いでdocomoが218箇所で64.1%、auが170箇所50.0%となり、iPhoneと同様の順序となった。携帯キャリア毎の分布でiPhoneとの違いが出たのはdocomoで、20Mbps以上の割合がiPhoneに比べ10%以上高くなり、かつ、50Mbps以上の割合が3キャリア中最も高い7.9%だった。
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■ 調査概要
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「2014年3月iPhone、Android 47都道府県通信速度調査」
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1289.html
・ 調査期間 2014年2月18日~2014年3月1日
・ 調査地域 47都道府県/340箇所 ※詳細はダウンロードレポート(無料)を参照ください。
・ 調査方法
スピードテスト:「RBB TODAY SPEED TEST」アプリにて計測。
-10:00~19:00の時間帯に同条件下で各3回計測し、平均値を記録
-調査スポットは、各都道府県における主要都市の駅やランドマークをランダムに抽出。
役所、大学、商業施設、スタジアムなどの測定箇所は、施設のメイン入口付近にて計測。
・ 調査使用スマートフォン端末
docomo iPhone5s / Xperia(TM) Z1 f SO-02F
au iPhone5s / isai LGL22
SoftBank iPhone5s / AQUOS PHONE Xx 302SH
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セノオ アキコ(セノオ アキコ)
MMD研究所 編集部員