スマートフォン、タブレットを中心とした消費者動向や市場調査を無料で公開

リサーチのご相談

プレスリリース

2012年5月22日

スマートフォン等に最適な電子書籍ビューワ「MD HyBook Reader」の提供を開始 / 株式会社 メディアドゥ

記事提供会社

記事提供会社

MMDLabo株式会社






スマートフォンやタブレット端末に最適な電子書籍ビューワ
「MD HyBook Reader」の提供を開始



電子書籍配信プラットフォームを提供する株式会社メディアドゥ(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長:藤田 恭嗣)は、スマートフォンやタブレット端末(iPhone/iPad及びAndroid)向けに、これまでのスマートフォン向け電子書籍ビューワでは実現出来なかった、新しいiPadのRetinaディスプレイのような高解像度の端末における鮮明な画像の表示を可能にした、高機能且つハイクオリティな電子書籍ビューワ「MD HyBook Reader」の提供を開始致します。「MD HyBook Reader」は高画質でファイル容量が大きい電子書籍コンテンツでもダウンロードしながらコンテンツの閲覧が出来る機能を備え、更に端末の画面サイズに応じてページ毎の閲覧と1コマ毎の閲覧の切り替えが簡単な操作で可能な電子書籍ビューワとなっております。これに併せて各出版社の書籍のデジタル化を当社側で実施し、ユーザにクオリティの高い電子書籍を提供出来る環境を整えると共に、当社の持つスマートフォン向け電子書籍ストアソリューション「Contents Agency System(CAS)」を活用して、電子書籍配信ビジネスに参入する事業者を増やしていくことで、日本の電子書籍市場の発展に貢献して参ります。

■背景
スマートフォンやタブレット端末は大画面、高解像度化が進んでいくと共に、ユーザからはより高画質で電子書籍コンテンツを閲覧したいというニーズ高まってきております。スマーフォンやタブレット端末による電子書籍コンテンツの閲覧環境は、電子書籍コンテンツの高画質化によるファイルの大容量化や画面の大きさが違う端末ごとに最適な閲覧方法も異なるといった形で、フィーチャーフォンの時に比べて大きく変化しております。そのような環境の中、当社は日本国内では三社と言われている数少ない電子書籍コンテンツ取次事業者の一社としての電子書籍事業ノウハウを元に、電子書籍コンテンツを快適に閲覧するために必要な機能をトータルで備えたビューワ「MD HyBook Reader」を開発、提供致します。併せて当社では、MD HyBook Readerに最適で高画質な電子書籍コンテンツのデジタル化作業を積極的に推進し、出版社のデジタル化にかかる負担を軽減し、高画質な電子書籍コンテンツの流通量の拡大に向けた取り組みを行って参ります。

■MD HyBook Readerとは
MD HyBook Readerとは、本棚の機能を備えた電子書籍ビューワです。ビューワの機能としては、高解像度タブレット端末の機能を充分に生かすことが出来る高画質な電子書籍コンテンツの表示に対応すると共に、高画質化に伴ってファイル容量が大きくなる電子書籍コンテンツについてもストレス無く閲覧することが出来るプログレッシブダウンロードに対応しております。また、画面の大きなタブレット端末ではページ毎の閲覧、スマートフォンなどの画面の小さな端末では1コマ毎に閲覧するためのトレースズームに対応し、端末毎にその閲覧方法を切り替えることが可能な機能を備えております。本棚の機能はマルチデバイスに対応し、自分の本棚に並んだ本の一覧がいつでも、どのデバイスでも同じ状態にすることが可能となっております。また、自分の読みかけの本のページ位置やしおりの同期も可能となっており、ユーザに新しい読書のスタイルを提供することが可能となります。

【高画質なコンテンツ】
一般的にスマートフォンで閲覧されている電子書籍は、縦が1,024ピクセルで制作されているものが殆どとなっておりますが、新しいiPadはディスプレイが1,536×2,048ピクセルとなっており、本を見開きの形で表示した場合でも元の素材から引き伸ばされてしまい、高解像度のディスプレイの長所を充分に活用出来ない状況となっております。MD HyBook Readerで閲覧する電子書籍コンテンツについては、縦を1,536ピクセルという高画質な形で制作することを当社側で積極的に行っているため、新しいiPadのRetinaディスプレイでもその機能を充分に生かしたクオリティの高い作品として販売することが可能となります。



【プログレッシブダウンロード】
スマートフォン及びタブレット端末向けの電子書籍配信サービスでは、1巻毎の販売が一般的となってきており、これまでの1話毎の販売に比べて1コンテンツのデータ量が標準的な1,024ピクセルで制作したものでも約40~50MBと大きくなってきております。また、高画質な1,536ピクセルで制作したコンテンツではそのファイル容量は約80~100MBとなっており、標準的なものに比べさらに大容量となっております。これまでの電子書籍ビューワでこれらの大容量の電子書籍コンテンツを閲覧するためには、全てのファイルをダウンロードする必要があり、ダウンロード完了までの時間が非常に長くかかってしまい、ユーザのストレスとなるばかりか、電子書籍配信サービスを普及させるための障壁にもなっておりました。MD HyBook Readerではダウンロードしながら閲覧が可能となるプログレッシブダウンロードに対応し、ユーザにストレス無く読書できる環境の提供が可能となりました。これにより、1巻毎の販売や高画質なコミック、カラーの雑誌や写真集などのデータ容量の大きなコンテンツの展開も可能となります。



【ページビュー/トレースズーム切り替え】
スマートフォン及びタブレット端末向けの電子書籍配信サービスでは、端末の画面の大きさが多岐に渡っているため、画面の大きなタブレット端末ではページ毎の閲覧、スマートフォンでは1コマ毎の閲覧といった画面サイズに応じた本の閲覧環境を整えることが課題となっていました。MD HyBook Readerでは、制作した1つのコンテンツのファイルをページビューと、コミックのコマ毎を最適な拡大率で表示させると共に、コマの移動が片手でもスムーズに出来るトレースズームの両方で閲覧する機能を取り入れ、スマートフォン及びタブレット端末でも画面の大きさに応じた閲覧環境を提供することが可能となります。



【本棚機能】
MD HyBook Readerの本棚はマルチデバイス(iPhone/iPad及びAndroid ※今年中にはWindowsも予定)に対応し、自分の本棚に並んだ本の一覧がいつでも、どのデバイスでも同じ状態にすることが可能となっております。また、自分の読みかけの本のページ位置やしおり、検索履歴といったお客様の情報もマルチデバイス間で同期され、自宅でタブレット端末から読んでいた続きを通勤中のスマートフォンで読むといった新しい読書スタイルを提供することが可能となります。今回、株式会社手塚プロダクション様のご協力により、MD HyBook Readerの本棚には「ブラック・ジャック」の1巻の立読み版をプリインストールしており、その高画質なページとトレースズームなどの機能をお試しいただくことが可能となっております。



■書籍のデジタル化の推進
電子書籍配信サービスにおいては、XMDF、.book、ePub、など複数のフォーマットが存在することで、書籍をデジタル化して様々な電子書籍配信ストアで販売するための各出版社のコストが大きくなってしまうことが課題として挙げられておりました。当社はこの度、クオリティが高く、複数の端末でも柔軟な閲覧方法が可能となる仕組みを開発いたしましたが、プログレッシブダウンロードやトレースズームに対応するための書籍のデジタル化は新たに作業が必要となります。この新しい仕組みに適応する書籍のデジタル化の作業を全て当社負担で実施することで、出版社が新たにコストをかけずにスマートフォン及びタブレット端末に最適な電子書籍コンテンツを提供でき、ユーザがもっと便利に電子書籍配信サービスを活用する環境を整えることに尽力致します。

電子書籍ビューワ「MD HyBook Reader」に関するお問い合わせやご質問は以下の問い合わせ先にお願い致します。

≪本件に関する問い合わせ先≫
株式会社メディアドゥ 営業部
担当:星名、藤本
TEL: (03)5212-1101
E-Mail:system_info@mediado.jp

≪報道関係の方からの問い合わせ先≫
株式会社メディアドゥ 管理部経営管理課
担当:内田
TEL: (03)5212-1101
E-Mail: contact@mediado.jp

≪会社情報≫
株式会社メディアドゥ
http://www.mediado.jp/
(本社)愛知県名古屋市中区錦一丁目4番16号 日銀前KDビル9F
(東京営業所)東京都千代田区一ツ橋二丁目5番5号 岩波書店一ツ橋ビル6F
(徳島木頭事業所)徳島県那賀郡那賀町木頭和無田字イワツシ5-23

スマートフォンやタブレット端末に最適な電子書籍ビューワ
「MD HyBook Reader」の提供を開始


会員登録をすると、
調査結果の詳しいファイルを
ダウンロードできます。