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国内タブレット端末メーカー別シェアをまとめてみた

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日付:2014/3/13

執筆者:吉本 浩司

国内タブレット端末メーカー別シェアをまとめてみた

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MMD研究所の吉本です。

昨日、当研究所から2014年2月タブレット端末の定点調査結果を発表しました。

ちょうど前日にIDC Japanさんから「2013年第4四半期および2013年 国内タブレット端末市場規模」も発表されていました。

当所の調査は2014年2月17日~19日の3日間でタブレットを所有している人をスクリーニングした結果の調査ですので、IDCさんの出荷台数とは内容が異なりますが、比較して見ると面白いです。

特に興味深いのはベンダー別シェアで、IDCさんの国内出荷ベンダー別シェア(2013年第4四半期)だと、1位はiPadシリーズのAppleで38.6%、2位はNexusシリーズのASUSで15.4%(Nexus7はGoogleとASUSの共同開発で製造はASUS)で当所の発表と近いのですが、3位にMicrosoftのSurfaceが11.0%と驚異的な伸びを示しいます。

それを裏付けるように3月9日の東洋経済ONLINEで「艦これ」が火付け役!タブレット市場に異変 世界シェア2%のウィンドウズタブが日本で台頭」と面白い記事が掲載されていました。ヤフトピにも掲載されたので、読まれた方も多いと思います。

記事ではBCNさんのデータから〝2月のウィンドウズ搭載型タブレットの国内シェアは15%”と書かれていて、その牽引役が「艦隊これくしょん」というゲームです。

「艦コレ」は170万人以上のユーザーが遊んでいて、パズドラと並ぶ大人気ゲームです。今のスマホゲーム市場はパズドラの大ヒットを受けてネイティブアプリに傾向が進んでいますが、艦コレはブラウザゲーム(FlashやJavaScriptで動くゲーム)。

パソコン誌の「週刊アスキー」も昨年12月に「艦これをプレイするのによいのはどのタブレットか?」をネット投票した結果、1位はレノボの8インチタブレット「Miix2 8」だったと発表しています。

BCNランキングのタブレットランキングには「Surface Pro」や「Kindle Fire HD」が集計対象外となっているので詳しくは分からないのですが、このWindows搭載タブレットの異常な売れ行きは世界的にみても日本だけとのことなので、ソフトがハードを牽引するさまは、据置型ゲームと同じ方式です。据置型ゲーム機がスマートフォンで大苦戦になっていますが、据置型ゲームでしか出来ない大人気ゲームが誕生すれば、同じような現象が起こるかもしれませんね。

さて、前置きが長くなりましたが、当所のリサーチ結果では、Surfaceの所有は1.9%でメーカーブランド別では8位とまだまだ低いです。せっかくの機会ですので、メーカー別ブランドシェアを整理し、OS別、国別でシェアを計測してみました。


・所有しているタブレット端末の種類(N=1071)

2014年2月所有しているタブレット端末の種類グラフiPadが47.4%で1位。2位はNexusで15.5%。
これは2013年6月と比較するとiPadで15.1%ダウン、Nexusは6.3%アップしています。
当所では3位はKindle Fireで5.8%、次いでSony Xperia Tabletの5.3%となります。
MicrosoftのSurfaceは8位の1.9%止まりです。


・端末ブランド別の表(ブランド名、メーカー、国、OS、シェア)

※NexusはメーカーをGoogle、国をアメリカと表記しています。
2014年2月タブレット端末ブランド別の表

・OS別シェア(N=978)

※その他(N=93)は除外しています。
2014年2月タブレット端末OS別シェアグラフ
OSはiOSが52.1%と過半数を超えていますが、その他がもしAndroid搭載タブレットであれば、Androidが過半数を超えることになります。端末ではiPadが圧勝ですが、OS差では肉薄しています。


ブランド拠点国別シェア(N=978)

※NexusはメーカーをGoogle、国をアメリカと表記しています。
※その他(N=93)は除外しています。
2014年2月タブレット端末メーカー国別シェアグラフ国別だとアメリカが77.5%と圧倒していますが、NexusをASUSとすると台湾が18.4%となり日本を抜き2位になります。台湾メーカー勢の強さと、日本市場では韓国メーカーの苦戦が明暗を分けています。

次回のタブレット端末所有者の定点調査は10月頃を予定していますが、
Nexusの伸びとWindowsOS搭載タブレットの飛躍が反映されるか楽しみです。

なお、次回のコラムはせっかくですので、上位ブランド別に満足度などを
クロス集計した結果をレポートしたいと思います。お楽しみください。
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この記事の執筆者

吉本 浩司(ヨシモト コウジ)

吉本 浩司(ヨシモト コウジ)
facebook https://www.facebook.com/koji.yoshimoto

MMD研究所 編集長
MMDLabo株式会社 代表取締役

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