調査データ
2010年5月14日
iPadの購入意向に関する実態調査
執筆者
MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)では、MMD研究所WEBの登録会員を中心に、「iPadの購入意向に関する実態調査」を実施致しました。調査対象は20~40代以上のビジネスパーソン。有効回答数は635件です。
【 調査結果サマリー(※一部抜粋)】
■ 全体の27.3%が「iPadを購入(予定)」、24.6%が「検討中」
■ 購入予定のiPadの通信規格は「Wi-Fi、Wi-Fi+3G」ともにほぼ同数
■ SIMロックの解除に6割以上が「賛成」
■ 20~40代のビジネスパーソンの約6割が「携帯電話端末を2台以上所有」
・ 調査期間 … 2010年5月11日~ 2010年5月13日(3日間)
・ 有効回答 … 635人
■ 全体の27.3%が「iPadを購入(予定)」、24.6%が「検討中」
20~40代のビジネスパーソン(男女)を中心に、iPadの購入意向について調査したところ、全体の27.3%が「購入(予約)した」あるいは「するつもりだ」と回答した。これに「検討中」と回答した24.6%を加えると、全体の51.9%が購入に対し前向きであることが伺える。ちなみに「購入予定はない」という回答は29.0%であった。
この結果をiPhoneの所有者と未所有者で個別集計したところ、「購入する(した)」と回答したユーザーは、iPhone所有者で38.6%、未所有者で18.4%という結果となっている。
また、購入(予定)者に対しその動機を調査したところ、全体の8割近くが「個人的な興味から」と回答した。次いで約3~4割の回答者が「アプリ開発、コンテンツ制作などの研究目的で」と回答している。
■ 購入予定のiPadの通信規格は「Wi-Fi、Wi-Fi+3G」ともにほぼ同数
購入した(あるいは購入予定の)iPadの通信規格についての調査では、「Wi-Fi版を購入(36.8%)」、「Wi-Fi+3G版を購入(34.3%)」と、「まだ決めていない(28.9%)」を除きほぼ同比率となった。
■ SIMロックの解除に6割以上が「賛成」
iPadの購入(予定)者に対し、総務省が進めている「SIMロックの解除」について賛否を調査したところ、全体の66.0%が「賛成」と回答し、「反対」の7.3%を大きく上回った。
■ 20~40代のビジネスパーソンの約6割が「携帯電話端末を2台以上所有」
20~40代のビジネスパーソン(男女)を中心に、現在所有している携帯電話端末の台数について調査したところ、全体の60.3%が「2台以上所有している」と回答した。また、そのうち14.3%は「3台以上所有している」と回答している。男女別に見た場合、男性の63.2%、女性の47.5%が複数台を所有しているという結果となっている。
※ その他の調査項目について
全選択肢を含む集計結果、年代別の集計結果、フリー回答を含むロウデータについては別途有償にて提供しています。
MMD研究所までお気軽にお問い合わせください。
※ 今回調査した全設問項目
・あなたはiPhoneをお持ちですか?
・現在使用している携帯電話は全部で何台ありますか?
・その他のApple社の製品(Powerbook、iPodなど)はお持ちですか?
・Apple社より新しく発売されるiPadを購入(予約)されましたか?
・iPadを購入(予約)した動機は何ですか?
・iPadを購入(予約)しない理由は何ですか?
・購入したiPadは主にどこで使いますか?
・購入(予約、予定含む)したiPadは次のうちどちらですか?
・SIMロックの解除に賛成ですか?反対ですか?
レポートのダウンロードに関してはお問い合わせください。
https://mmdlabo.jp/contact/
この記事の執筆者
セノオ アキコ(セノオ アキコ)
MMD研究所 編集部員