コラム
2014年3月25日
タブレット端末を購入してわかったこと、生活の中での体験が購買意欲を掻き立てる
MMD研究所の妹尾です。
先日当研究所より発表したタブレット端末の所有率は24.9%、2013年6月の調査では20.2%で以前より4.7%と上昇してきています。
男女別の結果では、男性の32.0%が所有しているのに対し、女性は17.9%でした。
こうやって数字で見てみると、まだ女性のタブレット端末の所有率は少ないですね。
タブレット所有者にタブレット端末を購入したきっかけですが以下の結果となりました。
やはり店舗で実際に見て触って体験してみることと、クチコミ効果は強いですね。
男性はインターネットからのクチコミ⇒店舗での体験、女性は店舗での体験⇒友人からのクチコミとリアル体験が大きく左右されていることがわかります。
新しいデバイスを購入する時に実際に体験しないで購入するってまずないですよね。
私の場合、購入するまでの流れは大体、端末・画面の大きさ、操作性など店舗で実際に触ってから購入するかしないか考えます。お店でまだ決めきれない時は、インターネットで利用者のレビューなど検索します。
店頭で使ってみるという体験と友人が持っているタブレット端末を少し借りて使ってみたりと実際の自分の生活の中で体験してみるのとは大きく違うのだなと感じました。
私自身、2年前にタブレット端末を購入したのですが、パソコンは画面が大きく、サイトの比較はしやすく使い勝手が良いのですが、仕事で毎日パソコンを触っているせいか、帰宅してからはパソコンに触る気が一切なく、パソコンで何かしなければならい場合、週末まで伸ばしてしまうことが多々あります。
また、ちょっと調べたいことがあればスマートフォンで検索できるのでタブレット端末って必要ないなと購入する前までは思っていましたが、今ではタブレット端末が便利でなくてはならない存在になりました。
理由はいくつかありますが、タブレット端末はパソコンより起動時間が早いこと。パソコンみたいに利用シーンが限られず、どこでも使えること。
例えば、テレビを見ながら、ベッドやソファーで寝転んだままネットサーフィンや商品購入ができます。同様の事がスマートフォンでもできますが、商品の購入比較や購入する際にスマートフォンでは画面が大きくタブレット端末だとスマートフォンより大きく比較しやすいのです。
片手で持っていると、だんだん重くなってくることがありますが、テーブルに置いたり、膝の上に置いて操作することが簡単にできるので、そういった便利さが今では手放せない存在になっています。
体験キャンペーンでおもしろいと思ったのが、「Xperia Tablet Z eXpress」という昨年3月に実施されたキャンペーンで、新幹線で品川-新大阪間を利用する人に品川駅と新大阪駅で設けられたブースでXperia Tablet Zを無償で貸出し、新幹線での移動中にあらかじめいくつダウンロードされているアプリを利用できるという内容です。
応募や参加してプレゼントされる通常のキャンペーンとは違い、新幹線の移動中の約2時間半という限られた空間でタブレット端末を使ってみるという体験は、タブレット端末への興味度・利便性・購入意欲を高めたのではないでしょうか。
体験キャンペーンを発想に、今後は国内旅行者やツアーに申し込んだ旅行者にタブレット端末を貸し出し、旅行期間中利用してもらう、1週間限定でタブレット端末をレンタルし自宅でタブレット端末があるシーンを提供するなど、もっと身近にタブレット端末を体験できるキャンペーンが増えたら店頭でキャンペーンを申し込む人や、実際にレンタルを体験した人のクチコミで今までに取り込めてなかった女性や世代が見込めるのではないかと思います。
体験者の声が様々な方法で多くの方に広がれば、より多くの方がタブレット端末に興味をもつのではないでしょうか。
それぞれの利用シーンに合わせた提案をすることでユーザーのニーズでタブレット端末の所有率も変わってくるのではないでしょうか。
MMD研究所ではタブレット端末は定期的に調査を行っていく予定ですので、今後どの世代の所有率が増えたかご紹介できればと思います。
先日当研究所より発表したタブレット端末の所有率は24.9%、2013年6月の調査では20.2%で以前より4.7%と上昇してきています。
男女別の結果では、男性の32.0%が所有しているのに対し、女性は17.9%でした。
こうやって数字で見てみると、まだ女性のタブレット端末の所有率は少ないですね。
タブレット所有者にタブレット端末を購入したきっかけですが以下の結果となりました。
やはり店舗で実際に見て触って体験してみることと、クチコミ効果は強いですね。
男性はインターネットからのクチコミ⇒店舗での体験、女性は店舗での体験⇒友人からのクチコミとリアル体験が大きく左右されていることがわかります。
新しいデバイスを購入する時に実際に体験しないで購入するってまずないですよね。
私の場合、購入するまでの流れは大体、端末・画面の大きさ、操作性など店舗で実際に触ってから購入するかしないか考えます。お店でまだ決めきれない時は、インターネットで利用者のレビューなど検索します。
店頭で使ってみるという体験と友人が持っているタブレット端末を少し借りて使ってみたりと実際の自分の生活の中で体験してみるのとは大きく違うのだなと感じました。
私自身、2年前にタブレット端末を購入したのですが、パソコンは画面が大きく、サイトの比較はしやすく使い勝手が良いのですが、仕事で毎日パソコンを触っているせいか、帰宅してからはパソコンに触る気が一切なく、パソコンで何かしなければならい場合、週末まで伸ばしてしまうことが多々あります。
また、ちょっと調べたいことがあればスマートフォンで検索できるのでタブレット端末って必要ないなと購入する前までは思っていましたが、今ではタブレット端末が便利でなくてはならない存在になりました。
理由はいくつかありますが、タブレット端末はパソコンより起動時間が早いこと。パソコンみたいに利用シーンが限られず、どこでも使えること。
例えば、テレビを見ながら、ベッドやソファーで寝転んだままネットサーフィンや商品購入ができます。同様の事がスマートフォンでもできますが、商品の購入比較や購入する際にスマートフォンでは画面が大きくタブレット端末だとスマートフォンより大きく比較しやすいのです。
片手で持っていると、だんだん重くなってくることがありますが、テーブルに置いたり、膝の上に置いて操作することが簡単にできるので、そういった便利さが今では手放せない存在になっています。
体験キャンペーンでおもしろいと思ったのが、「Xperia Tablet Z eXpress」という昨年3月に実施されたキャンペーンで、新幹線で品川-新大阪間を利用する人に品川駅と新大阪駅で設けられたブースでXperia Tablet Zを無償で貸出し、新幹線での移動中にあらかじめいくつダウンロードされているアプリを利用できるという内容です。
応募や参加してプレゼントされる通常のキャンペーンとは違い、新幹線の移動中の約2時間半という限られた空間でタブレット端末を使ってみるという体験は、タブレット端末への興味度・利便性・購入意欲を高めたのではないでしょうか。
体験キャンペーンを発想に、今後は国内旅行者やツアーに申し込んだ旅行者にタブレット端末を貸し出し、旅行期間中利用してもらう、1週間限定でタブレット端末をレンタルし自宅でタブレット端末があるシーンを提供するなど、もっと身近にタブレット端末を体験できるキャンペーンが増えたら店頭でキャンペーンを申し込む人や、実際にレンタルを体験した人のクチコミで今までに取り込めてなかった女性や世代が見込めるのではないかと思います。
体験者の声が様々な方法で多くの方に広がれば、より多くの方がタブレット端末に興味をもつのではないでしょうか。
それぞれの利用シーンに合わせた提案をすることでユーザーのニーズでタブレット端末の所有率も変わってくるのではないでしょうか。
MMD研究所ではタブレット端末は定期的に調査を行っていく予定ですので、今後どの世代の所有率が増えたかご紹介できればと思います。
この記事の執筆者
セノオ アキコ(セノオ アキコ)
MMD研究所 編集部員