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調査データ

2024年5月21日

ビジネスでの生成AI活用で業務効率が向上したのは70.6%
生成AI活用への依存度は56.0%
ビジネスでの生成AI活用内容は「文章要約」「情報収集」「メール文章作成」「翻訳」

MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、ビジネスでの生成AI活用経験者402人を対象に2024年4月24日~4月26日の期間で「生成AIのビジネス活用に関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。

【調査結果サマリー】

■ ビジネスにおける生成AIの活用経験上位は、「文章要約」「情報収集」「メール文章作成」「翻訳」
■ 生成AIをビジネスで活用する目的は、「業務効率の向上」「作成物の精度向上」「人件費などのコスト削減」
■ 生成AIに関する職場の活用推進度は10点満点中「5点」が13.4%で最多
  自身の職場での活用度は10点満点中「8点」が16.2%で最多
■ ビジネスにおける生成AI活用により「業務効率が向上した」と回答したのは70.6%
  依存度は56.0%
■ 生成AI活用における職場でのルールや規則、「ある」は83.3%
  内容は「個人情報を入力しない」「データに偏りがないようにする」「会社の機密情報を入力しない」
■ 今後日本で生成AIがビジネス活用される際の法規制について、95.0%が「必要性を感じている」と回答

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ビジネスにおける生成AIの活用経験上位は、「文章要約」「情報収集」「メール文章作成」「翻訳」

ビジネスでの生成AI活用経験者402人を対象に、生成AIのビジネスでの活用経験について聞いたところ、「活用したことがある」と回答したのは、文章要約が60.4%と最も多く、次いで情報収集が60.2%、メール文章作成と翻訳が59.7%となった。

 

生成AIをビジネスで活用する目的は、「業務効率の向上」「作成物の精度向上」「人件費などのコスト削減」

ビジネスでの生成AI活用経験者402人を対象に、ビジネスで生成AIを活用する目的について聞いたところ(複数回答可)、「業務効率の向上」が56.5%と最も多く、次いで「作成物の精度向上」が41.0%、「人件費などのコスト削減」が29.9%となった。

 

生成AIに関する職場の活用推進度は10点満点中「5点」が13.4%で最多
自身の職場での活用度は10点満点中「8点」が16.2%で最多

ビジネスでの生成AI活用経験者402人を対象に、生成AIに関する職場の活用推進度と自身の職場での活用度について聞いたところ、職場での活用推進度は10点満点中「5点」が13.4%と最も多く、次いで「8点」が13.2%、「7点」と「9点」が11.2%となった。自身の職場での活用度は10点満点中「8点」が16.2%と最も多く、次いで「7点」が13.2%、「5点」が11.9%となった。

 

ビジネスにおける生成AI活用により「業務効率が向上した」と回答したのは70.6%
依存度は56.0%

ビジネスでの生成AI活用経験者402人を対象に、ビジネスにおける生成AI活用での業務効率について聞いたところ、向上を感じているのは70.6%となった。(「上がった」と「やや上がった」の合算割合)

続いて、ビジネスにおける生成AI活用への依存度について聞いたところ、依存しているのは56.0%となった。(「依存している」と「やや依存している」の合算割合)

 

生成AI活用における職場でのルールや規則、「ある」は83.3%
内容は「個人情報を入力しない」「データに偏りがないようにする」「会社の機密情報を入力しない」

ビジネスでの生成AI活用経験者402人を対象に、生成AI活用における職場でのルールや規則について聞いたところ、「ルールや規則がある」と回答したのは83.3%となった。

次に、生成AI活用における職場でのルールや規則があると回答した335人を対象に、ルールや規則の内容について聞いたところ(複数回答可)、「顧客や従業員の個人情報を入力しない」が39.7%と最も多く、次いで「データに偏りがないようにする」が38.8%、「会社の機密情報を入力しない」が38.5%となった。

 

今後日本で生成AIがビジネス活用される際の法規制について、95.0%が「必要性を感じている」と回答

ビジネスでの生成AI活用経験者402人を対象に、今後日本で生成AIがビジネス活用されていく際の法規制の必要性について聞いたところ、必要性があると回答したのは95.0%となった。(「必要だと思う」と「やや必要だと思う」の合算割合)

 

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
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  • 本ページ内のグラフ
  • 回答者の属性情報(性別・年代など)
  • 生成AIのビジネスでの活用意向※上位10位抜粋
  • ビジネスにおける生成AIの回答が意思決定に及ぼす影響・・・など

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■ 調査のローデータを販売しております

販売商品:生成AIのビジネス活用に関する調査
納品物 :調査票・ローデータ・GT表
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■ 調査概要

「生成AIのビジネス活用に関する調査」
調査期間:2024年4月24日~4月26日
有効回答:402人
調査方法:インターネット調査
調査対象:ビジネスでの生成AI活用経験者
設問数  :8問

■ 調査全設問項目

Q1 あなたの職場における業務で下記の内容で生成AIを活用したことがありますか?今後の利用意向と合わせてあなたにあてはまるものをそれぞれひとつずつ教えてください。
Q2 あなたの職場の生成AI活用推進度と、あなたご自身の職場での生成AI活用度、あなたの職場の周囲の人の生成AI活用度についてそれぞれ10点満点で教えてください。※10点(非常に活用している・活用を推進している)⇔0点(まったく活用していない・活用を推進されていない)※生成AIに対する評価ではなく、活用推進度・活用度についてお答えください。
Q3 あなたが職場の業務において生成AIを活用する目的としてあてはまるものをすべて教えてください。
Q4 あなたが職場の業務において活用している生成AIにより、業務効率は向上しましたか?あなたにあてはまるものをひとつ教えてください。
Q5 あなたが職場の業務において活用している生成AIにあなたはどれくらい依存していますか?依存度としてあてはまるものをひとつ教えてください。
Q6 あなたが職場の業務において活用している生成AIの回答が、あなたの意思決定に影響を及ぼしますか?あなたにあてはまるものをひとつ教えてください。
Q7 あなたの職場における生成AIの活用に関するルールや規則としてあてはまるものをすべて教えてください。
Q8 欧州連合(EU)の立法機関である欧州議会では、2024年3月に人工知能(AI)規制法案を可決しました。あなたは、今後日本で生成AIがビジネスで活用されていくにあたり、法規制が必要だと思いますか?あてはまるものをひとつ教えてください。

上記のリサーチに関するご質問等は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

≪本調査レポートのご利用について≫
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