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キャンペーン目的で利用をはじめた人、キャンペーン以外での日常利用が半年間で約7割に増加  キャンペーン以外は全く利用していない人が5%以下まで減少する結果に

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日付:2020/3/18

執筆者:森 路子

キャンペーン目的で利用をはじめた人、キャンペーン以外での日常利用が半年間で約7割に増加  キャンペーン以外は全く利用していない人が5%以下まで減少する結果に

キャンペーン目的で利用をはじめた人、キャンペーン以外での日常利用が半年間で約7割に増加  キャンペーン以外は全く利用していない人が5%以下まで減少する結果に

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MMD研究所は、2020年1月27日~1月30日の期間で行った「2020年2月 スマートフォン決済に関する実態調査」にて、QRコード決済利用者250人、非接触決済利用者250人、QRコード決済・非接触決済の併用利用者500人、スマホ決済未利用者500人を抽出し、同期間でスマホ決済について「2020年3月 スマートフォン決済の利用に関する意識調査」として詳細な調査を実施いたしました。調査結果は以下の通りです。
※タッチ式決済、非接触決済は同義として記載します。
※本レポート内では2019年8月に行った同様の調査と結果を比較します。


【調査結果サマリー】

■ スマホ決済を利用しようと思った理由は「ポイントが貯まる」
半年前と比べてQRコード決済は「新しいサービスを試したかったから」が減少、非接触決済は「キャンペーンで興味を持ったから」が増加

■ QRコード決済のイメージは「お得に感じる」、「決済以外の機能も充実」
非接触決済のイメージは「支払いが簡単で素早い」、「セキュリティが安心」

■ キャンペーン目的で利用をはじめた人、キャンペーン時以外での日常利用が半年間で約7割に増加。キャンペーン以外は全く利用していない人も5%以下まで減少。今後の継続利用意向は7~8割

■ キャッシュレス賛成派、2019年8月から増加傾向、スマホ決済利用者は賛成派が半数を超える。未利用者の反対派も減少

■ QRコード決済利用者の34.0%がキャッシュレス・消費者還元事業をきっかけに利用し始めた
非接触決済利用者はキャッシュレス・消費者還元事に関わらず、今まで通りに利用

■ 各決済おすすめの声は、QRコード決済「どんなスマホでも使える、使えるお店が増えた」、非接触決済「セキュリティ面が安心、操作が簡単」



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■ スマホ決済を利用しようと思った理由は「ポイントが貯まる」
半年前と比べてQRコード決済は「新しいサービスを試したかったから」が減少、非接触決済は「キャンペーンで興味を持ったから」が増加

2月27日に公開した「2020年2月 スマートフォン決済に関する実態調査」から、QRコード決済利用者250人、非接触決済利用者250人、QRコード決済・非接触決済の併用利用者500人、スマホ決済未利用者500人を抽出して、スマホ決済について詳細な本調査を行った。
まず、QRコード決済利用者(n=750)と非接触決済利用者(n=750)に対して、それぞれのスマホ決済を利用しようと思った理由について聞いたところ(複数回答可)、最多の回答はQRコード決済、非接触決済ともに「ポイントがたくさん貯まるから」となった。
2019年8月の調査と比較して差が出た項目を見ると、QRコード決済が「ポイントがたくさん貯まるから」が10.8ポイント増加、「キャンペーンを知って興味を持ったから」が7.3ポイント増加、「新しいサービスを試してみたかったから」が6.7ポイント減少となり、非接触決済が「ポイントがたくさん貯まるから」が12.3ポイント増加、「キャンペーンを知って興味を持ったから」が9.5ポイント増加、「普段使っているサービスとポイントが連動しているから」が5.5ポイント増加となった。



■ QRコード決済のイメージは「お得に感じる」、「決済以外の機能も充実」
非接触決済のイメージは「支払いが簡単で素早い」、「セキュリティが安心」

併用利用者(n=500)に、各スマホ決済のイメージにあてはまるものはどちらか聞いたところ、QRコード決済は「ポイントやキャンペーンなどお得に感じる」、「決済以外の機能も充実している」がそれぞれ7割を超えた。非接触決済がQRコード決済を上回った項目は「支払いが簡単で素早い」、「セキュリティが安心」、「使い心地が良い」という結果となった。


■ キャンペーン目的で利用をはじめた人、キャンペーン時以外での日常利用が半年間で約7割に増加。キャンペーン以外は全く利用していない人も5%以下まで減少。今後の継続利用意向は7~8割

次に、キャンペーンを理由にスマホ決済を利用したと回答したQRコード決済利用者(n=318)と非接触決済利用者(n=238)に対して、キャンペーンの時以外にもスマホ決済を利用しているか聞いた。
「キャンペーンに関わらず、普段から利用している」という回答を2019年8月と比較すると、QRコード決済は42.6%から67.3%と24.7ポイント増加、非接触決済は50.9%から76.9%と26ポイント増加した。
QRコード決済と非接触決済を比較すると、非接触決済のほうがキャンペーンに左右されない利用をされている傾向にあることがわかった。

「キャンペーン時以外は全く利用していない」という回答は2019年8月にはそれぞれ約18%いたが、今回の調査では5%以下に減少しており、キャンペーンを理由にスマホ決済の利用を開始した人たちが日常的にスマホ決済を利用し始めていることがわかる結果となった。



次に、QRコード決済利用者(n=750)と非接触決済利用者(n=750)に今後の継続利用意向について聞いたところ、「今後も継続して利用したい」という回答を2019年8月から比較すると、QRコード決済は52.1%から72.5%と20.4ポイント増加、非接触決済は59.7%から81.6%と22.6ポイント増加となった。
QRコード決済と非接触決済を比較すると、非接触決済のほうが継続利用意向が9.1ポイント高い結果となった。



■ キャッシュレス賛成派、2019年8月から増加傾向、スマホ決済利用者は賛成派が半数を超える。未利用者の反対派も減少

次に、「日本政府は2025年までにキャッシュレス決済比率40%、その先の比率80%の達成を目標に掲げているが、キャッシュレスに賛成か」と聞いたものを、2019年8月から比較すると、キャッシュレス賛成派が各対象者でそれぞれ増加していることがわかった。
賛成と回答した増加率を見てみると、QRコード決済利用者は43.2%から55.2%で12ポイント増加、非接触決済利用者は39.2%から61.6%で22.4ポイント増加、併用利用者は58.4%から68.4%で10ポイント増加、未利用者は19.2%から21.8%で2.6ポイント増加した。

※画像をクリックすると拡大します。



■ QRコード決済利用者の34.0%がキャッシュレス・消費者還元事業をきっかけに利用し始めた
非接触決済利用者はキャッシュレス・消費者還元事に関わらず、今まで通りに利用

キャッシュレス・消費者還元事業の開始で、スマホ決済の利用はどう変わったのか聞いてみると、QRコード決済利用者と併用利用者は「今までより積極的に利用している」という回答が最も高く、非接触決済利用者は「今までと同じように利用している」が最も高い結果となった。

続いて、キャッシュレス・消費者還元事業が2020年6月に終わることを説明して、その事実を知っていたか聞いたところ、スマホ決済利用者の8割以上が認知していることがわかる結果となった。


■ 各決済おすすめの声は、QRコード決済「どんなスマホでも使える、使えるお店が増えた」、非接触決済「セキュリティ面が安心、操作が簡単」

最後にスマホ決済利用者に対して、スマホ決済を利用していない人にスマホ決済をおすすめする場合、「QRコード決済」と「非接触決済」のどちらを薦めるか聞いたところ、QRコード決済利用者(n=250)の84.4%が「QRコード決済」を薦めると回答し、非接触決済利用者(n=250)の90.0%が「非接触決済」を薦めると回答した。
併用利用者(n=500)は56.2%が「QRコード決済」、43.8%が「非接触決済」を薦めると回答した。

おすすめする理由を自由回答で聞いているため、一部抜粋して紹介する。

■おすすめ:QRコード決済

「QRコード決済は今後も普及が見込まれ利便性があり、安心安全で利用しやすい環境が整っていると認識しているからです(男性・20代・QRコード決済利用者)」
「自分自身のスマホがタッチ式に対応してないから(男性・40代・QRコード決済利用者)」
「チャージ方法が多彩だから(男性・30代・QRコード決済利用者)」
「おそらく、こちらの方がハードルが低いと思われるため(男性・40代・併用利用者)」
「タッチ式は対応していない端末もあるが、QRコードはアプリダウンロードすればどの端末でも使えるから(男性・20代・併用利用者)」


「ポイントや還元でお得。どの携帯機種でも使える(女性・40代・QRコード決済利用者)」
「使えるお店が本当に続々と増えているし、簡単だから(女性・30代・QRコード決済利用者)」
「最近ではスマホを当然に持っているので、進めやすい(女性・30代・非接触決済利用者)」
「現在の状況だとキャンペーンなどが充実しているから(女性・50代・併用利用者)」
「すこしでも還元があるので逆にモバイルSuicaのほうが使いやすいが還元がないため(女性・30代・併用利用者)」



■おすすめ:非接触決済

「決済がスムーズで携帯を開かなくても決済ができるのでスマートな決済が可能。ポイントもそれなりに溜まるし、チャージも必要もないため(男性・20代・非接触決済利用者)」
「アプリを立ち上げなくても使えるから(男性・50代・非接触決済利用者)」
「素早く決済でき、セキュリティ面でも比較的優れている(男性・60代・非接触決済利用者)」
「クレジットカードと連動していて簡単に決算できる(男性・50代・併用利用者)」
「登録してしまえば実際の決済時の手間はこちらの方が少ないから(男性・30代・併用利用者)」


「携帯での決済だといちいち、画面の表示をしなければいけないため、それが面倒なので、カードであれば簡単に決済ができるため手間が省ける(女性・40代・QRコード決済利用者)」
「QRコードの読み取りは操作がスムーズに行えない時があるから(女性・30代・QRコード決済利用者)」
「アプリを起動したりせずスマホをかざすだけでよいので(女性・40代・非接触決済利用者)」
「その方がセキュリティが安全な気がしたから(女性・50代・併用利用者)」
「高齢者でも使えると思うから(女性・40代・併用利用者)」





※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※回答者の属性は会員登録後に無料レポートよりご確認いただけます。

■ データのダウンロードで以下の情報も見られます

・ 本ページ内のグラフ
・ 回答者の属性情報(性別・年代など)
・ キャッシュレス消費者還元事業終了後のスマホ決済利用意向
・ キャッシュレス消費者還元事業終了後のスマホ決済利用意向の理由  ・・・など

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■ 調査のロウデータを販売しております。
・ 販売商品:2020年3月 スマートフォン決済の利用に関する意識調査
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■調査概要
「2020年3月 スマートフォン決済の利用に関する意識調査」
・ 調査期間:2020年1月27日~1月30日
・ 有効回答:1,500人
・ 調査方法:インターネット調査
・ 調査対象:18歳から69歳の男女のうち、QRコード決済利用者、非接触決済利用者、QRコード決済・非接触決済の併用利用者、スマホ決済未利用者
・ 設問数 :15問

■調査全設問項目
Q1 スマホ決済を利用していると回答した方にお伺いします。スマホ決済を利用しようと思った理由をすべて教えてください。
Q2 スマホ決済を利用していないと回答した方にお伺いします。スマホ決済を利用していない理由をすべて教えてください。
Q3 キャンペーンを理由にスマホ決済の利用を開始したと回答した方にお伺いします。あなたはキャンペーンの時以外でもスマホ決済を利用していますか?
Q4 スマホ決済を利用している方にお伺いします。あなたは今後もスマホ決済を利用したいと思いますか?もっともあてはまるものをお選びください。
Q5 スマホ決済を利用していると回答した方にお伺いします。スマホ決済の利用を開始する前に利用していたお支払い方法を、利用頻度高い順に3位まで教えてください。
Q6 "タッチ式"スマホ決済のイメージについてお伺いします。あてはまるものをお選びください。
Q7 "QRコードやバーコード式"スマホ決済のイメージについてお伺いします。あてはまるものをお選びください。
Q8 スマホ決済を、QRコード・タッチ式の両方を使っている方にお伺いします。以下にあてはまるのはどちらのサービスですか?
Q9 日本政府は「2025年までにキャッシュレス決済比率40%、その先の比率80%の達成」を目標に掲げていますが、あなたはキャッシュレスに賛成ですか?あなたの意識に最も近いものをお選びください。
Q10 キャッシュレス・消費者還元事業の開始により、あなたはスマホ決済を利用しようと思いましたか?
Q11 スマホ決済を利用している方にお伺いします。スマホ決済を利用していない人にスマホ決済を勧める場合、あなたはタッチ式決済とQRコード決済のどちらをオススメしたいと思いますか?あてはまるものをひとつお選びください。
Q12 あなたが「(Q11回答選択肢)」をオススメしたいと回答した理由を教えてください。
Q13 2019年10月から始まったキャッシュレス・消費者還元事業(2%~5%還元)は2020年6月に終了しますが、あなたはそのことを知っていましたか?
Q14 あなたはキャッシュレス・消費者還元事業(2%~5%還元)が2020年6月に終了になっても、スマホ決済を使い続けると思いますか?
Q15 あなたがキャッシュレス・消費者還元事業終了後、スマホ決済を「(Q14回答選択肢)」と回答した理由を教えてください。



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この記事の執筆者

森 路子(モリ ミチコ)

森 路子(モリ ミチコ)

MMD研究所 研究員

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