調査データ
2021年7月21日
お金の管理をしている人で家計簿アプリ利用は41.5%
「マネーフォワード ME」が25.5%でトップ、次いで「Zaim」が17.8%
MMD研究所は、予備調査では20歳~69歳のスマートフォンを所有する男女5,926人、本調査では家計簿アプリ利用者の443人を対象に2021年6月24日~7月5日の期間で「家計簿アプリに関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下の通りです。
【調査結果サマリー】
■ お金の管理をしている人は52.0%、うち家計簿アプリ利用は41.5%
デビットカード利用者が最も家計簿アプリで管理していると回答
■ 最も利用している家計簿アプリは「マネーフォワード ME」で25.5%、次いで「Zaim」が17.8%
家計簿アプリを選ぶ基準は「無料」「アプリの使い勝手の良さ」「入力に時間がかからない」
■ 家計簿アプリに感じるメリットは「お金の出入りを把握できる」
デメリットは「入力が面倒くさい」
■ 自分以外の人と家計簿アプリを共有する人は38.1%
性年代別では20代男性、30代男性と男性が上位
調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。
お金の管理をしている人は52.0%、うち家計簿アプリ利用は41.5%
デビットカード利用者が最も家計簿アプリで管理していると回答
20歳~69歳のスマートフォンを所有する男女5,926人に普段の支払い方法を聞いたところ、「現金」が83.9%で最も多く、次いで「クレジットカード」が77.9%、「スマホ決済」が55.0%となり、普段利用している支払い方法がある5,814人にお金の管理をしているか聞いたところ、「管理している」が52.0%、「管理していない」が48.0%となった。
続いて、お金の管理をしている3,026人に家計簿アプリで管理しているか聞いたところ、「家計簿アプリで管理している」が41.5%、「家計簿アプリで管理していない」が58.5%となった。
次に、お金を管理している3,026人にお金の管理方法を聞いたところ、すべての支払い方法で最も利用している管理方法は「家計簿アプリで管理」となり、デビットカード(n=419)が52.5%で最も多く、次いでスマホ決済(n=1,497)が45.0%、カード型の交通系電子マネー(n=907)とカード型の交通系以外の電子マネー(n=809)が42.2%となった。
最も利用している家計簿アプリは「マネーフォワード ME」で25.5%、次いで「Zaim」が17.8%
家計簿アプリを選ぶ基準は「無料」「アプリの使い勝手の良さ」「入力に時間がかからない」
家計簿アプリでお金の管理をしている1,257人に利用している家計簿アプリを聞いたところ(複数回答)、「マネーフォワード ME」が25.5%で最も多く、次いで「Zaim」が17.8%、「LINE家計簿」が14.2%となった。
続いて、予備調査から家計簿アプリ利用者443人を抽出し、家計簿アプリを選ぶ基準を聞いたところ(複数回答)、「無料で使える」が57.3%で最も多く、次いで「アプリの使い勝手の良さ」が48.1%、「入力に時間がかからない」が42.9%となった。
家計簿アプリに感じるメリットは「お金の出入りを把握できる」
デメリットは「入力が面倒くさい」
家計簿アプリ利用者443人に家計簿アプリのメリットを聞いたところ(複数回答)、「お金の出入りを把握できる」が53.0%で最も多く、次いで「お金の使い方を意識できる」が42.2%、「手軽に家計簿を確認できる」が39.7%となった。
続いて、家計簿アプリのデメリットを聞いたところ(複数回答)、「入力が面倒くさい」が34.5%で最も多く、次いで「続けるのが大変」が22.6%、「有料でしか使えない機能がある」が19.0%となった。
自分以外の人と家計簿アプリを共有する人は38.1%
性年代別では20代男性、30代男性と男性が上位
家計簿アプリ利用者の443人に自分以外の人と家計簿アプリを共有したいか聞いたところ、「現在共有している」が24.6%、「現在共有していないが共有したい」が13.5%と合わせて38.1%が共有すると回答した。
性年代別にみると、「現在共有している」と「現在共有していないが共有したい」を合わせて共有する人は、20代男性(n=37)が78.4%で最も多く、次に30代男性(n=39)が59.0%、20代女性(n=35)が57.1%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。
■ データのダウンロードで以下の情報も見られます
- 本ページ内のグラフ
- 回答者の属性情報(性別・年代など)
- 家計簿アプリに入力するタイミング ・・・など
調査概要や調査項目が分かる資料を
PDFでご用意しています。
下記よりダウンロードください。
■ 調査のローデータを販売しております
販売商品:家計簿アプリに関する調査
納品形式:GT表、調査票、ローデータ(Excel)
販売金額:150,000円+消費税15,000円
入金方法:オンライン決済 / 銀行振込(弊社の指定口座)
■ 調査概要
調査期間:2021年6月24日~7月5日
有効回答:予備調査5,926人、本調査443人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>スマートフォンを所有する20歳~69歳の男女
<本調査>家計簿アプリ利用者
設問数 :予備調査4問、本調査5問
■ 調査全設問項目
<予備調査>
・ あなたが普段利用する支払い方法をすべて教えてください。
・ あなたは利用している支払い方法を家計簿やExcelなどに記録してお金の管理をしていますか?あてはまるものをそれぞれ教えてください。
※支払い方法によって複数でお金の管理をされている方は、最も利用している管理方法を教えてください。
・ あなたが利用している家計簿アプリをすべて教えてください。
・ あなたが普段利用しているスマホ決済にお金の管理機能(家計簿機能)は欲しいと思いますか?
※家計簿機能とはすべての収入・支出などを記録する機能のことを指します。
<本調査>
・ あなたが家計簿アプリに入力するタイミングを教えてください。
・ あなたが家計簿アプリを使う上で、アプリを選ぶ基準をすべて教えてください。
・ あなたが家計簿アプリを使う上でメリットに感じていることをすべて教えてください。
・ あなたが家計簿アプリを使う上でデメリットに感じていることをすべて教えてください。
・ あなたは家計簿アプリを自分以外の人と共有してお金の管理をしたいですか?
上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
≪本調査レポートのご利用について≫
MMD研究所にて無償公開しているWEBサイト内の文書、及びその内容についての無断転載等は原則としてご遠慮頂いております。
データの利用または引用の可否はその内容によりますので、まずは掲載範囲、用途・目的、メディアなどを記載してメールにご連絡ください。
追って担当者よりご連絡いたします。著作物の二次利用に関しては、以下の条件にすべてあてはまる場合、個別の許諾なしにこれをみとめます。
- 営利を目的としないこと
- それによって経済的な利益を得ることがないこと
※販促に利用されたい企業様はお問い合わせください。
伊藤 南美(イトウ ミナミ)