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コラム|従来のケータイコンテンツを飲み込むモバイルSNSの隆盛

調査データ

日付:2011/3/6

執筆者:セノオ アキコ

コラム|従来のケータイコンテンツを飲み込むモバイルSNSの隆盛

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( 執筆担当:湯本尚伯 / MMD研究所 )

今回は、当研究所が2011年2月4日~2月8日にスマートフォン非所有者を対象に実施した「携帯コンテンツに関する利用動向調査 -第13回-」の結果について考察してみたいと思います。
今回の調査結果を、前年8月に行った同調査とカテゴリ別に比較すると面白い傾向が見られます。中でもSNSは前回の36.6%から『69.8%』へ大躍進を遂げています。地上波をはじめとするマスメディアに積極的に露出を行っていることからも、この結果は当然であり、むしろ少なく感じる方もいらっしゃると思いますが、まずはSNSについて詳しく言及する前に、その他モバイルで親しまれてきた各コンテンツ、サービスについてフォーカスしてみたいと思います。



上記の表は、2010年8月と2011年2月で利用率推移を比較したものです。まず増えている項目は『SNS』と『デコメ』のみとなっています。『アプリゲーム』『オンラインゲーム』は微減、『ブログ』『掲示板』『検索エンジン』は15%以上という大幅な減り方をしています。
この結果が指し示すことは、私見ですが従来のコンテンツ、サービスがSNSに吸収されつつあるということではないかと考えています。デコメやゲームはモバゲータウン・GREEでは無料で利用することが出来、ブログや掲示板のようなコミュニケーションサービスもSNSの日記やコミュニティ内掲示板で同様のアクションをすることが可能です。つまり他サービスをSNS内で無料実装した結果、それぞれの利用ユーザーがSNSに移動していると考えることは出来ないでしょうか。

そういった観点から見ると、デコメやゲームなどの推移が5%前後の小さい振り幅となっているのは、『今でもSNS内で利用している』という認識の回答者が多いという仮説も立てることが出来ます。同様に、ブログや掲示板の下げ幅が大きいことは、ユーザーが併用はせず、SNS内での利用に移っていると考えられます。

これは今回併せて調査した『デコメサイトの利用時に最重要視するポイント』というアンケートの結果の内、「無料で利用できる」ことを重視しているユーザーが83.5%で最多だったことからも推察できます。ユーザーは無料で様々なコンテンツが揃うSNSに魅力を感じ、加速度的に利用者数を増やしている可能性が高いのではないでしょうか。

従来のケータイコンテンツを飲み込みながら拡大を続けるモバイルSNS。この隆盛は当面続くと考えておいたほうがいいのかもしれません。


デコメ・着うた・占い・ソーシャルアプリなどの携帯サイトブックマーク実態調査 2011/02/28

■ 執筆担当:湯本尚泊 / MMD研究所 @tknorick

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セノオ アキコ(セノオ アキコ)

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