調査データ
2011年5月26日
スマートフォン広告を提案する際のネックは「媒体の配信実績不足」と「効果測定の難しさ」
執筆者
MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)では、インターネットWEBによるオンライン調査にて、「スマートフォン広告に関する業界動向調査」を実施致しました。
【 調査結果サマリー(※一部抜粋)】
■ スマートフォン広告を提案する際のネックは「媒体の配信実績不足」と「効果測定の難しさ」
・ 調査期間 … 2011年5月17日~2011年5月23日(7日間)
・ 有効回答 … 413人
■ スマートフォン広告を提案する際のネックは「媒体の配信実績不足」と「効果測定の難しさ」
インターネットWEBでのオンライン調査にて、インターネット広告関連の企業に務めるビジネスパーソン413人を対象に、スマートフォン広告に関する業界動向調査を行ったところ、次のような結果が得られた。
まず、インターネット広告の販売代理店にて広告企画・セールスを担当しているビジネスパーソンを対象に、スマートフォン広告の取り扱いの有無について調査したところ、全体の59.6%が「取り扱っている」ことがわかった。また、スマートフォン広告を取り扱っていると回答したビジネスパーソンを対象に、クライアントへのスマートフォン広告の提案経験について調査したところ、「提案し、受注したことがある」と回答した人が61.3%、次いで「提案はしているが未受注」と回答した人は25.8%、「まだ提案したことはない」と回答した人は9.7%という結果となった。
また、スマートフォン広告の提案時にネックとなっているポイントについては、大前提として「クライアントのWEBサイトがスマートフォンに対応していない」というケースが61.3%と最も多く、次いで「メディアに十分な配信実績がない(56.5%)」、「効果測定できないケースが多い(50.0%)」という結果が続いている。(※いずれも複数回答)
現状のスマートフォン広告に対する意見、改善要望をフリー回答形式で聞いたところ、「媒体数が増えてほしい」「通常のバナー枠よりは、タイアップしたアプリケーションの販売などの方が可能性があるのではないかと思う」「広告枠の位置が悪いものが多い。見え方がフィーチャーフォンと同じになればいいなと思う」などの意見が寄せられた。
次に、現在スマートフォン枠をリリースしているインターネット広告メディア(ネットワーク)運営者を対象に、その販売形態について調査したところ、「クリック保証(72.2%)」に次いで「PV保証」「期間保証」が50.0%と同率でランクインする結果となった。また、受注・あるいは問合せが来ている業種、案件についての質問では、「ポータル含むオンラインコマースサイト」が72.2%と最も多い結果となっている。
その他、「インターネット広告に自社広告を出稿している」と回答した人を対象に、WEBサイトのスマートフォン対応比率や、スマートフォン広告の提案を受けた経験、出稿したスマートフォン広告の配信形態、広告効果などについてもダウンロード資料(無料)にて公開している。
■ ダウンロード資料(無料)に掲載している集計データ
・ 業種(全体)
ー インターネット広告メディア運営者対象
・ 広告メディアの種類
・ スマートフォン向け広告枠の販売について
・ 販売形態
・ 問合せが来ている業種・案件
ー 販売代理店の広告企画・セールス担当者対象
・ スマートフォン広告の取り扱いについて
・ クライアントへのスマートフォン広告の提案について
・ 提案時のネックポイント
ー インターネット自社広告出稿者対象
・ 自社WEBサイトのスマートフォン対応について
・ スマートフォン広告の提案を受けた経験
・ 出稿したスマートフォン広告の配信形態
・ 広告効果
・ スマートフォン広告への出稿について
ー 上記3業種以外の回答者対象
・ 広告クリック経験率
※ その他の調査項目について
全選択肢を含む集計結果、年代別の集計結果、フリー回答を含むロウデータについては別途有償にて提供しています。MMD研究所までお気軽にお問い合わせください。
※ 今回調査した全設問項目
・ 次のうちあなたのお仕事について当てはまるものを選んでください。
ー インターネット広告メディア運営者対象
・ 貴社でお持ちの広告メディアの種類について、当てはまるものをすべて選んでください。
・ 貴社ではスマートフォン向け広告枠を販売していますか?
・ 販売形態は次のうちどれですか?当てはまるものをすべて選んでください。
・ 広告掲載の実績はありますか?
・ 受注・あるいは問合せが来ている業種、案件をすべて選んでください。
・ スマートフォン広告に関して、広告主や代理店に対するご意見、ご要望、今後の課題、展望などお聞かせください。
ー 販売代理店の広告企画・セールス担当者対象
・ 貴社ではスマートフォン広告を取り扱っていますか?
・ クライアントに対しスマートフォン広告を提案したことはありますか?
・ 提案時にネックとなっているポイントはありますか?
・ 現状のスマートフォン広告に対して、ご意見、改善要望、今後の展望などお聞かせください。
ー インターネット自社広告出稿者対象
・ 貴社のWEBサイトはスマートフォンに対応していますか?
・ 貴社ではスマートフォン広告の提案を受けたことがありますか?
・ 出稿したスマートフォン広告の配信形態は次のうちどれでしたか?
・ 広告効果はいかがでしたか?
・ スマートフォン広告への出稿について、当てはまるものを選んでください。
・ 現状のスマートフォン広告に対するご意見、ご要望をお聞かせください。
・ あなたが担当されている業態(業種)を教えてください。
ー 上記3業種以外の回答者対象
・ スマートフォンに表示される広告をクリックしたことはありますか?
・ タブレット端末(iPad、GalaxyTabなど)に表示される広告をクリックしたことはありますか?
・ これまでにケータイ(フィーチャーフォン)でモバイルサイトに表示される広告をクリックしたことはありますか?
レポートのダウンロードに関してはお問い合わせください。
https://mmdlabo.jp/contact/
【 調査結果サマリー(※一部抜粋)】
■ スマートフォン広告を提案する際のネックは「媒体の配信実績不足」と「効果測定の難しさ」
・ 調査期間 … 2011年5月17日~2011年5月23日(7日間)
・ 有効回答 … 413人
■ スマートフォン広告を提案する際のネックは「媒体の配信実績不足」と「効果測定の難しさ」
インターネットWEBでのオンライン調査にて、インターネット広告関連の企業に務めるビジネスパーソン413人を対象に、スマートフォン広告に関する業界動向調査を行ったところ、次のような結果が得られた。
まず、インターネット広告の販売代理店にて広告企画・セールスを担当しているビジネスパーソンを対象に、スマートフォン広告の取り扱いの有無について調査したところ、全体の59.6%が「取り扱っている」ことがわかった。また、スマートフォン広告を取り扱っていると回答したビジネスパーソンを対象に、クライアントへのスマートフォン広告の提案経験について調査したところ、「提案し、受注したことがある」と回答した人が61.3%、次いで「提案はしているが未受注」と回答した人は25.8%、「まだ提案したことはない」と回答した人は9.7%という結果となった。
また、スマートフォン広告の提案時にネックとなっているポイントについては、大前提として「クライアントのWEBサイトがスマートフォンに対応していない」というケースが61.3%と最も多く、次いで「メディアに十分な配信実績がない(56.5%)」、「効果測定できないケースが多い(50.0%)」という結果が続いている。(※いずれも複数回答)
現状のスマートフォン広告に対する意見、改善要望をフリー回答形式で聞いたところ、「媒体数が増えてほしい」「通常のバナー枠よりは、タイアップしたアプリケーションの販売などの方が可能性があるのではないかと思う」「広告枠の位置が悪いものが多い。見え方がフィーチャーフォンと同じになればいいなと思う」などの意見が寄せられた。
次に、現在スマートフォン枠をリリースしているインターネット広告メディア(ネットワーク)運営者を対象に、その販売形態について調査したところ、「クリック保証(72.2%)」に次いで「PV保証」「期間保証」が50.0%と同率でランクインする結果となった。また、受注・あるいは問合せが来ている業種、案件についての質問では、「ポータル含むオンラインコマースサイト」が72.2%と最も多い結果となっている。
その他、「インターネット広告に自社広告を出稿している」と回答した人を対象に、WEBサイトのスマートフォン対応比率や、スマートフォン広告の提案を受けた経験、出稿したスマートフォン広告の配信形態、広告効果などについてもダウンロード資料(無料)にて公開している。
■ ダウンロード資料(無料)に掲載している集計データ
・ 業種(全体)
ー インターネット広告メディア運営者対象
・ 広告メディアの種類
・ スマートフォン向け広告枠の販売について
・ 販売形態
・ 問合せが来ている業種・案件
ー 販売代理店の広告企画・セールス担当者対象
・ スマートフォン広告の取り扱いについて
・ クライアントへのスマートフォン広告の提案について
・ 提案時のネックポイント
ー インターネット自社広告出稿者対象
・ 自社WEBサイトのスマートフォン対応について
・ スマートフォン広告の提案を受けた経験
・ 出稿したスマートフォン広告の配信形態
・ 広告効果
・ スマートフォン広告への出稿について
ー 上記3業種以外の回答者対象
・ 広告クリック経験率
※ その他の調査項目について
全選択肢を含む集計結果、年代別の集計結果、フリー回答を含むロウデータについては別途有償にて提供しています。MMD研究所までお気軽にお問い合わせください。
※ 今回調査した全設問項目
・ 次のうちあなたのお仕事について当てはまるものを選んでください。
ー インターネット広告メディア運営者対象
・ 貴社でお持ちの広告メディアの種類について、当てはまるものをすべて選んでください。
・ 貴社ではスマートフォン向け広告枠を販売していますか?
・ 販売形態は次のうちどれですか?当てはまるものをすべて選んでください。
・ 広告掲載の実績はありますか?
・ 受注・あるいは問合せが来ている業種、案件をすべて選んでください。
・ スマートフォン広告に関して、広告主や代理店に対するご意見、ご要望、今後の課題、展望などお聞かせください。
ー 販売代理店の広告企画・セールス担当者対象
・ 貴社ではスマートフォン広告を取り扱っていますか?
・ クライアントに対しスマートフォン広告を提案したことはありますか?
・ 提案時にネックとなっているポイントはありますか?
・ 現状のスマートフォン広告に対して、ご意見、改善要望、今後の展望などお聞かせください。
ー インターネット自社広告出稿者対象
・ 貴社のWEBサイトはスマートフォンに対応していますか?
・ 貴社ではスマートフォン広告の提案を受けたことがありますか?
・ 出稿したスマートフォン広告の配信形態は次のうちどれでしたか?
・ 広告効果はいかがでしたか?
・ スマートフォン広告への出稿について、当てはまるものを選んでください。
・ 現状のスマートフォン広告に対するご意見、ご要望をお聞かせください。
・ あなたが担当されている業態(業種)を教えてください。
ー 上記3業種以外の回答者対象
・ スマートフォンに表示される広告をクリックしたことはありますか?
・ タブレット端末(iPad、GalaxyTabなど)に表示される広告をクリックしたことはありますか?
・ これまでにケータイ(フィーチャーフォン)でモバイルサイトに表示される広告をクリックしたことはありますか?
レポートのダウンロードに関してはお問い合わせください。
https://mmdlabo.jp/contact/
この記事の執筆者
セノオ アキコ(セノオ アキコ)
MMD研究所 編集部員