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コラム

2019年5月16日

激動の2019年、通信業界はどう動くのか?「大手通信会社の分析がまるごとわかる調査」

自社のニーズに合わせて多種多様な分析が可能~大手通信会社の分析がまるごとわかる調査~



2019年3月5日、電気通信事業法の改正案が閣議決定されました。この改正案では通信料金と端末代金を完全に分離することがうたわれており、いわゆる「分離プラン」がついに国主導で動き出しました。

総務省の有識者の会議でも、料金体系や通信業界のあり方について活発な議論が行われており、2019年は通信業界に大きな変化がもたらされることでしょう。激動の2019年、通信業界はどう動くのか? 時代にキャッチアップするために、まずは2018年のユーザー動向を把握する必要があるのではないでしょうか。

MMD研究所では、「大手通信5社6サービスの2018年契約ユーザー調査レポート」と題し、ドコモ、au、ソフトバンクの3サービスにY!mobile、楽天モバイル、UQ mobileの加えた計6サービスの詳細な分析を行った調査レポートを販売しております。

今回はそのレポートから抜粋した数ページをご紹介いたします。


「大手通信5社6サービスの2018年契約ユーザー調査レポート」について



本調査は対象者45,000人、設問数40問という大規模調査で、調査対象の通信会社と契約しているユーザーの全体感を把握することができる内容になっています。
かつ、対象者は2018年に該当の通信会社においてスマートフォンで音声通話を契約した人のみとなっているため、最新の動向を把握することが可能です。

キャリアに注目すると、ドコモ、au、ソフトバンクのユーザーも各1,000人を確保。そのうち、ドコモwith、ピタットプラン、ウルトラギガモンスター+を契約しているユーザーが250人ずついます。
また、Y!mobile、UQ mobile、楽天モバイルの音声プランユーザーも各500人いるため、各サービス別の比較など多種多様な分析が可能となりました。

(本調査の設問内容はこちらをご覧ください)


分析例1 性別クロスや職業、家族クロスなど属性別の集計



性別、年代、職業、地域、未既婚、子どもの有無など、対象者属性を利用した基本的なクロス集計が可能です。設問が40問にも及ぶため、それだけ様々な角度から集計ができます。まず、基本的なところでは各通信会社のユーザーの性年代別の構成をご覧ください。

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こうして見ると、楽天モバイル・Y!mobileは男性ユーザーの比率が高いことが分かります。この両社には他の通信会社と比較して30代、60代の男性ユーザーが多いという共通点もあります。

また、大手3キャリアの各プラン別のユーザー属性を見ることもできます。

たとえばソフトバンクの大容量プランであるウルトラギガモンスター+は、他のプランと比べて会社員の割合が高くなっています。さらに未既婚・子どもの有無で集計をかけると、ウルトラギガモンスター+は「既婚」「子ども無し」が多いです。
性別や職業など基本的に属性で集計を行うだけでも、各通信会社の特徴を浮き彫りにすることができます。




分析例2 契約している通信会社別の集計



調査対象者の基本属性だけでなく、各通信会社と契約しているユーザー別に集計することもできます。

大手3キャリアのユーザーを1,000人ずつ、Y!mobile、UQ mobile、楽天モバイルのユーザーを500人ずつ確保しているため、通信会社ごとの傾向や特色を追うことが可能です。
たとえば、現在使用している端末や、以前契約していた通信会社を、現在契約している通信会社別に集計できます。

ここでは以前契約していた通信会社のデータをご覧ください。
このグラフからは、ドコモユーザーは乗り換えをしない傾向があること、ソフトバンクユーザーにはY!モバイルからの出戻りが一定数いること、楽天モバイルはバランスよく、様々な通信会社のユーザーを獲得できていることなどが窺えます。

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また、上記と同様に最もよく利用するポイントサービスについても、契約している通信会社別に集計を行っています。利用している通信会社によって傾向は分かれていますが、全体として楽天スーパーポイントの利用率が高いことが分かります。

※画像をクリックすると拡大します。




分析例3 設問と設問のかけ合わせが可能



さらに、この調査で一番の目玉となるのが設問同士をかけ合わせた集計が可能な点です。

今回は設問数40問という大規模な調査になっているため、さまざな設問を組み合わせることができます。どういうことかと言うと、たとえば「現在使っている端末」という設問と「その前に使っていた端末」という設問をクロス集計することで、ユーザーの端末への嗜好を炙り出します。また、「契約プラン」と「現在使っている端末」をクロス集計することで、契約プランと端末の相関関係も確認できます。
契約プランに関しても、音声プラン、通信容量、オプションプランまで聞いているため、詳細な分析ができます。

分析したいテーマや対象に合わせて、設問同士を自由にかけ合わせて集計することができるのはこのレポートの大きな特色です。




なぜ今、分析が必要なのか?



ここまで調査レポートのデータをかいつまんでご紹介しましたが、そもそも、なぜ今、分析が必要なのでしょうか?

分離プランや通信料金値下げへの動きが加速していく中、現在の状況を把握できなければ時勢に取り残されてしまうからです。
また、激変する通信業界の動きをユーザーは本当に理解できているでしょうか。国・事業者とユーザーの間にある意識のギャップを浮き彫りにすることで、次の打ち手へのヒントが見つかるかもしれません。

今回お見せしたデータは「大手通信5社6サービスの2018年契約ユーザー調査レポート」に掲載されているデータのうち、ほんの一部です。

設問の内容はこちらからご覧いただけますが、詳細な選択肢がなければ具体的にどのような集計ができるのか、イメージを浮かべづらいと思います。実際に調査レポートの現物をご覧いただきながらご説明することも可能ですので、ご興味をお持ちいただけたら是非お気軽にご連絡ください。

各通信会社のユーザー合計4,500人に対して40問の調査を自前で行うには、通常かなりのコストがかかりますが、今回の調査は49万8千円と安価にご購入いただけます。

さらに、調査をご購入いただければ通信業界に造詣の深いリサーチャーによる調査データの説明会を開催することもできます。
社内の関係部署の方々を呼び、社内セミナーのようなお取り扱いにしていただくことも可能です。

個々に柔軟な対応ができるので、まずは一度ご相談ください。
十年以上モバイル業界で調査を行っている当社ならではのご支援をさせていただきます。




■ 調査レポートとロウデータ販売について
・対象者:2018年に通信会社を契約した15~69歳の男女(スマートフォンかつ音声通話の対象者)

・対象人数:4,500人
docomo、au、Softbankのスマホユーザー各1,000人の計3,000人
(docomo with、ピタットプラン、ウルトラギガモンスター+を各250人以上の確保)
Y!mobile、UQmobile、楽天モバイルの音声プランユーザー各500人の計1,500人

・設問:40問(基本設問6問、スクリーニング10問、本調査24問)

・納品物:調査レポート(PDF)、ロウデータ(Excel)、GT表(Excel)、サービス別クロスGT

・料金:498,000円(税抜)※オプション:クロス集計 3設問毎:15,000円
※クレジットカードの決済も可能です。ご希望の方はお問い合わせください。


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