MMDLaboのレポートの特徴～レポーティングにおける考え方の基本～

コラム

2023年6月28日

執筆者

MMD研究所

はじめに

以前「初めてのリサーチ⑤～MMDLaboのデータ集計からレポート作成までを解説！～」と題して、レポート作成の流れについて解説したコラムをリリースしました。

今回のコラムでは、MMDLaboのレポートはどんなものなのかを「レポートの構成」「レポートの特徴」「MMDLaboの専門性」に沿ってご紹介します。
調査をお考えの方はぜひご覧ください。

MMDLaboのレポート構成

MMDLaboのレポートは基本的に「調査背景・概要」→「サマリー」の構成で作成しています。（ご希望のお客様には詳細データとしてチャート集も作成しています）

調査背景・概要

調査背景・概要パートでは、調査目的、調査課題、調査概要をまとめています。

なぜ調査を行うことになったのか（調査背景）
調査を行うことでどのようなアクションに繋げたいのか（調査目的）
調査目的を達成するために明らかにする必要がある情報はなんなのか（調査課題）
調査時期・サンプル数・調査手法など（調査概要）

これらをレポートの前段でまとめ、誰が読んでも伝わるレポート作成を心掛けています。

調査目的と調査課題を詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

サマリー

サマリーでは、調査目的を解決するための調査課題に対する見解を、調査結果を基にまとめています。
調査目的と調査課題の関係性については以下の図の通りです。

※参考までに以下画像は弊社で実施したApple Watch調査のレポートの一部です。
※画像をクリックすると拡大画像が表示されます

MMDLaboのレポートの特徴

MMDLaboのレポートの特徴は、調査結果を伝えるだけではなく、調査結果から導いた答え（示唆）を中心に提供している点です。

「ドリルを買いにきた人が欲しいのはドリルではなく【穴】である」という言葉があるように、行動にはなにかしらの目的があります。

例えば「利用者がどのくらいいるのか知りたい」という理由から、調査を実施するとします。
調査の結果、利用者数が分かったとしても、そのデータを施策に上手く活用することができるでしょうか。「利用者はどれくらいいるのか知りたい」という言葉の背景には、「この事業を拡大するべきかどうかを判断したい」など、必ず目的があるはずです。

調査はあくまで手段になるため、調査を行う上で一番大事なことは「調査の結果をどのようなアクションに繋げるのか」だと考えています。
その為には調査の目的をしっかりと見定めることが必要です。

MMDLaboでは、調査の目的をお客様と綿密にすり合わせた上で調査課題の設定・調査設計を行うため、調査結果をただまとめるだけでなく、調査結果から導いた答え（示唆）を中心にレポートを作成しています。

MMDLaboの専門性

MMDLaboでは、2006年9月よりモバイル専門のマーケティング機関としてMMD研究所を運営しています。
15年以上モバイルに関係するデータを取り扱ってきた実績から、通信・端末・決済などIT分野の知見を活かした調査設計で、お客様の課題解決のお手伝いをさせていただいております。

直近のモバイルに関する調査結果（調査レポート）はこちら

おわりに

MMDLaboの会社概要（MMDで行える調査メニュー）もご用意しております。
調査をお考えの方は、こちらのページ下部の「データをダウンロードする」ボタンから、ぜひご覧ください。

調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。

データをダウンロードする

MMDLaboでは、調査が初めてというお客様から定期的に調査を行われているお客様まで様々なお客様より調査のご依頼をいただいております。
調査を行うに至った背景やお悩みをヒアリングし、お客様の課題やご予算に沿った調査手法、内容をご提案させていただきます。
お見積もり、ご相談は無料で承っております。
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